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自分のことは棚にあげて

どこかで見て「なんだかなぁ」と思ったことを書き留めてみる

winnyで児童ポルノ公開無職男を逮捕のこと

2010-09-21 14:13:11 | 日記
9月9日のことなので、少し前のことになる。

警視庁はwinnyで児童ポルノを公開したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)容疑で岡山市の33歳無職の男を逮捕した。
winnyでの公開による同容疑での逮捕は異例だという。

そんなものを公開していたなら逮捕されても仕方ないのだが・・・

 
この件のポイントは別のところにある。
容疑者の男は一次配布者ではなく、二次配布なのである。

つまり、winnyによって児童ポルノをダウンロードし、そのキャッシュを残していたため、不特定多数に対し公開したとみなされたのだ。
更に、キャッシュを残しておくことで再ダウンロードされることを理解していたという点が逮捕に繋がったようである。
しかし、「中学生ぐらいまでの女の子が好きで、自分がダウンロードした動画を他の人にも見てもらいたかった」と容疑を認めているというのだから仕方ないのかもしれない。

 
これはあらゆるファイルについても同様だということである。
一罰百戒の一罰が最初に配布した者である必要はないのだ。
逆に、最初の者でなくとも逮捕されるという方が百戒にも千戒にもなりうるかもしれない。

なお、winny・share・Perfect Darkなど、いずれでも逮捕者が出ている。
匿名性など実際はないのである。

警告されているように、キャッシュされたものは公開されるため、ダウンロード=アップロードになる。
この仕組みを知らずに使っている者などいないだろう。
そうでなければ、どうしてダウンロードできると思っているのだろうか。

これはtorrentについても同じである。
torrentは海外発信のものが多いため逮捕することは困難だが、一罰百戒としても国内の発信者(シード)の逮捕もあるかもしれない。
少なくとも、絶対にないということはないのである。

 
こういったツールでアップロードをしないようにする(UP0)こともできる。
そうすれば少なくとも何かを公開したという罪に問われることはなくなるのである。
もちろん、全員がアップロードしなくなれば、誰もダウンロードできなくなるため意味がない。
もちろん、アップロードしている人からは非常に嫌われる存在にもなる。

自分たちが違法行為(アップロード)をしているのに、それをせずに、つまりリスクをあらゆる面で少なくしてダウンロードだけしようということに反感を持たれるのである。
まあ、法的には、より悪い行為をしないようにしていることにはなるが・・・

 
総務省はこの辺りをつついて、UP0推奨の流れを作れば良いのではないだろうか。
「ダウンロードは違法です」などとするより、「UP0にすると逮捕されにくくなります」くらいにすると、そうする人がかなり増えるのではないだろうか。
残った人たちも、アップロードしているのがバカバカしくなり止めるかもしれない。
いかがだろうか。

日本人薬物犯罪者、中国で死刑執行

2010-04-06 15:08:26 | 日記
 麻薬密輸罪で死刑が確定していた日本人の死刑が執行された。
 中国でのことである。
 日中国交正常化以来初めての日本人への死刑執行だった。

 死刑が執行された元死刑囚は、覚せい剤約2.5kgを密輸(持ち出し)しようとして2006年9月に捕まった。
 日本ならこれで死刑にはならないが、中国では死刑である。
 中国は2審制であり、約1年前に死刑が確定していた。

 中国の法律によるものであるため、日本政府としては何もできない。
 これがアメリカ人だったらアメリカはどうしただろうか。

 外務省によると薬物犯罪で海外で死刑になったのは初めてらしい。

 どうやら中国にはあと3人の日本人死刑囚がいるようだ。

 
 中国では麻薬・覚せい剤だけでなく、賄賂や売春でも死刑がありうる。
 日本とは法律が違うのだ。

 そうでなくても、海外では気をつけるべきである。
 手荷物を持っていってくれと頼まれ、その中に麻薬や覚せい剤が隠されていて逮捕された人もいる。
 絶対に請け負ってはならない。

