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入道雲の下で笑う

突発的現状と生活の記録。佐賀から広島、東京へ。どこにいても、いろんなこと考えながら生きています。

TYC第三戦

2013-05-24 13:38:18 | ヨット
強風レースとなったTYC第三戦。
チームとしては久しぶりの強風レース。

風速が8~10m/s程度で、昨日からずっと南風なので
波で叩かれるコンディション。ジブは2番を選択。

スタートは本部船サイドからフレッシュでのスタート。
スピードはついていたが、120%程度のパワーなので、
どうしてもヒールして流れてしまう。

ポートロングだったこともあり、早めに返してロングを走る。
艇団がはっきりと右と左で別れる、僕らは右コース。
このコースが成功だったようで、
そこまで中型艇、大型艇に遅れることなく上マークを回航。
たしかこの時点で着順がABの両クラスあわせて7位くらいだろうか。

スターボロングのランニングだったので、そのままスピンアップして
ブローに乗ってぐいぐい走る。艇速が8~10ノット出ていた。
先行艇がスピンを張っていなかったので、ランニングで2艇に追いつく。

強風でのジャイブは少しヒヤヒヤしたが、スピンをつぶすことなく、
安全にジャイブ成功。最近の練習のおかげだ。

下マークでは、先行の2艇のインにオーバーラップしたが、
後ろからジェネカーでかっとんできた艇も僕らのインに入り、
混戦のまま横一列に並んでサークルに突入。

早めにスピンを回収して、内側の艇が回航後に膨らんだ隙に
鼻先を突っ込んでクローズに。シビれるマーク回航。

2度目のクローズでも、ロングの右側をポートでのばす。
小型でメインの大きな隼は、どうしても強風のクローズで
遅れることが多いので、いろいろとハンドリングを試してみる。

・前後のトリムバランス
・No.2ジブの引き込み位置、バーバーホーラーの調整
・波への舵とメインでの対応
・上り角度でのデパワー

正解はまだわからないが、少しは良い感覚が掴めたかも。

順位の変動がないまま上マークを回航。
風は若干上がっているが、迷わずスピンアップ。
ポートロングでしばらく走り、最後のジャイブもビシッと決めて
先行していたネフェルティティ艇に追いつく。

最終の上りのレグも、ポートロングだったので回航後そのまま走る。
ポートだと波が悪く、先行していたネフェルティティ艇から離されてしまう。
結局、途中からスターボに返して少しでも差を縮めようとしたが、
3分弱と、結構差が開いてしまいフィニッシュ。

着順3位、修正でも3位。

今回はボーンフリー艇が優勝。
スタートしてから一度もミートせずに、5分も前にフィニッシュしていた。
MAX10m/sオーバーの風で素晴らしい走りですね。


レースを終了した際にオーナーも仰っていたが、
特にトラブルなく、強風でレースできたのは
チームの実力が上がってきている証拠だ。

タック、ジャイブ、スピンアップ、スピンダウンの基本動作が
強風下でも安定してできており、
レース中もしっかりチームで声を出して動けていた。

まだ強風下のハンドリングが弱いが、ミニトン全日本に向けていい練習となった!
今年は目指せ全日本優勝だ!!

TBC第三戦

2013-05-14 23:03:36 | ヨット
前日の長雨がすっきり上がり、
気持ちよい快晴の中で本日は2レース実施。
今シーズンは週末になると強風が吹き荒れ、
天気が悪い日が多かったので、薄着で海に出れるのが嬉しいですね。

【1レース目】

4ノット~5ノット程度の微軽風だったので
ジブはライトをセッティング。

カミの本部船よりからスタートしようと思いウェイティングしていたが、
少しラインに近かったので一度ジャイブして再度ラインにつける。
このときに少し距離をとりすぎたようで、
カミのデンジャラスゾーンに重なっていた30~40フィート艇の
強烈なブランケに入ってしまい加速できず。
スタートラインに3艇身ほど足りない位置でヒョロヒョロスタート。

挽回しようとタックをうつも、スピードが足りないことと
けっこう強い向かい潮で本部船に近づいてしまい再タック。うまくいかず。

120度で設定されたマークは若干のスターボロングだったが、
ここから南にふれていくことを考えて右よりを進む。

少しずつ右に風が振れてきて、数艇を抜いて上マーク回航。
ランニングはポートで一本だったのでジャイブしてスピンアップ。

先に回航していた数艇がフリーでかなり上っていたので、
おとして下マークまで一本で行けていた僕らはかなり接近。

回航時に先行していたツルギ艇のインにバウ先を突っ込んで
ギリギリでタック。ツルギ艇も上並行の位置でタック。
上マークまでのスターボ一本コース。
僕らはライトでややヒールするくらいのパワーだったので、
メインとジブのリーチをタイト目にして、
きっちりヒールを起こしてバウを出しつつ上らせる。
フラットになると横流れがなくなるので自然と確度がよくなり、
かつ舵に余計なヘルムが掛からないので
細かいヘディング角の調整ができて、角度とスピードのギリギリを攻めることができる。

以前僕がディンギーでやってみてよかったハンドリングを試してみたが
かなり効果があるようで、やはりヨットはハイクアウトとヒールトリムなんだなと実感。

上マークでショートコースフィニッシュ。
着順3位で修正も3位。
はるか先を走っていったQuatre HIRO艇とvaroom艇には
修正timeでもまったく歯が立たず。

【2レース目】

少し風が上がったようだったので
待ち時間にライトからミディアムにチェンジ。

マークも大幅に打ちかえられて、180~210°の安定した南風の中スタート。
僕らはカミ目からきちんとフリーのルームをつくって一線でスタート。
さっきのスタートの反省は活かせたみたい。

しかし思ったよりも風が上がらず、ミディアムだと若干パワー不足。
艇速がなかなか乗ってこない印象。

今回もQuatre HIRO艇とvaroom艇はこの微風下でも
すいすい走ってポテンシャルを稼いでいた。

上マークでは5位。フリーでスピンを張っているうちに
ジブをライトにチェンジ。さらに風が落ちてきており、
かつ潮の流れも速いのでスピードに乗せるのが大変。
上ったりおとしたりしつつ下マークに向かう。

