心理カウンセラーの眼!

孤立無援の・・君よ、眼をこらして見よ!

虚妄の時代に!

2010-12-31 09:28:27 | 世界に意味は無いのか!
こんにちは、テツせんです。
2010年も大晦日(おおつごもり)となり、文字どおりすっかりおしつまりました。

今年は去年にもまして、わたしたちをとりまく状況はさらにきびしく、
真剣に立ち向かってもなお手強い一年でありました。

個人の心理カウンセリングの現場においては、
心の病であることの自覚に乏しい、
いいかえれば病がいっそう拡散・拡大していく様相があらわれています。

この変容する《時代》の中で共に歩まれる皆様ひとりひとりにとっては、
どのような一年でありましたでしょうか?

当ブログのメッセージが少しでもみなさまの考え方のサポートになることだけを願ってきました。

今年、ブログに掲載したおもな記事をひろいだしてみると、

「懐かしいひと 若松孝二監督」
「中村うさぎの女性観をみる!」
「恋愛依存症という心の病!」
「『1Q84』村上春樹の世界観!(その1・記憶からその9・書き換えまで)」
「親殺しに至るひきこもりの理由!」
「西原理恵子のたたかい方」
「村上春樹の文学」
「ゲゲゲの女房・紙芝居師」
「食べ友求む!という心の病理」
「感動をウリにする第5次ビジネスの正体!」
「ツイッターというオモチャ」
「政治(家)という日本的幻想」
「女子高生の凶行のメカニズムとは」
「心の病気と治癒」
「心と身体の病理のちがい」
「色川武大の旧約聖書」
「心の病気と生活保護支援」
「大相撲野球賭博報道のミスリード」
「旧約聖書のヨブ記と色川武大」
「ジャニス・ジョプリンのサマータイムを聴け!」
「帝国の妄想と戦後の依存症」
「原爆忌と日米指導部の欺瞞」
「戦争を問うシモーヌ・ヴェイユと現代日本」
「沖縄興南、春夏連覇 おめでとう!」
「断崖に迫るグローバリズムの洪水」
「超消費社会の日本の病理Ⅰ」
「戦後詩人のつき刺すいかり」
「貧困と超消費社会の日本の病理Ⅱ」
「心の病を生きるということ」
「官僚支配にゆだねた民主代表選 」
「胎乳児の心の世界 」
「外交から回避逃亡する日本的性格 」
「映画 「悪人」に見る、現代日本 」
「民主主義という支配の思想・その1からその3」
「エセ民主主義支配の米国! その1からその2」
「戦後民主主義教育・生徒会の茶番 」
「子どもの教育を放棄した文科省指導 」
「子どもが生きられない社会!」
「宗教教団の敗北と堕落 」
「無邪気な憂国のあやうさ!」
といったようになっています。

昨年の年末のブログには、次のように書いていました。

*-『掲載された記事のすべてにわたって
今の日本と日本人が抱える心的な問題、
とくに現代という時代の強迫性= 個々が無意識に抱える強迫意識と、
古代に由来する日本語に固有の関係意識と了解意識の病理性とを
指摘しつづけてきました。

政治・社会にかかわる者も、
文化・芸術にかかわる者も、
この問題指摘の意味を理解できなければ、
本質的なことには一指も触れられないし、到達できないだろうということは言えるでしょう。』-

なかなか鼻息の荒い性格がでていますが、
今回もまたおおむねこういうことは言えるだろうと思います。

またそのあとの予見通りに、この一年で、この国の政治家たちは
「無能が生む欺瞞とはこういうことだ」ということを身をもってしめしてくれたわけです。

かれらの類のものすべてと訣別しなければならない時がきている。・・

なぜならなおも、わたしたちは
《代替不可能な個 》としての存在に至るために、
この傷だらけの存在を懸けて、

『 のほほんとして楽しく心ゆたかに生を全うする』ために、
渾身の力をふりむけていかなければならないのだから。・・・

さいごに、
昨年同様の感謝の言葉でごあいさつを申しあげたいとおもいます。

今年一年、
みなさまのご支援のおかげで
わたしの無骨なブログを書きつづけることができましたことを
心から感謝申しあげます。

みなさまにとって来年が輝ける年になりますよう
お祈り申しあげます!

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