 
 日本人は危機意識が薄い。
 海外で同じ日本人だからと気を許すととんでもないことになりかねない。
 情けをかけるなというのではなく、線引きをきちんとすべきだということである。

伊法廷、Google社員に有罪判決

2010-02-25 13:19:23 | 日記
 イタリア・ミラノで、Google Videoにアップロードされた動画について、Googleの従業員4人を起訴し、一部で有罪判決が下っていたことが明らかになった。

 2006年末、トリノの学校の生徒が、自閉症の同級生をいじめる様子を動画撮影し、Google Videoにアップロードした。
 Googleはイタリア警察からの通報を受け、数時間のうちに公開を停止した。
 アップロードした人物は10カ月の公共奉仕を命じられたという。

 この件に関連し、Googleの従業員4人を名誉毀損とプライバシー法違反で起訴、ミラノの法廷は24日、4人のうち 3人を、プライバシー法違反で有罪とし、名誉棄損については4人全員が無罪となった。

 Googleはこの判決を不服として、控訴する意向である。


 一般的に、EU法では違法コンテンツの存在について通知を受けた後、削除するならば、責任を負わなくて済むとされているが、本件ではそうならなかった。
 これはアップロードされたものに対する責任を、より重いと判断されたことになる。
 Googleはこれに反発しているが、どうなのだろうか。


 分かりやすい著作権で考えてみよう。
 著作権を侵害する行為をするのはアップロードした者である。
 サービス提供側には、そのアップロードが著作権を有した者からかそうでないかの判断はできないだろう。
 全ての著作物に対しての認識は不可能であり、かつ著作者自らかどうかも分からないからである。
 このため、真の著作権者から要請があれば削除するようになっているのだ。
 ただし、その申し出が真の著作権者か否かも判断できないので、申し出があれば削除されてしまうのである。

 これに関連し、見る側も違法か否かの判断は難しいと言える。
 そもそも、ストリーミング再生の場合、違法アップロードされたものであっても、違法ダウンロードとはならない。
 ダウンロード行為ではなく、キャッシュ行為だからである。
 そうでなければ、サービス提供側が違法アップロードを厳しく取り締まらなければならないだろう。
 せっかくの利用者を犯罪者にしてしまうかもしれないのだから。


 この裁判においては、映像の内容にまで及んだものである。
 これは再生してみないと分からない。
 更には、テキストや画像・動画を全て検閲し、あるいは著作権を調べ、問題ないものだけを公開するようにしなくてはならなくなるのだ。

 Googleだけの問題ではない。
 サーバ全てが同じことだろう。

 個人・個々の会社レベルならできるだろうが、Googleや大手レンタルサーバでは不可能に近いことである。
 しかし、インターネットが進化し続けると、更に問題とされることもあるだろう。


 Googleは「すべてのソーシャルネットワークとコミュニティ掲示板は、アップロードされるすべてのコンテンツのかけらに至るまで、すべてのテキスト、すべての写真、すべてのファイル、すべての動画に責任を負わなければならないことになる。そうなれば、我々が知るWebは存在できなくなり、これがもたらしてくれる多くの経済的、社会的、政治的、技術的な利点は消えうせるだろう」と批判している。

 これはGoogleの考えるものでしかない。
 Googleはインターネットを牽引しているが、それが正しい方向かは未来になってみないと判断できないのである。

 利用者から見れば、すべてに責任を負うのは当然のことだろう。
 この点ではGoogleは逃げており、間違っていると言える。
 責任を負えないなら、サービスすべきではない。

 ここで言いたいことは、イタリアとGoogleの、どちらが正しくどちらが正しくないかの判断できないということである。
 Googleが正しいと鵜呑みにしたくないし、して欲しくない。

 法とGoogleを比べると、法の方が重い。
 いくらGoogleが言おうと、裁判の結果が優先される。
 Googleは超法規的組織ではなく、法を守り法によって裁かれる立場なのだ。
 一国に留まっていれば簡単な理屈なのだが、世界を相手にすると大変だということだろう。
 考え方も、法律も違うのだから。