下マーク回航後、2上に向かうも、やっぱりスピードが乗らない。
セールの形状を変えてみたり、ヒールバランスを変えてみたりするも
どうも感覚より0.5~1ノットくらい遅い。うーむおかしい。

結局、そのまま順位の変動なく、5位でフィニッシュ。
修正で3位。残念。
微風の長丁場のレースだったが、なんとあと3分遅れていたら
タイムリミットでDNFだったらしい。

レースを終えて、機走で帰るも、エンジンの音に比べて
やっぱりスピードが出ていない。

ヒールさせて船底を覗き込んでみると、
何か巨大なものを引っ掛けているではないか!
エンジンをバックさせてみると、2m程度の巨大な枝つきの竹が
わらわらと浮かんできた。それは遅いはずだ。

いまさら悔やんでもしょうがないが、
もっと早くにヒールさせて目視のチェックだけでもやっておくべきだった。
昨日の雨と、強烈な引き潮の影響で、今日の海面は確かにゴミが多かったのだ。

感覚的には、1レース目と2レース目の間の
待ち時間に引っ掛けたのだろう。
もったいないことをしてしまった。深く反省。

一度やった失敗は繰り返さないようにしないとですね。

第二回東京湾ダブルハンドヨットレース。

2013-04-30 23:24:27 | ヨット
第二回東京湾ダブルハンドヨットレース。

GW前半、大人のお祭りレース、
今年で第二回目の東京湾ダブルハンドヨットレース。

4/27(土)はレース前の準備と艇長会議、ウェルカムパーティ。
昼過ぎに浦安マリーナに行き、使わないセールや備品を降ろし、
ジャックラインやハーネスの確認、明日すぐに出艇できるように準備を行う。

明日の早朝に下架することにして、クラブハウスでスーツに着替えて、
大会サイドがチャーターしてくれた
ディズニーのバスに乗ってパーティ会場のホテルへ。

ヨット用具にスーツも持っていくのは面倒ではありますが、
これぞ大人の遊び!って感じで非常に楽しいですね。
ホテルサンルートプラザで艇長会議とウェルカムパーティ。



スパークリングワインで乾杯。
たまにはこういうパーティも良いですね。

パーティ後は、オーナー宅に7人宿泊。
ビールと焼酎を飲みつつレースの戦略を立てる。
明日のレースに備えて12時には就寝。

レース当日は5時には起床(早すぎ?)
オーナー宅近くの牛丼屋で腹ごしらえしていざマリーナへ。

前日、僕がいろんな天気予報アプリで調べた際には微風の予報で、
海上保安庁の方だけが強風になると仰っていたらしいのですが、
いざマリーナに到着してみると北風ピューピュー。
海上保安庁だけが知る情報恐るべし。

念のために前日降ろしていたNo.2ジェノアを積みなおして
7時半には出艇。もちろん海面には一番乗り。



ディズニーシー沖に出てみると、微風予報もなんのその、
北風ブローがびゅんびゅん吹いている。
おそらくMAXで18ノット程度は吹いていたのではないか。

ひいこらひいこら言いながら、オーナーと二人でメインを上げる。
心配していた船外機も、強風の中なんとオーナー一人で上げて頂いた。

スタート時には若干落ち着き、12ノット程度の風の中スタート。
上目の安全な位置からスピードに乗っていい感じにスタートできたと思ったら
ゼネラルリコールになってしまう。

20分程度の待ち時間の後、再スタート。

僕らは、ライン真ん中からやや上目でウェイティングし、
スタート30秒前からアビームでライン近辺を帆走、
10秒前からスピードに乗せたままベアして、
上の三番手付近からジェノア帆走でスタート。
回りの艇からかなりバウを出せていた。

僕自身は、ジャストのスタートだったかと思ったが、
なんとリコール旗掲揚。

思えば昨年のダブルハンドレースでもリコールしており、
今年もリコールだとすると洒落にならない。
オーナーと相談して、かなり迷った結果、
1分程度走ったあとに戻ることにした。

結構いい風が吹いている中で、後続艇を避けながらスタートラインまで戻り、
再度スタートした時には同クラス全艇がかなり遠くに。
悲しみの再スタート。おそらく3分程度の遅れか。

きを取り直してスターボでスピンを展開。
なんとしてでも追いつくぞと落として走る。

予報だと北風~西風~南風だったので、
いつ風が振れてもいいようにスターボでなるべく落として走っていたが、
まったく西に変わらない。

海ほたる手前の回航マークまでは、結局ワンジャイブで
デッドラン気味のコースとなってしまった。
最下位からここまでで10艇程度を抜く。

回航マークに近づくにつれて、だんだんと風が落ちてきており、
丁度僕らが回航した時点で、北風と南風が打ち消しあって
ほとんど無風になってしまう。

この時点で、先頭集団とは10分以上の差があり、
イーグル艇、SPRAY艇、TSURUGI艇、
NABY BLUE艇が首位争いをしていたように思う。

先頭の4艇が回航後しばらくスターボで走り、
その後4艇とも左海面に進んでいたが、どうにも進んでいないように見えたので
ひょろひょろの北風?西風?の中、僕らはそのまま右海面に進む。

1ノットから2ノットの超微風。
微風スペシャルの隼の本領発揮である。
北から南に強烈に流れる潮の中、なんとか0.5ノット程度の艇速で
じりじりとポテンシャルを稼いでいく。

左海面では、ほとんど風が入ってないのか
強い潮の押されて止まっている艇、バックしている艇が多い。

午後になり、南風が入ってくるのは左海面のほうが2~3分程度早かったが、
他の艇が止まっている間に先頭艇との距離を詰めていたので
なんとか勝負できそうなポテンシャルで僕らもスピンを上げて、
ランニングでフィニッシュに向かう。
この時点で前方には3艇。無風のどさくさにまぎれて1艇抜けていた。

