旅 ・ 懐かしいもの探しetc

 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

福島県 塙町 ・ 木の博物館

2017年04月30日 | 観光地ではない旅行
木の博物館  ※1号館から6号館まであります

玄関にあった趣きのある看板
前には大木が…


1号館2号館  右手奥が1号館


1号館の館内
杢目のコーナー


木の温度体感
実際に触れてみると木の中心部と外側近くでは ハッキリと温度が違うのが分かります


大木
比較するものがないと大木の巨大さは判りにくいですね、スミマセン。m(__)m


名前を記した板は、その木で出来ているそうです。名前も半分以上読めません。
木には種類が1000種ほどあり、このうち60種程度が展示されているそうです。


木の大切さの説明板
『休』 という文字は人が大木に寄りかかっている姿とか…、全部読むと木が無くてはならない存在だと感じてしまいます。


木と石やコンクリートの感触比較
欅や桂などの木版の踏み台と石やコンクリートの踏み台との足裏に感じる感覚を比較できる展示です。 石は兎も角、コンクリートが一番嫌な感じを受けます。優しいのはやはり天然木。


木道
各展示館1号から2号、3号などへの通路は分厚い木道が続きます


2号館
銘木を使った製品や銘木板が展示? 販売?


銘木の価格を尋ねてみました
立て掛けてある奥から3番目の板は薄くて軽くて目が詰んでいるので100万円、手前のテーブルは厚くて重いので40万だそうです。


3号館4号館




館内展示・販売品
2号館から6号館は販売目的の製品展示になっているようです


価格は一切表示されておらず館主さんに1点づつ尋ねる方式です。


記念に
〇を残すより品物を残す…という貼り紙も


でも、金額的に私に手が出せる額ではありません ((+_+))


木像 【これが本当の木偶人形?】




館主の吉成和也さん、吉成銘木店の何代目かの当主さんだそうです。
木を見ただけで即種類と名前を判別される達人で、色々と親切に御教示戴けました

銘木は、軽くて目が詰まっている方がよろしくて、板状のものは薄い方が良いそうです。
【厚くて反りが出にくいのは当然で、薄いのに反りが出ないものだけが薄く出来るということらしいです。薄くても厚くても20年やそこらで反りが出るのは良い木ではないということです】

会津地方の木製椀などは漆塗りでも朱色や黒色などは、塗料や色素が入っている分100%漆塗りより強度が落ちるために長く使っていると色剥げが出て来る。

漆だけ・それも質の良い漆を良い職人が塗ったものは半永久的に剥がれないそうですが良い職人さんが少なくなっているとのこと。

私も低価格の漆塗りの木製カップを1つ求めようと思いましたが、会津で購入すれば外観上は同じものでも 此方は数万円なので断念しました。次回まで倹約してなんとか購入したいものです。




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