帰りたくても帰れない。
もう、帰るのも億劫になる。
しかし、帰ってやらねばならないことがある。
お金もそんなに持ってない。
バスの時刻表を見つめながら、あと1本遅らせるかどうか迷う。
ここはカラオケ、歌わにゃ損だ。
もう張り上げすぎて声帯が限界。
振り切るように部屋を出てバス停に向かうが、暑さに負けて本屋に避難。
今日は何回トイレに行っただろう。
飲まなきゃ危険だし、飲んだら止まらない。
バスに乗ったら客でぎゅうぎゅう詰め。
熱気でクーラーが効かない。
帰ってから仕事になるのだろうかと心配になったが。
『ダンケー珍説供養』をニヤニヤしながら観てたら、なんとかなった。
なんとかならない人にこそ観てほしい。
そして、目を覚ましてほしい。


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