遅ればせながら シン・ゴジラ 見ました

いつものパターンで、忙しすぎて見に行けなかった
「シン・ゴジラ」が地上波で放映されたので、
録画してみました。

折角なので個人的な感想を書いておきます。


〇怪獣映画じゃない

所謂「怪獣映画」ではないでしょう。
極めて日本的なリアルパニック映画かな。
過去のゴジラは意思を持って人の作ったものを破壊
したり、日本を襲う他の怪獣と戦ってきた。
今回のゴジラは、最後まで正体不明の存在で、
意図して東京を破壊したようにも見えないし、
自衛隊から攻撃されなければ、反撃もしない。
そういう意味で、私のような怪獣ごっこなどで
幼少期を過ごした者にとって、怪獣をモチーフ
にした怪獣映画ではないと思う。


〇色々な映画からの引用

進化前のゴジラ（特に目）は、やはり使徒みたいだし
進化したゴジラの放つ放射能？は、巨神兵だし
冒頭からの撮り方は「クローヴァー・フィールド」だし
街の破壊は、平成期のガメラみたいだし
ストーリーは昔の三谷幸喜みたいにも感じるし。


〇核を持たない（必要ない）日本の戦い方

興味深かったのは、ゴジラへの戦い方。
米軍の最新鋭機は役立たず。
核を使わせないために、動員されたのが、日本が誇る
ウルトラ建機とオタク大好き電車軍団だ。
日本らしい？戦い方に、涙が出た。(^'^)


〇シン・ゴジラのシンは...。

色々な意味を込めてのカタカナでしょうが、やはり

ＳＩＮ

ではないでしょうか。