建築・都市空間の考働美学

建築・都市環境とその周辺をめぐり日頃、考えながら働き実践し湧き上る考働の美学を試みたいと思います。

建築作品VOL2

2007年06月11日 | 建築設計
北海道庁のプロポーザルで最優秀賞をいただいた
プロジェクトマネジメント(PM)や
コンストラクションマネジメント(CM)業務も含む
企画設計でした。

総延面積約9000㎡の15階建てで、横の長さは100m近くあります。

札幌の中でもスケール感のある建築物である為、景観的なデザインとしては
近隣とのスケール調整で街路や公園に対し低層階で街路景観スケールをなじませ、高層棟をセットバックされてます。

そのため、高層マンションとしては一般的のセットバックと違い。コーナー外壁2面を連続セットバックし、しかも低層部集計デザインフォルムを段階構成的にデザイン表現することにより、写真ではわかりにくいですが、実際訪れると、同種の一般高層マンションと比べより一層、景観への応答性を高めたフォルムとなって
表現されてます。


高層棟自身は街路に対しては建築物を開放性を高め水平ガラス開口を積層され、公園側にはモニュメンタルな象徴性を遠景中景近景の各景観要素に呼応すべくデザインされてます。

外装タイルは近隣の色の状況具合を勘案され、樹皮色系と雪色の2色を、この周辺の樹木の枝のイメージから幾何学的な2色ボーダーの繰り返しで街路、公園、エントランスに対してアクセント的な要素のデザインを与えられてます。

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