安定した南風でかつランニングなので、
コースでの有利不利はそこまで出ない。
なので僕らは極力スピードが一定になるように
ガイバックして落として走る。集中集中。

YAMAHA26のTSURUGI艇とNAVY BLUE艇が若干のぼり目のランニングで先行。
なんとかランニングのレグ1/4程度でイーグル艇に追いつく。
イーグル艇のほうがレーティングが低いので、
このままだと先行できたとしても負けてしまう。
いかに前の26フィート艇に追いつくかが勝負だ。

事前に計算したところ、YAMAHA26Ⅱとのレーティング差が
1時間のレースで1分半ちょっと。3時間弱のレース時間なので
4分半以内にフィニッシュする必要がある。

うまいことに若干風が上がってきており、
フィニッシュ近くになると艇速が6ノット程度出るようになった。
振れも入ったので最後にジャイブしポートでフィニッシュラインへ。
ラストジャイブもオーナーのトリムがビシッと決まって
ダブルハンドでも全くスピンが潰れない。

先にTSURUGI艇とNAVY BLUE艇がフィニッシュし、
僕らはなんとか4分20秒差でフィニッシュホーン。
イーグル艇は僕らの1分半後にフィニッシュ。
着順3位!あのスタートからよくぞ!

いやー緊迫した非常に楽しいレースだった!
うまいこと得意なランニングばかりのコースで、
しかも無風のどさくさにゴボウ抜きできた良い展開でした。
(実力というよりはほとんどマグレですが)

マリーナに戻ってオーナーとビールで乾杯!



快晴で乾いたカラダにしみわたる・・・・!
解装後は、そのままマリーナでお酒タイム。ご馳走様です。

18時から夢の島マリーナで表彰式。
昨日の正装したパーティも良いですが、
缶ビールを飲みつつ、ジーパンにシャツの気楽な表彰式もステキ。

Bクラスの優勝はやはりイーグル艇。
お揃いのキャップとTシャツがカッコいいですね。
僕らはなんとレーティングに助けられ準優勝!
あの悲しみの再スタートからは考えられない好成績!



今回、僕は舵を握っていただけですが、
オーナーには、セールアップからジェノア、スピントリム、
ランナーにコントロールロープまで、何から何までやって頂いてます。

ショートハンド仕様のクルージング艇ならまだしも、
ランナー仕様のレーサーなのでかなり大変です。
さすが日夜トレーニングを欠かさない鉄人ですね。

来年は是非優勝目指しましょう!

DHYC練習!

2013-04-24 23:00:50 | ヨット


先週末、4月28日開催のスバル座カップダブルハンドレースに向けて、
ダブルハンドでの動作確認、練習を行ってきました。

今年に入ってから、週末になると荒れ狂う東京湾。
TYC、TBCで予定されていた4レースのうち、
まだ1レースしか実施できていない。
気持ちはしっかりレースモードではあるものの、
なかなかセーリングができずうずうずしてました。

土曜日はずっと雨、日曜日が午後から晴れとのことで、
日曜日の昼に浦安マリーナに集合。
今回はオーナーと僕とS原君。
雨はなかなか降りやまず、結局3時前の出航。

最初はS原君にはコックピットに入ってもらい、
完全にダブルハンドでセールアップから動作練習までやってみる。
風は東よりの北風で7~12ノット程度か。

セールアップ時は、メインのタックが引っかかるのと、
リーチのバテンがランナーにかかりやすいので、
機走で風軸を向けつつ慎重に行う。

順風で動作練習を行ってみたので、以下確認。

【クローズ】
順風時まではヘルム+メインを一人で担当し、
クルーがワッチ+ジブトリム+ヒールトリム。
強風ではメインの出し入れの幅が増えるので、トラベラー+ヘルムにして
クルーがメインを持ったほうが効率が良さそう。

【タック】
①タック前にジブとランナーがすぐにチェンジできるように
 シートのたるみを取っておく。
②ジブカット⇒ランナー引き込み⇒風軸
 ⇒新しい上のランナーセット⇒ジブの引き込み。
③ヘルムスは、すぐにクローズにあわせずに、風軸からゆっくりと
 クローズに落とすようにするとジブが引き込みやすい。

【ジャイブ】
①クルーがジャイブ前に両側のツイカーを引き込み、
 スピンを若干固めに固定してポールカット。
②クルーがランナーをしっかり引き込み、
 それにあわせてヘルムスがメインを引き込む。
③ランtoランでジャイブし、風が強い場合はしっかりと当て舵でコントロールする。
④ポールセットを行う際に、ガイが引きすぎているケースがあるので
 ヘルムスが新しいガイをコントロールして、正しい位置にセットする。
⑤ポールセット完了したら風下側のツイカーをカットしてトリム開始。

こんなところでしょうか。

順風までであれば、スピンも潰れずにばっちりジャイブできました。
良いコンビネーションのチェックができたと思います。
1時間ちょっとの練習でしたが、二人でひたすら動作をやると
けっこうな運動量ですね。

あとは当日の天気と、
エンジンを格納する余裕があるかどうか。。
非常に楽しみですね。

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TYC第一戦。

2013-03-28 23:35:08 | ヨット

こんにちは。久しぶりのレースレポ。

3月10日のTYCレースが荒天中止となってしまったので、
今回のTYC第一戦が隼チームの開幕戦でした。

花冷えとなった日曜日、
久しぶりに浦安マリーナに集合です。
ここ数日暖かい日が続いてましたが、
一気に冬モードになってしまって曇り空の下出艇です。



少し早めに出て、コンビネーションチェック。

北風で5~9ノット程度。コースはスターボロング。
ラインは大きくカミ有利。
いざ予告信号というタイミングでAP旗。
どうやら本部船が走錨していたらしい。

寒いのでそのままタック練習をし、再度スタートラインへ。
まだカミ有利のラインだったので、本部船よりでマニューバリング。
2分前から少しずつラインに近づいていたが、スタート40秒前より
風が弱まってしまい、ラインに2艇身以上足りず、ひょろひょろのスタート。



