尾瀬国立公園の尾瀬ケ原で、ユリ科のキンコウカやイネ科のヌマガヤなどの草が色づく「草(くさ)紅葉(もみじ)」が見ごろになった。黄土色に染まった湿原に、ハイカーたちも思わず「素晴らしい」と声を上げた。
好天に恵まれた6日は人出が多く、至仏山(標高2228メートル)や燧ケ岳(ひうちがたけ)(同2346メートル)を背景に写真に納まり、木道沿いの休憩所で弁当を開くなど、それぞれに秋の一日を楽しんでいた。
樹木の紅葉は、ウルシやナナカマド、レンゲツツジなどが赤や黄に変わってきたが、気温が下がらず、総じて平年より遅れぎみという。【毎日新聞】
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