ブログ やさしい雨が降る

いちじく(2)

 お友だちのおばたさんが子どもの頃、故郷広島では「トウガキ」と言ったそうですが、この「いちじく」聖書にはたくさん出てきます。田舎に帰る直前の8月28日にえみこさんから下記の質問を受けておりました。

   >巷では アダムとエバが裸を隠すのに
   >無花果の葉を使ったとなってますが
   >聖書は 神さまが動物の毛皮で作って下さったですよね。

 この辺の話は聖書を読んだことがない方もどこかで触れたりしておりますよね。
えみこさんへのお返事ついでにここへ書きますので、興味のある方は先へどうぞ♪
いちじくが聖書の中に初めて出てくるのは、えみこさんが「巷では」と書かれている通りです。蛇に誘惑されて食べてはいけない木(善悪の知識の木)から実を取って食べてしまった場面です。

(聖書の創世記より)
   このようにして、ふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸で
   あることを知った。そこで、彼らはいちじくの葉をつづり合わせて、
   自分たちの腰のおおいを作った。
                        (3章7節)

えみこさんが書かれた「動物の毛皮で作っては」アダムとエバが命令を守らなかったゆえ、エデンの園を追い出されるときに神が憐れんで作ってくださったのです。

   神である主は、アダムとその妻のために、皮の衣を作り、
   彼らに着せてくださった。
                        (3章21節)

 科学の進歩で「人間は何を手に入れ、何を失ったか」というような言葉をよく聞きます。
ここが出発点かしら、と時々思います。

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