旧渥美町役場・駐車場南に咲いている緋寒桜。
釣り鐘状の花が特徴で花の色は白から濃いピンク色まであり
中国南部から台湾にかけて分布する桜で、
日本でも主に沖縄県で野生化し、
沖縄で「桜」と言えばこのカンヒザクラを指す。
関東より南でも植えられていて、2月から3月にかけて花を咲かせる。
ヒカンザクラ（緋寒桜）と呼ばれることもあるが
ヒガンザクラ（彼岸桜）と混合されやすいため、
近頃はカンヒザクラと呼ばれることが多い。
その緋寒桜が咲いている駐車場には
高校受験生の親が車の中に落ち着かない様子で
我が子の「桜」が咲く
のを待っていた。