スタート位置で4時方向にツパマロス艇、12時方向にvaroom艇
7時方向にHIRO艇。クラスはバラバラですが、レースが始まったこの感じ
久しぶりで非常に楽しい。

微風のこのタイミングでなんとかバウを出したいと、
ロングのスターボコースを伸ばす。

が、しかし。

どうやら片のぼりになっているようで
皆様タックして右サイドに進んでいる。
僕らが気づいたときには既に遅し。。。。
右海面が大きく伸びて、まわりには2~3艇しかいない。

フレのタイミングを待って僕らも右へ。

今回のコースは、クローズを進むとだんだん片のぼりで右にシフトし、
カミマーク側1/4で河口の影響で左にシフトしていた。

1カミの順位はボロボロ。
気を取り直してフリーを走る。
最短距離とブローの位置を考えて、回航後ジャイブして
ポートでシモマークを目指す。

思ったよりも風が弱かったので、フリーの間にジブをライトから
ミディアムにチェンジする。

2カミのレグでは少しでも挽回するために右海面を中心に使って走る。
しかしコースが長い。。。
なんとかここで前を走るボーンフリー艇との差を縮めることができ、
2分ちょっとの差でカミマークを回航。

1カミで完全に先行したツパマロス艇と、このボーンフリー艇に、
レーティングでいかに近づけるかが勝負。
このままいけば2時間近いレース時間になるので、
ボーンフリー艇と3分以内、ツパマロス艇と8分以内くらいにおさえれば勝てるはず。

回航後即ジャイブし、カミマークを向いて右側の海面を走る。
シモマークで2分20秒の差だった。これはいけるかも。

最後のクローズでは、ヒールバランスを意識して、
フラットに起こして走ってみる。

キールボートの場合、若干ヒールが速いのか、
それともフラットが速いのか。
ヘディング確度は変わらないが、若干リーウェイは減ったような感じ。

なんとか2分30秒ほどの差でフィニッシュして、
TYC第一戦終了。
修正タイムでなんと5秒差、僅差での優勝だったようです。
そういえば、昨年のこのレースが、僕のデビュー戦だったような気がします。
なんとか開幕戦も勝ててよかった。

その後、クラブハウスでビールを飲みつつレースの振り返り。
よーし今年も頑張りましょー!

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冬季練習+おでん会

2012-12-11 22:52:55 | ヨット
12月2日の日曜日は、冬季練習と
オーナー特製のおでん会でした。

前日、江ノ島でディンギーの整備に行ってきて、冷たい強風に氷雨で大変でしたが、
日曜日は穏やかに晴れて、風も軽風から順風で良い練習ができました。

9時に出艇して100本?タックと50本?ジャイブ。みっちり動作練習を。

もともとスナイプ乗りだったばら君も、練習の成果でコンビネーションもばっちりで、
スピンを全くつぶさずに綺麗にジャイブできるようになった。
クローズの走りでは、パワー系トリマーとして多少体勢が乱れても
軽々とジブを素手で引き込んでくれる。頼もしい限りだわ。

コンビネーションについて、忘れないようにまとめてみる。

◆ジャイブ動作について

【ジャイブ前】
「ジャイブスタンバイ」の声で、スピンシートを持っているトリマーが、下側のツイカーを引き込んで、ランナー担当が持っているガイシートを受け取る。このとき、体勢はコックピット真ん中で、両手にガイとスピンシートを持って、スピンを安定させる。

【フリー~風軸まで】
スピンが安定したら、ヘルムが「ポールカット!」の掛け声で各自がジャイブの動作に入る。
バウ:スピンポールをカットし、ジャイブ後にガイとなるシートをすぐに掴めるように準備しておく。
トリマー:多少スピンを固めに保持して、艇の回転に合わせてトリムする。
ランナー:メインの引き込みにあわせてランナーを引き込む。
メイン:順風まではメインをテークルごと持って引きこむ。強風時はブロックから引く。
ヘルム:メインとランナーに合わせて艇をベアさせる。

【風軸~ジャイブ後】
風軸を越えるタイミングで、ヘルムが声を掛けて、メインとランナーを返す。
バウ:新しいガイのシートをつかみ、ポールにつけてランチャーを出す。
トリマー:ポールをつける際に少し引き込まれるので、
スピンがつぶれないようにあわせてトリムする。
ランナー:メインが風軸を越えるタイミングでランナーをチェンジする。
ランナーチェンジが完了後、トリマーからガイを受け取る。
メイン:ランナーがチェンジしたことを確認した上でブームを出す。
その際に、微風であればブームと一緒に新しい下デッキに移動し、ヒールをつける。
順風以上では、新しい上デッキに残ったまま、ヒールをつぶすようにする。
ヘルム:風軸を越えて、ブームが出きる前に当て舵をし、ヒールがつかないようにする。
微風時はスピンに風が入りやすい角度までのぼらせる。

今回は5人でのコンビネーションだったが、6人の場合は
トリマーがスピントリムとガイトリムに分かれるので、左右に分かれてやるイメージ。
こちらはまた次回、しっかり反復練習して身に着けたいですね。

寒空の下、3時間みっちり動作練習を行ったので、
お昼からはオーナー特製のおでんパーティ。
冷えた身体にあったかいおでんがたまりません。
H田さんやU森さんにも参加いただきました。





おでんはオーナーが出汁から作って、前日から煮込んで頂いているので、
大根はホロホロでしっかり味が染みていて最高でした。
U森さんには日本酒の差し入れも頂き、つまみもおでんもお酒も大量で非常に楽しい会だった。
(私は途中からあまりの満腹と酔いでソファーにひっくり返っておりましたが。スイマセン。。。)

TBC第8戦

2012-11-03 21:37:48 | ヨット
だんだんと寒くなってきた10月末。午後から雨予報の中、東京湾でTBC(東京ベイカップ)の年間シリーズ最終戦。

どんよりと曇っており、重たい風が吹きそうな感じだったが、意外と穏やかな軽風でセールはミディアムをチョイス。前回横浜ベイサイドオープンでスタートを失敗していたので、今回はなるべく早くからラインに付くことと、クリアな位置からスタートすることを意識してマニューバリングを開始した。