 別にGoogleが嫌いという訳ではない。
 どちらかというと好きだし、Googleがないとインターネットの価値が半減するとは思っている。
 しかし、正しいか否かは分からない。
 それだけのことである。

コテハンとトリップ、2chの仕様その3

2010-02-15 18:11:02 | 日記
 コテハンは「固定ハンドルネーム」の略である。
 更に略して「コテ」とも言われる。
 「小手・鏝」などとも書く。

 トリップは個人識別記号で、計算により求められる。
 これは「ひとり用キャップ」の略である。
 これも更に「トリ」と略し、「鳥・酉」などとも書かれる。

 2chは誤変換(わざとも多い)や誤読は普通である。


 これらは氏名欄に「コテハン#パスワード」で入力することで機能する。
 「#」は半角でなければならない。

 正しい場合は「コテハン◆トリップ」と表示される。
 そのままの内容を氏名欄に入力した場合は、「コテハン◇トリップ」となり、偽であることが一目瞭然となる。

 そうなると、このトリップがカッコいいものが欲しくなる。
 逆算はできないので、ランダムにパスワードを入れ、計算させ、出力を見るしかないが、それをやってくれるフリーウェアも公開されている。
 が、桁数を多く決めた文字列にしようとすると物凄く時間がかかる。
 10桁決め打ちすると、数万年かかると言われている。
 (ただしランダムなので、すぐに計算される可能性もゼロではない)


 コテハン・トリップを推奨する板・スレもあれば、嫌う板・スレもある。
 どこにでも書いてはいけない。

 IDで書き忘れたが、IDはトリップと異なり自分ではどうしようもない文字列である。
 そのため、神IDというものも存在する。
 その日だけの神である。

 何か書き込んだら、自分のIDを見てみるといいかもしれない。


 まとめ
 「コテハン#パスワード」を氏名欄に入力する。

IDの色と専用ブラウザ、2chの仕様その2

2010-02-15 17:26:57 | 日記
 検索しやすいように分けただけである。
 前回のつづき。

 よく「ID真っ赤にして」などと書かれているが、これは専用ブラウザ(専ブラ)での表示を言っているものである。

 IDは板により出たり出なかったりする。
 このIDは日付とIPアドレスから計算されるので、日付が変わるかIPアドレスが変わるとIDも変る。
 IDによって、今日何を書いているか抽出したりできるので便利だ。

 IDの色は、1件投稿で黒、数件まで青、それ以上は赤にできる。(設定により変えられる)
 言い争いなどがあるとレスが増えるので、「ID真っ赤にして」と揶揄されるのだ。
 2chというより、専ブラの共通仕様と言った方がいいだろう。

 レスの場合、相手の発言を引用したい場合がある。
 この場合、レス番号を指定することができる。
 方法1 >>123
 方法2 >123
 通常は方法1で、方法2は専ブラのみ対応。
 よくある間違いに、「>123」(>が足りない)、「>> 123」(空白がある)などがある。
 これはIDを書いた場合も同じで、「ID:相手のID」と全部半角にすることで機能する。
 なお、レスが付いた場合、レス番号の色もID同様に変るようになっている。

 専ブラは無料で使える。
 色々なものがあるので、好みのものを見つけるといいだろう。
 利用者が多いのは「Jane Style」のようである。
 なお、専ブラは通常ブラウザとは違い、datファイルに直接アクセスするため、サーバ負荷が少なく、かつ「人大杉」の影響を受けない。

 2chをよく見るようなら、専ブラを使った方がずっと楽になる。
 ただし、ブラウザでは起きない「誤爆」になることがある。
 誤爆とは、いくつもスレを見ていて、レスを書き込む際に別のスレに書き込んでしまうことである。


 まとめ
 IDは日とIPアドレスで変わる。
 レスのレス番号指定は「>>番号」、ID指定は「ID:」。
 IDとレス番号の色が専ブラでは変って見える。
 色々と読みたい・参加したいなら、専用ブラウザが便利。