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暑い 尖閣もかぁ

2012-07-29 13:29:16 | 極東古史考



人民日報は中国共産党中央委員会の機関紙である
これを巡って 中国のネット界は甲論乙駁である
昭和28年1月8日 吉田茂首相がバカヤロー解散をしてしまった年
テレビの本放送が始まった年
 
米軍占領下の琉球人民の反米闘争の記事だ
尖閣諸島は琉球群島に含まれるとある

中国も 韓国も歴史的経緯などと言うが
要は 資源が欲しいだけである 歴史を持ち出すのは彼らの方便にしか過ぎない

国際司法裁判で決着などは彼らがもっと嫌がる事である
それをしたら 自分たちが不利になるのは分かっているからだ

だから言を左右して当事国で話し合いに持ってゆきたい
一般漁民を盾に 既成事実を積み重ねて 尖閣を自国領にしたいだけなのは見え透いてる
彼らは力を持ってる国が権利を主張できると信じている
弱いものはゆうことを聞くべき 
逆に不利になれば 自分たちは被害者であったと主張するだろう
愛国無罪 被害者無罪 弱者無罪 強者無罪と 手段を選ばない

もちろん歴史的いきさつを理解してる人も多くいる が それをゆう雰囲気はかの国にはない
身の安全すら保障されぬ可能性が高い だから知らぬふりをする

彼の国の庶民がそうなのか 政府がそうなのかわからないが
我々は ノーを言い続けなければ 彼らの執拗さに根負けしてしまう
ノーはノー それを言い続けるか 国際裁判に持ち込むか どちらかしかない
妥協できぬことはできない 
腹を据えて たとえ恫喝されても 戦争を辞さない姿勢は必要だと思う
一度イエスを言えば 次なるイエスを期待し要求してくるのは自明の事だ

いちいち反論は無用だ
ほっとくと まるで何もなかったように初めからまた同じ事を言い始める
議論を深め 真実を探すことができない 常に這入り口から 先に進まない
互いに事実記録を出し合い本当はどうであったかは 関心がなく
彼らにとって重要なのは 今この瞬間 自分たちが優位に立てるかが重要であって
過去の真実を知る事には 関心がないのだ

疲れる隣人たちだ
人であれば 引っ越すのも一つの解決策ではあるが
国は引っ越しできない

恫喝されれば 受けて立つしかない
勝ち負けの問題ではなく 自分たちの自尊自立のためが理由だ

慢心驕り高ぶるものには必ずそれ自体が弱点となる
冷めた目で彼らを眺める
弁多き者は 必ず隠れた意図を忍ばせている
挑発の真意を分析し 挑発に感情的に熱くならず
違法操業 領海侵犯した場合 拿捕も一つの手段
法律を施行しただけであるので 国際社会からは非難されることはない

中国あるいは韓国の世論が熱く理性を失えば
それは我々のチャンスでもある

傍観している国々も タフな国に味方する
利害損得を計算して勝てそうなほうへ賭けるのが普通だ
初めから逃げ腰の国を応援する国はない
自分から喧嘩は売らない平和主義者であるためには
売られた喧嘩を買う胆力も必要だと思う

政治家も外交官も官僚も 個人としての考えと公人としての考えは区別すべき
公人として 国民の生活 生死を背負ってる責任を自覚しなければならないと思う
全ての人が庶民化してしまった
いつの時代でも 庶民はわがままで 甘ったれで 判官贔屓である
喧嘩っ早く 武力に弱く 情のもろさは 美点でもあり 致命的でもある

個人的には 吉田茂宰相みたいなタヌキ親父が政治家にはいい
才能が際立った織田信長より 戦国を終わらせた徳川家康のほうがいい

追記


二酸化炭素CO2が温暖化の原因の一つである事は事実だが
多様な要因の一つにしか過ぎない
また 温暖化に向かっているのか ただの一過性の変動であるのか 寒冷化に向かっているのか
それもわかっていない



