長崎県西部の平戸大橋を渡ると古代から松浦当主や旧・松浦藩が治めていた地域が広がり、平戸城も鎮座します
島の東側の細い道を進むと名も知れぬ小さな漁港や商店、民家の集落があちこちに点在します
川内地区
外壁が総板張りの暖かな家
郵便を取り扱う雑貨店兼タバコ屋さん
軒を連ねた民家
道幅は狭くとも邪魔になる物品放置やゴミの散乱はありません
川内かまぼこ この辺りでは『スボ』と言います。
この蒲鉾屋さんが美味しいとの情報で・・・
JAL国内線ファーストクラスで提供している長崎市長賞の『金すぼ』とか、表彰された商品がたくさん
狭い店舗には表彰状や表彰盾・トロフィーだらけです
狭い店舗に狭い製造工場で、蒸しあがったばかりのスボを石臼で冷ましているところでした
アゴと呼ばれている飛び魚を使った味が絶品のスボと金スボを注文しました。
忙しいのに わざわざ出来上がりをひとつづつパックして6個・2パックを作ってラベルを貼って渡してくれました。
簾のようなパイプで包んだ蒲鉾を丸ごと握って左右から絞るとストローみたいなパイプが外れるので、そのまま丸かじりしていました。
前には 色がグレーで蒲鉾の中にプチプチとした魚の骨が入っているのが普通でしたが店主さんに聞くと『あ~、アレ旨かったですよね』『昔は魚の血合いや骨も砕いて一緒に練っていたから。今では一切食べられなくなりました』
とのこと。 見てくれを優先するなんてのは時代の流れでしょうかね
蒲鉾に わさびを少し乗せて、醤油で食べる。
イタワサ って言うんですか?? あれが やりたいんですが・・・
スタッフにも説明の仕方が分からず・・・
何でも手に入るようにはなって来ましたが
こういうチョットしたモノが 見つかりません。。。
ツマミに最高ですよね。
スボはそのままでも魚の味があって美味しいです。昔の濃い灰色でポツポツと骨が入って歯触りが良かったのですが最近は異物が入っていると苦情になったりするそうです。