山梨県笛吹市(元・東八代郡一宮町)に鎮座する甲斐国一宮「浅間神社(あさまじんじゃ)に参拝。6月30日の大祓に向けて随神門には茅の輪が飾られています。
夏越大祓(なごしおおはらえ)の茅の輪くぐりの神事 参拝作
先ず茅の輪の前にて一拝し、一回目の大祓の神歌をとなえる。二回目、三回目も同様に。
大 祓 の 神 歌
一回目の歌
思うこと 皆つきねとて 麻のはを
きりにきりても 祓ひつるかな
二回目の歌
水無月の 夏越しの祓い する人は
千年(ちとせ)の命 延ぶるといふなり
三回目の歌
千早振(ちはやぶ)る 神の御前(みまえ)に 祓ひせば
祈れることを 叶わぬはなし
社殿は東向きにあり、南の随神門から入ると真正面に見えるこの神楽殿が印象的です。
御祭神はもちろん「木花開耶姫命」。河口湖町の河口浅間神社(かわぐちあさまじんじゃ)、市川三郷町の一宮浅間神社(いちのみやせんげんじんじゃ)と共に「甲斐国浅間神社」の論社とされています。
北口には立派な両部鳥居。
御祭神・御由緒
第十一代垂仁天皇八年(約二千年前)正月始めて神山の麓にお祀りされた。今ここを山宮神社と称して摂社となっている。第五十六代清和天皇の貞観七(八六五)年十二月九日木花開耶姫命を現在の地にお遷ししてお祀りされている。甲斐国の一宮(いちのみや)であって延喜の制に於ける名神大社である。明治四年五月十四日国幣中社に列格。本殿は入母屋向拝造銅板葺、拝殿は入母屋唐破風向拝造銅板葺である。境内は三、三九五坪(1ヘクタール余)
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