こうゆう仮説もある
地震予知と同じで まだ未発達の分野でもある

猛暑が続く
熱い空気の巨大な泡が列島を覆っているためだ
東電管内で 今年は 最大使用電力は85%を下回っている
原発は一機も稼働していない それでも節電の努力で停電は起きていない
原発は即時停止しても 火力発電でコストが少し上がる
安全はタダでは手に入らない
耐用年数の来た原子炉を停止してゆけばいずれ原子炉は0になる
人は電気なしで暮らせないのも事実だ
また原子炉は 廃棄処分費用 事故の費用を考えれば火力発電よりコストがかさむ
自然エネルギーだけでは総電力はまかなえない

火力発電のように比較的安全な核融合発電の実用化に政府は投資すべきだろう
使用済み燃料を何十年も冷却し続け また最終廃棄処分にも多額の費用と 処分用地確保に困難な核燃料より
簡単に自動停止でき 放射能の危険がけた違いに少ない核融合
あと十数年で実用化可能と思う
現在も福島原発は 燃料の冷却を続けている
原発の事故処理はあと数十年続く 終わったわけではない
30キロ圏内はあと十数年 それ以上か? 人は住めない
初めからわかっていた事だ

原子炉の暴走があの時点で止められたのは幸運であった
遅れれば 福島茨城宮城を無人化しなければならなかっただろう
下手すれば首都圏東北が 要するに東日本が機能不全に落ちいるところだった


今日は一人であるので 夕方までエアコンはいれず 扇風機で暑さをしのぐ

昨日は 珍しく オリンピックの開会式を見た
いろいろ考えた

United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland

イングランド スコットランド ウェールス 北アイルランドから成り立つ連邦王国である事を再確認した
つい イギリス一国としてしか感じていなかったが 連合国家であった
日本も文化民俗を考えれば
北海道 関東 関西 四国 九州 沖縄と風俗言語のかたまりがある

道州制の論議があるが 
歴史的に見れば 日本は2000年前から天皇制連合国家として発展してきた
江戸幕府をひらいた徳川家すら日本の唯一の絶対君主にならなかった

違いの多い日本各地をまとめるには軍事権を持たない象徴としての統一機関が必要だった
もし 天皇制度を破壊していれば 日本各地は四分五裂し 実力で覇を争う独立国家群となり
武力 経済力による国内対立が現代に続いていただろうし
明治革命もなく 分裂による各地の消耗により アジア辺境の発展途上国群となっていただろう
現在の日本だって 東西の対立や反目はある
放っておけば 地域紛争になる

英国をまとめているのは イギリス王室であり
日本をまとめているのは 天皇家である
力を持たず 人々の信頼と尊敬と精神的柱としての存在機関である

奇妙な事であるが 自前の軍事力政治力経済力を持たないことによって
大多数の人々から支持されている
精神的シンボルとしての存在が 形而下の出来事を目に見えない形で決めてきた様に見える
日本や英国のような辺境の島国が現在ある姿になったのも この制度のおかげと思う
特定の誰かが 力によって制度化したものではなく 不文法のように自然に生まれてきた制度だ

もう一つは 英国の世界への影響力のすごさだ
産業革命 資本主義経済 科学 哲学 生物学の発展 服装 音楽の分野に至るまで

全世界が ポップスを 洋服を着て 司法制度を真似
生産機械 動力機関 車 軍事兵器に至るまで
その基礎を完成させた 
確かにUSAはすごいが その礎を築いたのは 英国やフランスの移民たちであったのは事実である

残念ながらアジア発祥の全世界に影響を与えた事例は少ない
コピーし改良しオリジナルよりいい物を作る能力はあるが
真の意味での 創造力は 日本では未だ育っていない
もう他者ばかり追いかけ 真似をするだけの安易さを捨て
自分で工夫し 誰もが考え付かなかった論理を発見する
日本がこれから目指すのはオリジナリティーだろう

世界相手に戦って フルボッコにされてから67年
まだ日本は存在している
12000年前の縄文の新石器時代からここまできた
そう簡単にはなくならないだろう


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