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自分のことは棚にあげて

どこかで見て「なんだかなぁ」と思ったことを書き留めてみる

意外に知らないageとsage、2chの仕様

2010-02-15 17:26:29 | 日記
 2chでageやsageというのを見たことがあるだろう。
 ところが、どうなるとage状態で、どうなるとsageになるか知らない人が多い。
 妙なsageをよく見かけるので、書いておこう。


 まず、2chのスレッド(スレ)の仕組みから。
 スレは掲示板(板)に複数存在できる。
 板を見ると、スレがいくつもあることが分かるだろう。
 この板におけるスレの並び順について、ageだのsageだのがあるのだ。

 スレにレスポンス(レス)を書き込むと、その時点で板の最上位に表示されるようになっている。
 書き込まれたスレが分かるのである。

 「age」は他に書くことがないが、とりあえず最上位にスレを位置づけたい場合に使う。
 他によく見かけるものに「保守」がある。
 つまり、何を書いても同じ。
 レスにsageと書いても、実は最上位に上がるのだ。

 sageは半角小文字でメール欄に書き込んだときのみ機能する。
 それ以外はまったく無意味だ。
 しかも、sageはスレが下がるのではない。
 位置が変わらない、つまり上がらないだけである。
 いくつもレス欄に書いてsageているつもりの人もいるが、まったく意味がない。
 また、メール欄に「さげ」などと言うのも意味がない。

 なお、板やスレにより、age進行だったり、sage進行だったりするので、そのスレの状態をよく見てからレスを付けるようにした方がいい。
 sage進行スレで、メール欄に何も書かずにレスすると、「まずsageを覚えてからだ」などと書かれてしまうだろう。


 まとめ
 ageと書いても、レスにsageと書いても上がる。
 メール欄に「sage」と書くと、板のスレ一覧の位置が変わらない。

貴乃花親方、協会理事当選

2010-02-02 09:46:24 | 日記
 造反というのはおかしな話だ。
 選挙によって理事を決めるという相撲協会でのことだ。

 選挙というのは、立候補・投票共に自由選択でなければ意味がない。

 以前は記名式で、かつ、誤字などがないか確認するため、投票内容をチェックしていた。
 つまり、誰が誰に投票したのかまで分る仕組みだったのである。
 これでは怖くて決められた投票以外にはできなくなる。

 これが改められ、名前に○を付ける投票で、内容も確認されなくなった。
 自由に投票できることは良いことだろう。


 もし、人望が厚く、良い親方であれば、自然に当選するだろう。
 あるいは政治的(協会内での力)が強い人にも票が集まるかもしれない。
 反対に、ダメだと思う人は落選する。
 それが選挙である。
 つまり、正しく選挙が機能した、ということになるだろう。


 面白いのは票の配分だ。
 結果を見てみると面白い。

 【投票結果】
 高砂一門   13人、九重親方10票
 二所ノ関一門 23人、二所ノ関親方11票、放駒親方11票
 出羽海一門  29人、出羽海親方10票、北の湖親方10票、武蔵川親方11票
 立浪一門   20人、友綱親方10票、大島親方8票(落選)
 時津風一門  17人、鏡山親方10票、陸奥親方10票
 貴乃花親方派 7人、貴乃花親方10票
 無所属その他 2人


 九重親方には10票だから3票は他に投票したことになるが、造反とは言われない。
 これは票を貸したことが明白である。
 二所ノ関一門からは1人造反とされているから、数が合う。
 立浪一門から2人造反とされているから、ここも数が合う。
 その3票が貴乃花親方に流れたという。
 出羽海一門では29人で31票で、2票多い。
 時津風一門では17人で20票になるのだから、3票多い。
 ということは、無所属の2人は出羽海一門へ、高砂一門の3票は時津風一門に貸したことが分る。


 立浪一門は投票日の前日に既に祝賀会を開いたそうである。
 当選してもいないのに、だ。
 親方の中にはそれを快く思わない人もいたのではないだろうか。
 まったく愚かなことである。


 貴乃花親方は理事となったが、どう変わるかというと、見た目上はまったく変わらないはずである。
 ただし、その空けた風穴は大きい。
 一門制の崩壊にもなりかねない。
 逆に貴乃花一門となるかもしれないが。
 古い習慣に反対する若手はいつの世にもいるものだ。
 2年後の理事改選では、現理事の3人が立候補できなくなる。
 その時にどうなるか、それに注目したい。

 また、相撲協会は不祥事が相次いでいる。
 八百長疑惑、弟子に対する暴行致死、朝青龍問題などだ。
 今はまさに朝青龍問題の真っ只中である。
 どう対応するか、世間の目がこれほど相撲協会に向けられていることを、理事たちは認識すべきだろう。
 角界は閉ざされた社会ではなくなっているのである。

Perfect Darkで初の逮捕者

2010-01-28 15:37:25 | 日記
 「Perfect Dark」(PD)というP2Pソフトにより、著作権法違反容疑で逮捕者が出た。
 京都府警ハイテク犯罪対策室と城陽署は27日、著作権法違反容疑で埼玉県の自称レンタカー会社アルバイトの37歳の男を逮捕した。
 アニメ動画を無断配信し、公衆送信権を侵害した容疑による。