スタートラインのシモが若干有利、かつ他艇がカミに固まっていたので、3分前くらいからシモにじりじりと近づいていたが、なんとスタート2分前に準備信号が降りる。おそらく運営がタイムを1分間違っているのだろう。少し迷ったが、僕らはマニューバリングしていた位置が良かったので、そのままシモからラフィングしてスタート。
ラインからは凹んでいたが、まあまあ良いスタートだった。

スタート直後はいい景色だったが、6ノット程度の風速だったので、LATITIA艇がカミから突破してくる。上マーク近くで、やはり艇速が違うのかVaroom艇にも抜かれてしまう。
しかし、レーティング的にはまだまだいい感じだ。

非常に強弱と振れのある海面で、少し位置が違うと大きく差ができてしまう。
フリーでも後ろからのブローを気にしつつ、スピンのプレッシャーに合わせて落として走ることで、大型艇や高速艇との差を最小限に食い止めた。

フリーでツパマロス艇に大外から抜かれ、4位で最終のクローズ。
ほぼレーティングが近いアリアドネ艇をマークしつつ、そのままの順位でフィニッシュ。

着順4位。修正で1位だった。


2レース目は、風が若干弱まり、時間が押してるためコースを短くしてスタートした。
今回もシモスタートだったので、同じようにマニューバリングしていたが、僕らより少し高い位置で待っていたツパマロス艇に目の前を横切られて、2艇で前後に並ぶような形でスタートした。若干苦しかったが、セールをタイトにして乗り切る。

スタートした段階ではシモがかなり有利で、上からスタートした艇団はかわせそうだったが、東からの雨雲に合わせて風が右にシフトしているようで、少し走るとポテンシャルが変わらなくなってきた。

振れに合わせてタックを入れつつ上マークを目指し、LATITIA艇、Varoom艇、ツパマロス艇に続き、4位で上マークを回航。

フリーでは、ジェネカー艇にいかに差をつけられずに走るかを意識して、
全員でスピンとバランスに集中して走る。

今回、ばら君のスピントリムが結構上達していたように思う。
彼はもともとスナイプ乗りなので、ほとんどスピンの経験がないのだが、やはりヨット乗りなので共通することろがあるのだろう。そのおかげで、特に順位が入れ替わることなく、後続艇に大きく差をつけてフィニッシュ。

今回も同じく、着順4位、修正1位だった。

今回でTBCレースも終わり、あとは今週末のTYCのみで今シーズンは終了の予定。
TYCレースについては僕が仕事で欠席なので、後輩のあやちゃんがヘルムを握る。
どうやら次回のレースで年間の総合優勝が決まるらしいので、頑張ってほしいものだ。

