10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

東京優駿 結果と検証

2011年05月29日 18時37分45秒 | 競馬 結果と検証
レースデータによる複勝圏軸馬 結果

オルフェーブル(1人気 1着) 単勝300円 複勝150円


相手馬(参考)結果

ウインバリアシオン(10人気 2着)枠連580円 馬連3380円 馬単4540円 ワイド1290円
クレスコグランド(9人気 5着)
コティリオン(6人気 14着)
ナカヤマナイト(4人気 4着)
トーセンラー(7人気 11着)



軸馬は、見事にダービー馬となった。


予想時に、オルフェーブルとサダムパテックのどちらをとるかで、「人気のある」オルフェーブル、と書いた。
一般的には、迷ったら配当妙味のある、人気薄の方をとるのが馬券的なセオリーだろうが、それでもわざわざそう書いたのは、以下のようなデータがあったからだ。

1人気(7,0,1,2)
2人気(1,1,0,8)

私は、レースデータには、人気のデータは極力あげないようにしている。
それは、レースの信頼度を測るときによく使うが、人気というのは色々な思惑が絡んでくるので、それをそのままデータとしては使いたくないからだ。
ただ、この差はやはり大きいし、今日はダービーなのだ。
1番強い馬に勝って欲しい、と願うのは、私だけだろうか?
だから、今日は全額複勝1点で投票した。

他にも理由があったのだが、それほ予想コメントを振り返る形で検証しておく。



(レース全般)

過去10年間で1、2人気ともに飛んだのは1年のみ。(ウオッカ優勝の'07年)
8人気以下が馬券に絡んだのは4年(4頭)。
皐月賞組が圧倒的に強く、複勝馬の半数を占める。
逆に、それ以外のレースの場合、連対していなければ用なしと言っていい。
データからも、チャンピオンレースと言っていいだろう。

→書いたとおりの結果。



(軸馬候補)

・サダムパテック
芝2400m未経験、東京芝(1,1,0,0)
調教状態良し
前走 4月 皐月賞 東京芝2000m 2着
前走時のコメントを少し引用しておく。

「書いたとおり馬体重は想定内。
パドックは、前走、前々走と見てきたが、前走程度でよかった。
スタートで少し立ち遅れたが、すぐに行く気を見せて徐々にあげていった。
ただ、直線に入った時の位置取りはどうだろう。
終始横に並んでいたナカヤマナイトや直後のオルフェーブルがすぐに真ん中に出してきたのとは対照的に、岩田騎手は最内にこだわって、前が塞がり、遅れたように私には見えた。
その差は数馬身はあったと思うし、開くまでエンジンがかからなかったことを思うと、悔いが残ったのでは。」

昨年から何度も批判してきたイン突きを止めて欲しかったが、前走より更に内に入った。
これがどうでるか。
距離、馬場はやってみなければわからない。
馬体重は少し増やしたい。
パドックも注意
→ 2人気 7着
パドックはよかった。
ただ、増えて欲しいと書いた馬体重は±0。
減っていないから、とは言えない。
週中「悔いを残したくない」と、岩田騎手を含め目一杯追ってきた。
調教ビデオで、左右に寄れていたように、これがよかったとは思えない。
(岩田騎手にはウオッカの安田記念の時にも書いたが、悪意はなくとも、必要以上にやりすぎる時がある。強引なイン突きもそう。)
週中かい食いがいいとのコメントもあったので、増えて欲しいと書いたのだが。
せっかく昨年から弥生賞までの疲れが少しずつ癒えてきて、皐月賞の疲れを考慮すれば、私には心許なさがあった。
雨、馬場、距離、と色々と言い訳が出てきそうだが、私は人馬一体ではなかった、と言っておきたい。




・オルフェーブル
芝2400m未経験、東京芝(1,0,0,1)
調教状態良し
前走 4月 皐月賞 東京芝2000m 1着
前走時のコメントを少し引用しておく。

「パドックも良かったし、道中は綺麗に折り合っていた。
そして、直線に入ってからの反応がすばらしく、走る気持ちが画面からも見て取れた。
前走時の騎乗や、調教でも左右にふらつくなど、唯一の不安は騎手の乗り方だったのだが、今日はそんな不安を全く感じさせなかった。」

こちらは対照的にうまく乗った。
先週のオークスも着順はどうであれ、最大限のリカバーをしていた。
デビューからずっと騎乗してきたからどう乗るかは考えているはず。
馬体重は少し増やしたい。
パドックも注意
→ 1人気 1着
今日は後ろから。
忘れ去られつつあるダービーポジションで来た。
こちらは書いたとおり馬体重を増やしてきた。
使い詰めで、ずっと減り続けての皐月賞優勝だったから、ここが1番心配だった。
パドックもイレ込むことなくレースを迎えることができた。
審議の対象になっていてもよかったシーンがあった。
(対象は大先生の馬)
直線直ぐに2頭に挟まれ、抜け出して来ても再度前が狭くなった。
それでも怯まずに差してきた。
そして結果は3着以下には8馬身以上の差。

レース後池添騎手がコメントしたように、この馬場コンディションが競馬の神様が与えた試練なら、それに怯むことなく、馬も騎手もまさに人馬一体となった走りだった。
コンディションも馬場状態も、レース後言い訳などするつもりなど全くない、言われることさえも寄せ付けない、そんな静かなる鬼神のような走りだった。

今日のダービーばかりは、運もなければ勝てない、ではなく、1番強い馬が試練を乗り越えて勝ち取った。
そう言ってもいいのではないだろうか。




レース後のコメント




レースデータは、2着馬が×データ1つに該当していたが、1、3着馬はクリアしていた。
今日の結果を踏まえて、修正しておく。


東京優駿(GⅠ)
2400m 芝・左 サラ系3歳 オープン (国際)牡・牝(指定) 定量

(過去10年間の複勝馬30頭の共通事項)

◎芝1800m以上で連対(30頭)
◎前走連対(ただし皐月賞組は除く)(28頭)
○芝2000m以上で連対(24頭)
×皐月賞に出走しなかった場合、前走か前々走で4着以下(1頭)
×1勝馬(1頭)
×馬番枠4(0頭)


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