 調べに対し、男は容疑を認めており、「このソフトを一昨年から使い、最近では録画したアニメなどを1日、十数本配信してきた」、「多くの人に感謝されうれしかった」、「このソフトなら絶対につかまらないと思っていた」などと供述しているという。
 ネットでは「アニメ職人」と呼ばれていたらしい。


 PDは匿名性が高いとされてきたが、昨年春には暗号化も解除できるようになっており、既に匿名性はない。
 逮捕者が出たことが最大の証明だろう。

 違法ファイルのアップロードは以前から違法である。
 キャッシュについての意見は分かれている。
 二次配布者の裁判による判例が出るまでは誰にもわからないかもしれない。


 PDを使用している人は、匿名性が高いからと違法アップロードを続けていたのだろう。
 昨年のShareの大量逮捕があったにも関わらずである。

 既に特定されているかもしれない・・・
 

違法ダウンロードについて

2010-01-18 15:47:19 | 日記
 いろいろなブログに書いているが、ここにも書いておこう。

 違法アップロードされたデータを違法と知りつつダウンロードすると、違法ダウンロードとなる。


 この違法ダウンロードに対しては罰則がない。
 こういう罰則がない法律というのはいくつもある。
 身近なものでは「火災報知機の設置義務違反」や「未成年者飲酒(本人)」、余り身近ではない(はずだ)が「売春禁止法違反(売春婦・客)」などである。

 罰則がない法律というのは日本だから通用するのではないだろうか。
 罰則があっても犯罪が横行する国が多いのだから。

 未成年者への酒類提供や知って止めなかった監督者(親権者)や、売春の斡旋や場所を提供した者は罰則がある。
 違法ダウンロードはこれらに似ていると言える。
 違法アップロードには罰則があり、そのため逮捕されるが、違法ダウンロードには罰則がなく、従って逮捕されない。
 上記で分ると思うが、逮捕されない代わりに「補導」される。
 摘発されると、売春婦は年齢を問わず「補導」されるのだ。

 違法ダウンロードで補導されるかどうかは分らない。
 そんなに警察は暇ではないと思うのだが。


 大事なのは法律の意義である。
 違法ダウンロードを減らし、正当なダウンロードを増やそうということだ。
 あるいは、CDやDVDをレンタルすればいい。
 実も蓋もない言い方をすれば、権利者にお金が入ればいいのである。
 それが目的なのだから。

赤坂晃容疑者、猶予中に逮捕のこと

2009-12-30 11:30:52 | 日記
 ある男が逮捕された。
 警察は70代のその男が借りていたビジネスホテルを捜索した。
 そこに赤坂容疑者と知人女性がいたため、任意で尿検査したところ、赤坂容疑者は覚せい剤陽性、女性の方は陰性だった。
 翌日、赤坂容疑者を任意同行、その後逮捕となった。

 悪いことはできないものである。

 赤坂容疑者は懲役1年6月(げつ)執行猶予3年の判決(覚せい剤所持)から2年2ヶ月での逮捕となった。
 当然、執行猶予は取り消され、刑が執行される。

 執行猶予期間を満了すれば、罪自体がなかったことになる。
 物凄くお得な制度だ。
 初犯で短期刑だから、服役せず社会で更生しなさいということである。
 その後なら同罪で起訴されてもまた初犯となる。
 執行猶予期間中に問題(交通事故などでも)を起こし、執行猶予が取り消されると収監され、罪が存在したことになるのだから天と地ほどの差がある。
 当然、再犯となれば情も憎まれる。
 それでも覚せい剤を使ってしまうとは、何と覚せい剤とは恐ろしいものか。

 調べると「覚せい剤は止められないもの」だそうだ。
 「止め続ける」ものだという。
 ずっと覚せい剤の誘惑があり、それから逃げ続けなければいけないのだ。
 売人も有名人で金がありそうなら寄ってくるかもしれない。

 仮釈放(仮出獄)にも差が出る。
 一般的に刑期の3分の1を過ぎ、改悛の情ありと判断されると服役を解かれ、社会に戻って更生することになる。
 ところが、執行猶予が取り消されて収監される場合には、これが適用されない。
 全部懲役として過ごし、新しい懲役刑のみに仮釈放がありうるのである。
 しかも執行猶予中の再犯は執行猶予がまず付かないのだ。
 当たり前だが、いいことなんてひとつもない。

 ちなみに、70歳以上の場合実刑となっても収監されないことがある。
 体力的に耐えられるかどうかで裁判所が判断するのだ。
 情を憎まれると収監される率は高いらしい。


 今後はどうか。
 裁判は「推定無罪」である。
 が、尿から覚せい剤使用が確認され、「あぶった」と使用を認めているのだから、いくらなんでも無罪とは思えない。
 懲役2年程度の求刑になるのではないだろうか。
 使用のみだが、芸能界の覚せい剤汚染、社会的影響、執行猶予中の使用などから初犯より重くなるだろう。

 覚せい剤など薬物は試すなどと考えてはならない。
 興味を持ったら終わりかもしれない。
 別のことに興味を持つといいだろう。