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横浜ベイサイドマリーナオープンヨットレース。

2012-10-29 23:29:42 | ヨット
またしてもレースレポートを書きます。
最近レース参戦記みたいになっている当ブログ。
今回は横浜でのクルーザーレースについて。

~~~~~~~~~~~~~

10月20日(土)早朝。
隼チーム久しぶりの遠征で、横浜ベイサイドマリーナに集合した。

横浜ベイサイドマリーナオープンヨットレース。
IRCクラス、Aクラス、Bクラスに分かれて全体で約120艇が参加するビッグレースで、ベイサイドマリーナを中心に相模湾、東京湾から多数回航してきている。

今年は、ミニトンの全日本、関東選手権が都合により不参加、東京湾のビッグレースであるスバルザカップが荒天により中止だったため、最近はこのレースに標準を合わせて調整してきていた。

今回隼チームからは、オーナー、よしさん、えつさん、はらさん、あやちゃん、僕の6名。
そしてばら君が浦安選抜チームとして26フィートのツルギ艇で出場する。

前日にオーナーとえつさんに艇を横浜まで回航して頂いており、
燃料タンクや使わないセールなどをビジターバースに置いて出艇。



僕は、数年前に一度、アウトレットに買い物に来たことはあるものの、
ベイサイドマリーナに入るのは初めてだった。
設備も綺麗なマリーナで、何より、係留してある艇の数と種類に圧倒されてしまった。巨大な豪邸のようなメガヨットから、20フィート程度の艇まで多様なクルーザー、ヨットが、見渡す限りに係留されている。
なんと矢沢永吉の70フィートのクルーザーも係留されているらしい。

うーむ世界が違いますね。
ネットで調べたら、永ちゃんは充電期間と称してライブを行わなかった時期は、自身のクルーザーで世界を一周していたらしい。ただの道楽かと思いきや、結構本気なのですね。
さすがビッグな男ですな。

レース海面に出てみると、風は北風が残っているものの、2~3ノット程度の微風が続いていた。前評判通りに、すぐ沖をひっきりなしに通過していく大型貨物船と地形の影響で非常に波が汚い。軽排水の隼はスピードはそこそこつくものの、波にバウを叩かれるとすぐにスピードが止まってしまう。

スタート時刻になったものの、風が吹いたりやんだりで安定せず、結局2時間程度風待ちとなる。

予報では、午前中が北風で午後から東~南東で10ノット程度吹いてくるはずだったが、13時を過ぎて運営艇が動き出しても東の風がそよそよと吹いているだけだった。ジェノアはライトをチョイス。

IRCクラスが先にスタートし、僕らは13時25分のスタートに向けてマニューバリングを開始。僕らレースクラスAは全部で48艇、その後のレースクラスBも5分後に50艇近い艇がスタートするため、スタートの運営艇まわりは大混雑になっていた。

風が南東(右側)に振れていく予報と、スタートラインが若干カミ有利だったので、僕らはカミ側でウェイティングする。3分半くらいで、若干早かったかと思いラインに付け直したが、それが失敗だった。
すぐにタックして回ればよかったのだが、スターボードの大型艇が連なっており、大きくかわして後ろに回りこんだが、完全にブランケットに入りこんでしまい、スタートラインにたどり着けないままスタート時刻になってしまった。

TBC、TYCのレースとはやっぱり勝手が違う。やはり空いたポジションから出るべきだったか。

気を取り直してスタートラインを切り、何度か逃げのタックを打った後に
コースの右サイドへと向かう。

同クラスの先頭艇は遥か先を走っているが、やはり右海面に伸ばしている
艇が多いようだ。海面の変な波と潮流の関係か、スターボードに返した際にスピードが全然出ない。

上マークを20番台で回航。今回は変則トライアングルコースなので、結構ゆるい角度でサイドマークを目指す。スピンがあまり大きくない僕らは、順位を落とさないようにバウをマークに向けて慎重に走る。
サイドマークから下マークまでも大きく順位の入れ替わりがなく、あとは最後のクローズのみ。下マークを回航後、また右海面を目指す。

海面を見通してみると、同じレーティングのJ24 についてはかろうじて勝てているが、レーティングが0.02しか変わらないヤマハ26は結構先を走っている。浦安マリーナ選抜チームのツルギ艇も、少し先を走ってるようだ。

レーティングが0.02しか変わらないということは、1時間のレースでも1分ちょっとの差しか許されない。正直22フィートの隼チームには苦しい限りだ。それだけ隼が早いと目をつけられているのだろうか。

結局、最後のクローズで数艇抜いたものの、ヤマハ26艇との差を詰める事ができず、着順20位でフィニッシュ。やはりスタートで出遅れたビハインドが大きかった。ツルギ艇が僕らの3つ前。J24集団には何とか勝ったようだった。

ひとまずお疲れ様でした。なかなか課題のあるレースでした。



マリーナのビジターバースに係留し、明日の回航の準備も済ませて17時から閉会式。120艇規模の大会なので閉会式とパーティの規模もデカイ。
大量の食い物とビールが用意され、表彰ステージまで準備されていた。

僕らは艇で飲み会等ができないので、早めに席を取ってビールで乾杯。

表彰式が始まり、IRCクラスから表彰されていく。僕らは多分入賞はないなーと思って他チームが表彰されるのを眺めてお酒を飲んでいたが、何やら様子がおかしい。
僕らと同レーティングで僕らのすぐ後ろでフィニッシュしたJ24が3位入賞として発表されていた!

これは、ひょっとして!!

そこでなんと隼チームがAクラス準優勝として表彰される。

!!!!!

結構差をつけられていたので、
レーティングって凄いなーなんて思いつつ表彰を受けて
トロフィーと副賞をちゃっかり受け取り、大満足で表彰式を終える。


わーいわーい。

しかし、そううまくは行かないようで。。。

翌日の回航メンバーで金沢八景の宿に移動し、風呂に入って「さぁ飲みに行くぞ!」と思っていると、携帯にオーナーから着信があった。レースの運営委員よりオーナーに連絡があったようで、レース結果が間違っており、表彰も無かった事になりそうだと。

なんとまぁ。

配られたレース結果をよくよく見てみると、
スタート時刻が13:25のはずが、当初の予定スタート時刻の11:10のままになっている。レース時間が3倍以上として計算されていたようだ。

そりゃ小型艇が有利になるはずだ。

電卓片手に計算してみると、僕らは準優勝でも何でもなく、12位だということが判明。なんたる運営ミス。。。。

皆で肩を落として飲み屋へと向かう。

しかし考えてみると、僕らは実際には表彰圏外だったので、ぬか喜びだけだったが、実際に準優勝だった艇はちょっとかわいそうだったかもしれない。何しろ表彰では僕らが満面の笑みで写真にまで写っちゃったのだから。

