瑞城窯 *みずきがま*  まぁ、ぼちぼちと・・・

顔に似合わず繊細なうつわを日々焼いております

クラフトフェアまつもと

2012-07-10 | クラフトフェア

 

かなり今さらかもしれませんが、クラフトフェアまつもとの話を

 

 

 

僕の出展は、10年以上振りでした

今回まず思ったのはやはり、「お客さんが多い」   「多い」というひとことでは許されないレベルに

晴天に恵まれたから?いやいやこの感じなら雨降りでもおそらく人がわんさかな事でしょう

 

「人が多ければいいってもんでもないよ」

そんな話を仲間とした覚えがあり、それは正しいと思っているのですが

やはり 作品をたくさんの人に観てもらえるのは単純に嬉しいし

イヤラしい言い方かも知れないけど  実際問題「観てもらってなんぼ」ではあります

 

あの日あがたの森で

「今までがんばってつくっててよかった」

そうつぶやいた作家さんも多かったんじゃないでしょうか

 

店番をしながら僕は

「なんでクラフトフェアまつもとは、ここまで人が集まるんやろ?」

今さらながらに考えたりしてました

 

結局 ちゃんとした答えは見つからなかったんですが

 

たいていのクラフトフェアなら僕は

そこそこ出来る暇な時間(そこそこで済まない時も多し 笑)に

他の作家さんの店で油を売る、なんてのが多いんですが

ここあがたの森では トイレ以外よそに行くひまもありませんでした

 

そのとき見かけた ハンモックでまどろんでられた男性

彼が出展者かお客さんかは分かりませんでしたが

とっても気持ちよさそうだったな~

案外あんな風景に クラフトフェアまつもとの魅力の秘密が隠されてるのかも知れないですね

 

 

10年以上前の初出展

当時3才くらいだった息子が売り場を離れて迷子になり

中々見つからず不安になったカミさんが110番すると

その年は 神戸や奈良で子供が被害に遭う悲惨な事件のすぐ後というのもあって

駆けつけた刑事さんは4人

 

しかしその後 お客さんが見つけてくれた息子は

僕の店の真向かいの植え込みの中

つまり大騒ぎしてた数時間 おそらくずっとそこでマイペースに遊んでたんでしょうね

 

その節は 色んな方にご迷惑をお掛けしました

 

カミさんと

「絶対もう来年は選考に落ちるやろね」

そう言ってたものですが

たしか翌年も行けたんです、あがたの森に

 

クラフトフェアまつもとさん、ふところ深い!

 

 

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今は高さ100cm位の植え込みはもちろん、僕の身長も超えた高三の我が息子

親をちゃんと「反面教師」にしてるのか、大学に行くつもりみたいです

まあ、まだまだ迷子になる事もあると思うよ~頑張れ~