
目黒区にある碑文谷公園で冬の風物詩、雪吊りが見られるというので、買い物帰りに寄ってみました。
雪吊りといっても何種類かあるそうで、ここでは2種類が見られます。
こちらはりんご吊り、といわれる雪吊りです。
りんご吊りは、金沢兼六園等北陸地方でよく見られる雪吊りです。
先端から放射状に荒縄が張られ、枝の下に竹を敷いて支える方法です。
そしてこちらは江戸前風です。
枝全体を竹で丸く囲み、その竹に等間隔で縄を張っています。
先端に桟俵法師(さんだらぼっち)という飾りがあるのが特徴で、主に装飾用として行われる関東地方の雪吊りの方法です。
どれも冬景色の風情を感じられていいものですね。
東京ではまだ本格的な雪は降っていませんが、雪が降るとなお一層絵になるのでしょうね。
雪吊りを見ながら歩いていると、梅かしら…と思わずパチリ。
木の札を見たら、十月桜でした。
この他にも花壇に季節のお花が咲いていたりと…
春になるとまた楽しめそうです。
そしてこの公園では今はお休みですが、3月-11月までボートを楽しむことができます。
鳩にえさをやったり、親子連れもたくさん来ていて、区民の憩いの場になっています。