しかも、僕らは副賞として自動膨張式のライフジャケットや防水バッグ、横浜ベイサイドのアウトレットの商品券等を貰っており、準優勝に浮かれていた僕は表彰パーティを途中で抜け出して、ヘリーハンセンの店で早速商品券を使っちゃっていたのだ 笑

運営の皆様ごめんなさい。商品券はもうないのです。

※後日運営本部より連絡があり、トロフィーは着払いで送り返してくれとのことだったが、副賞については運営のミスなのですべてお受け取り下さいとのことだった。
これは本来の準優勝チームには悪いが、笑っちゃうくらいにラッキーだったかもしれない。

こりゃ来年も出るしかないですな。



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全日本選手権二日目。

2012-10-19 22:20:38 | ヨット
江ノ島の宿で朝6時半に起床。
宿のオバちゃんがサービスしてくれた豪華な朝食をモリモリ食べる。
なんと伊勢海老の味噌汁まで付けてくれてたのだ。
朝からうめいうめい。思わずご飯三杯。

6年前、大学4年生時に出場した470級の全日本選手権でも
同じ宿に泊まったのだが、その際も寒い中で
サービスの伊勢海老味噌汁を出してくれて泣きそうになった思い出がある。
いい民宿だ。

腹一杯で着替えて宿を出ると、何やら北風がピューピュー吹いており、
なかなか寒いではないか。今日はスタート予定時刻が昨日より30分早いため、
9時には出艇する。

少々風が安定しないので、定刻より少し遅れて4レース目スタート。
今回も走りはまあまあだったのだが、スタートのビハインドを解消できず、
フィニッシュは12位。

天気予報では曇り後晴れだったので、晴れて南風に回るかと思っていたが、
シフト性の北風がまだ続いていた。

5レース目は、スタートラインが短過ぎたのと、カミ有利のラインだったためゼネリコを繰り返す。ブラックが上がってもゼネリコで、10艇ほどが失格になってようやくスタート。北風の割には安定しているので、昨日学んだ走り方で順位を上げたが、マークを間違えてオーバーセールしてしまい、若干順位を落として9位フィニッシュ。

さて、これまでの順位は、11、11、5、12、9位。このままでは恐らく8~10位で終わってしまう。しかも中途半端でパッとしない順位ばかりだ。このままでは全日本は終われないのである。

最終レースは、6m/s程度の風、天気予報は大外れで、小雨が降る中で準備信号が鳴る。スタートラインは少し長めに取られており、若干のシモ有利だ。僕はシモスタートが得意なので、もちろん勝負をかけにスタートラインのシモ付近でウェイティングする。やっぱりライバルの電通のS君もシモの一番端を狙ってきていた。

今回もやはりゼネリコでブラック旗が上がっていたが、ラインがしっかり見えていたので、若干せめてラインに近づいていく。しかし30秒前くらいからあきらかにリコールしている艇がカミからかぶさってきて、スピードを殺されてしまう。

スタートの瞬間にアウターからのコールで分かったのだが、カミの艇と電通の艇は失格になっていたらしい。大きく風が左に振れていたので、即タックを返して上マークを目指す。

走ってみてびっくりだったのだが、かなり振れていて、もう上マークまでは一本コース。かつポテンシャル的にこれはかなりいい順位だ!昨日学んだ走りでぐいぐい上マークへと近づいていく。

上マークでは3位で回航。サイドマークへの角度がかなり厳しいのでスピンを張らずに走る。ここでスピンを張った先行艇を1艇抜く。サイドマーク近くでスピンを張って、ジャイブせずに下マークを目指す。

先にジャイブしていた富士通875艇に近づいて下マーク回航。僕らのほうがスピードがあったので、大外から回航し、シモ平行の位置でクローズ。ポート片のぼりのコースなので、ドライブモードでバウを出せば差を縮められるはず。クルーにブローの位置をしっかりチェックしてもらい、スーパーフラットでゴリゴリとバウを出していく。

これまではどちらかというとメインのリーチをタイト目にして、角度を取って走るほうが得意だったのだが、フラットに起こすことで艇が素直に前しもカミにも進んでくれるため、ドライブモードも非常に走りやすい。また、フルパワーの風だったのだが、ブローのインパクトに集中してフラットを崩さないようにメインを抜くようにすると、リーウェイせずに自然に走ることができた。

ポートの一本コースだったので、抜くのは不可能かと思っていたが、上マーク回航時にはかなり先行できており、1艇身だけ先に回航。なんとここで逆転トップへ!慎重にスピンアップし、下マークまでのやや落としめのクウォーターを走る。ここまできたら絶対に負けられないのだ。

今回のレースはボーナス得点方式といって、1位0点、2位3点、3位5.7点、4位8点と順位によってポイントに傾斜が付けられている。そして、6レースの合計点数のうち、一番悪いレースをカットレースとして除外し、残りの点数で順位が決まるのだ。

そのため、1位と2位では3ポイントも違うのだ。これは負けられん。

下マーク付近で、後ろの富士通875号艇が我慢できずに勝負を掛けてきて、上からブランケに入れて横に並ぶ。これで勝負あったぜ。上から抜こうとしても内側にいる僕らが先に回航できるし、上マークまでは一本コースなのできちんと押さえられれば負けない。あえて回航時に少しスピードを落として、相手にインを付かれないようにしてクローズへ。ここからは相手とフィニッシュラインの間に自艇を置いておけば抜かれることはないだろう。

風はさらに左にシフトしており、クローズよりも若干落とした位置にフィニッシュラインが設定されていたため、あとは後ろの875号艇だけ注意しつつ、スーパーフラットで差を離していく。結局、フィニッシュラインでは10艇身近く話してダントツでフィニッシュ!
小雨の薄暗い海にホーンが鳴り響いた。

よっしゃ!全日本で初めてトップフィニッシュだ!クルーのN氏とがっちり握手する。アメリカに渡る前にいいレースが出来たぜ。江ノ島から応援に出ていたクルーザーに近づいて、トップを報告する。応援して頂いていたチームメンバーや、江ノ島フリートの方々も手を振って喜んでいた。

いやー、フルパワーでロングの3レースはなかなかしんどかった。。。
でも、終わり良ければすべて良しなのだ。いやー楽しかった!!

スタートは厳しかったが、ボートスピードが飛躍的に上がった気がする。
また、ゼネリコになってしまったが、苦手なカミ位置でのスタートでも良い感覚を掴むことができた。もう10年以上ヨットを続けているが、まだまだ目の覚めるような発見や上達ってあるもんだな。これはまだまだ辞められない。

江ノ島に帰着し、艇を片付けてシャワーを浴びる。
今回、表彰式は葉山であるので、僕らは特に参加しなくても良いし、移動するのも面倒なので、そのまま解散するか飲みにでも行くかと話していた。そのときにマネージャーのIさんが走ってきて、「入賞してるよ入賞!!」

ん?まさか入賞?

携帯で葉山で集計している結果速報を聞いたらしいのだが、なんと最後のトップが効いて6位に入賞したと!せいぜい8位くらいではないかと思っていただけに驚いた。

江ノ電とJRで葉山に移動して表彰式。

