金メダルのふとん屋さん

ふとんの専門家、1級寝具技能士(ふとん職人)が見た物、感じた事を徒然なるままに・・・by「ふとんのコクボ」

ごまかす

2016-09-10 20:15:13 | Weblog

江戸時代の文化・文政年間に、「胡麻胴乱(ごまどうらん)」というお菓子があり、
小麦粉にごまを入れてこね、焼き膨らましたこのお菓子。

ごまのよい香りはするけれど、なかはからっぽで、餡も入っていませんでした。
そこで人々は、見かけはよいけれど中身のないもののことを、胡麻菓子(ごまかし)と言うようになり、
これが転化して、人目を紛らすことの意味に使われるようになったそうですよ