6匹のねこ
ネコと生活
小スズの旅立ち
2022年6月8日10時15分
小スズ旅立ちました。
出会ったのは2004年夏、うちの子になったのは2005年3月でした。
インスタでは18年一緒に暮らしたと書いたけど、ブログ見直したら出会って18年でした。
ブログ書いてて良かったなと思います。https://blog.goo.ne.jp/4cat/d/20050311
コスズは保護したときに成猫で1歳位でした。
改めて当時の写真を見ると、なかなかの迫力と貫禄です。
高齢になって体重も落ちてきてはいたのですが、血圧と甲状腺の投薬で食欲もあり、モモと2匹になった後も穏やかな日々を過ごしていました。
3月中旬からごはんを食べたいけど鼻が利かないようで食べなくなりました。
喉頭の腫瘍が原因でした。シリンジで食べさせると嫌がる、でも自分では食べない、体重も落ちてきて胃ろうをすることを決めました。
胃ろうは8年前、ちぃの経験があったので食欲はあるコスズを空腹にさせたくないその思いだけでした。
5月1日に手術、気管を通せないので開腹となり2泊しました。
術後コスズが毛づくろいしようとして歯が服に引っ掛かりチューブを引っ張ることや皮膚が安定せず、早朝に病院に連絡したこともありました。
カラーを着けるようになって5月下旬、皮膚や胃ろうも安定し、次回は3週間後の診察でいいことを先生とも話していました。
どんな状態でもコスズはタワーに登ろうとしたり、夜は階段を使ってベッドまで来ていました。
亡くなる前日、胃ろうをして初めてコスズが午前・午後とごはんを吐きました。
食べたくないのかな、様子見ることにしました。
朝方4時頃、コスズが私を枕もとでじーっと見ていました。呼吸が苦しそうなのによく上ってきたなぁと思いました。
不安だったのかな。
コスズを抱っこしてリビングに連れていき、コスズの横に枕を置いて一緒に横になりました。
仕事も午前中は予定がなかったので急遽休むことにしました。
実はコスズの胃ろうと同時期にわたしは腰を痛めて、一緒に横になっていることが多かったのです。
空が少しづつ明るくなってきたのでいつも通りカーテンを開けて、モモのごはんを準備してまたコスズの横にいました。
とにかくずっとコスズに向かって話していました。コスズはそんな私をじっと見ていました。
いつの間にか自分のベッドから私の横に来て寄りかかっていました。
コスズは左脇、モモは右の頭辺りにいたので2匹と一緒に撮りたかったけど別々に。
そのあとコスズはいつものように水を飲もうとしてか起き上がり向かっていたらソファのところで立ち止まり上を見上げました。
どうしたのかな?と思ったら次の瞬間コスズがよろよろとなったので抱っこしました。
静かな旅立ちでした。
朝方コスズが私のところに来たこと、午前だけ急に休めたこと、コスズに話し続けたこと、何度も呼んだり唄ったりしたこと、コスズが最後に私に寄りかかったこと、抱っこで旅立ったこと、これはコスズの成せる業だね、さすがコスズくん。
かっこいいよ。
ありがとう。
小スズくん、みんな、モモとふたりの生活が始まったよ。
みんなの愛を受けた末っ子モモがびっくりするほどよく話しかけてくるよ。
当たり前に膝に来て、コスズと同じように私の顔を見てるよ。
出会った奇跡、家族になったこと、こんなに愛おしい思いをさせてくれてありがとう。
今日も愛してるよ。
小スズくん、みんながお迎えに来てくれたよね。
よろしく伝えてね。
小スズくん、またね。
いつも小スズくんが座っていたエプロンを少しだけど持って行ってね。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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旅立ったんですね。
寂しいよ😢
天国で、きなこちゃん、スズちゃん、ちいちゃん、タンゴちゃん、クリス君に会えたかな?
ありがとうございます。
天国で「ろくねこさんちのコスズ」とかネコ同士で話してたりしたらおもしろいのになぁって