今回、優勝は例年通りに三井住友海上だったが、江ノ島勢から電通837号艇、富士通825号艇と、江ノ島選手権で競っていた選手が3位、5位で入賞していた。最後に皆で記念写真を撮影して解散。これで僕の6年目の全日本選手権は終わり。

1年目に4位に入賞してから、久しぶりの入賞だった。

逗子駅からJRで東京へ向かう。当日、親父が出張で東京に来ていたため、一緒に晩飯を食うことにしていたのだ。

浅草で牛鍋を食うか迷ったが、ちょっと連日のレースで体力を消耗していたので、東京駅の地下でしゃぶしゃぶを。日焼けして疲れたカラダにビールが旨い!!!

近況報告をしつつ、冷凍で薄切りされた肉をモリモリ食う。親父は来年60らしく、肉を食う勢いが以前ほどではなくなっていたようだ。そりゃそうか。兄貴は30、俺は28だもんな。私も遊んでばかりですが(特にこのブログでは週末の話のみだし)、仕事もしっかり頑張らないとですな。親父が俺くらいの時は毎日深夜までバリバリ働いて、モリモリめし食ってたらしいし。

とにかく空腹だったので、モリモリ食ったが、ファミリー向けのセルフサービスのしゃぶしゃぶ屋だった。特に考えず勢いで店に入ってしまったが、久しぶりだったしせっかく東京に来てもらっているので、もう少し落ち着いた店を選べばよかったなーと思いちょっと反省。しかしそう思っておきながらしっかりデザートにアイスまで食った。ハラいっぱい。

ご馳走様でした!次は私がお店を選んでおきますので。

少しお酒でも飲みなおそうかとも思ったが、もう二人とも満腹過ぎたのであっさりと解散。地下鉄に揺られて家路へと。

なかなかアクティブな週末だったなー。

シーホースのチームは、来年主力選手が抜けるので、
多分今年よりいい順位を狙うのは厳しいだろうな。

来年の活動は、楽しいヨットチームにして、まずは出席メンバーを増やして盛り上がっていきましょう。
あとは後輩を育てるかな。いつまでも社外メンバーの私だけ前を走ってても良くないし。ま、楽しい週末とそれを与えてくれる環境とメンバーに感謝して、少しはお返ししないとですな。わはは。

全日本選手権初日。

2012-10-18 23:19:03 | ヨット
先週末、相模湾の葉山沖で、企業ヨット部主体で活発に活動している、シーホース級ヨット全日本選手権が開催された。

全日本選手権とは言っても、ヨットの中ではマイナーな艇種であるため、予選等は特に無く、江ノ島、葉山、稲毛などから40チーム程度が参加していた。

僕は、伊藤忠チームとして、いつも一緒にコンビを組んでいる相方のN氏とレースに参加したのだった。

しかし今年は明らかに練習不足だった。

N氏が今月末からアメリカに赴任する事が決まっており、その件もあって急ぎで結婚までしてしまい、なかなか平日も休日も余裕がなかったのだ。
おまけに忙しすぎて体調まで崩してしまっていたらしい。大変だ。

僕は僕で、シーホースとクルーザーの予定がいつも重なっていたため、今シーズンはポイントレース2回と練習1回、あとは江ノ島選手権しか乗っていなかったのだ。

N氏と乗るのは三ヶ月ぶりである。

初日は8時に江ノ島集合。
僕もN氏も前日夜に会社の飲み会があり、起きれるか不安だったがなんとかたどり着いた。


レース用に念入りに艇のチェックを行い、9時半に出艇。今回も伊藤忠チームからは僕ら847号艇と、尺八師範代の後輩M氏が舵を握る782号艇の2艇が参加している。

前回の江ノ島選手権のブログでも書いたが、最近、非常にマイナーなシーホース級で、これまででは考えられないくらいに各チームのレベルが上がってきている。

なんとオリンピック代表が別の商社チームとして参戦していたり、元学生の日本チャンピオンや国体の常連選手などがゴロゴロ入ってきているのだ。
オリンピック選手が一般のシロートに混ざって競技するのは反則じゃなかろうか。

僕ももう六年間もシーホース級の全日本に出ているが、以前と比べて明らかにシビアなレースが行われている。

午前中の北風が残る振れ振れの風の中1レース。
場所によっては無風から6m/s程度まで強弱のある海面に翻弄されて、しかも途中でコース短縮となりフィニッシュが11位。
うーむ。なんとも言えない順位だ。

南風で安定するまで海上で待機して2レース、3レースを実施。
順風なので走れない風ではないのだが、どうもスタートが上手くいかない。
スタートラインがあまりに短いってのもあるが、ルームを確保出来ずにスタート後のスピードが足りない。
2レース目はまたパッとしない順位で11位。3レース目はようやく本調子が出て5位。

最終レースは南風で安定していたので、いつもと違う走り方を試してみたのだ。

前回の江ノ島選手権で、富士通の875号艇がやたらボートスピードがあり、コースとタクティクスで勝てたものの、走り自体は完全に負けていた。
運営していたスタッフの方に聞いてみると、どうやら僕の艇は常にヒール気味に走っており、875はがっちりフラットをキープしたまま走っていたらしいのだ。

舵を持つスキッパー経験のある人は分かると思うが、若干のヒールを残したままの方が、艇はコントロールしやすく、走りやすい感じがする。
フラットにしてしまうと、舵にかかる抵抗が抜けてしまい、やたらに不安定になってしまったり、艇のパワーが抜ける感覚があり少し怖いのだ。

その恐怖をぐっと堪えて艇をフラットに押さえ、軽くなった舵で細かく艇をコントロールしながら走る。すると、横流れせずに艇が風上に向けて走って行く感覚があって、実際に非常に速く走れていたのだ。

これは目からウロコだった。むしろ少し感動した。

学生時代から、艇をフラットにした方が速く走れるとは言われていたものの、実感として走れたのは初めてな気がする。

これはもっと上を狙えるかもしれない。

もちろん、スキッパーの僕だけでこの走りが出来るわけでは無く、クルーのN氏がガッチリと艇を起こしてくれて、かつ微妙なジブセールのトリムと、他の艇との位置関係の把握があって初めて出来るのだ。

レースの順位はパッとしないが、この発見は大きかった。


初日のレース後は、葉山でレセプションパーティがある予定だったが、夕方に江ノ島で花火大会が開催されるためうちのチームは不参加に。

宿に荷物を置いて洗濯を済ませた後、丸紅チームの子と一緒に花火まで軽く飲む。

花火大会は、江ノ島ヨットハーバーの二階テラスで見たのだが、これが大正解だった。

ヨットハーバーなので一般の人が入って来ないんだろう。ほとんど人が居なくて静かな中で、空イッパイの花火を観る事ができた。テラスの端に椅子を並べていたのだが、誰も座る事無く手すりにかぶりつきで観ていた。







そういえば今年はマトモな花火大会は初めてだったな。イイもん観たわ。

花火大会を終え、帰宅するという丸紅チームの子を駅まで送り、M氏とダイニングバーで軽く飲んで帰る。

M氏は仕事すると言っていたが、風呂の後は早々と寝ていたようだ。

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