元祖・静岡県議会議員すずきさとる新聞『すずしん』web版★新しいサイトもご覧下さい!

『新発想でつくろう。豊かな人口減少社会』が合言葉。現在のブログは➡ https://suzukisatoru.net

今後の展開が大変楽しみな教育委員会

2014-01-11 | 活発!な活動報告
 1月10日に開催された県教育委員会定例会を傍聴しました。これまで傍聴したことはなかったのですが、先日の一般質問でコミュニティ・スクール等について質問する際に、加藤文夫・教育委員長がどのような発言をしているのか確認しようと定例会の議事録に目を通したところ、本会議や文教警察委員会での議論について議会閉会後に報告されていることを知りました。私の一般質問について教育委員会の中でどのように報告され議論されるのか直接確認したく、定例会に足を運んでみました。

 
※平成26年1月10日 平成25年度第19回教育委員会定例会の様子(写真中央が加藤委員長)


 定例会の資料によれば、先の12月議会では、本会議で25問、文教警察委員会で49問の教育に関する質問が出されました。定例会ではその全てについて事務局から説明があったわけではありませんが、私のコミュニティ・スクールの質問については教育委員長が答弁したものだったせいか、その概要について説明がありました。その後、先月12月に教育委員に就任したばかりの興直孝・元静岡大学学長や、バルセロナオリンピックの銀メダリストで静岡文化芸術大学の准教授である溝口紀子委員(※教育委員の一覧はこちら)から質問や意見が出され、加藤委員長からも、「コミュニティ・スクールに対する想いが県と市町では一致していない。我々の意図を浸透させる必要がある。良い市町の事例、実績を作り上げることにより、やらせるのではなく、コミュニティ・スクールを是非やりたいという声が出てくるようにするべきだ。鈴木議員の質問に対して誠実に対応して欲しい」という主旨の、大変有難い発言がありました。

 議題は他にもいくつかありましたが、初めて傍聴しての印象は、予想していた以上に活発に議論がされているというものです。10日の定例会では、興委員(※興委員にとっては初めての定例会ということも恐らくあり)や溝口委員を中心に意見や質問が多く出され、加藤委員長も、元経営者(元株式会社Z会代表取締役社長)らしく、意見も述べながら、委員長として見事に委員会の議論をまとめられていました。教育委員は知事が議会の同意を得て任命された方々ですが、恐らく、川勝知事が意図した方向に現在の教育委員会での議論は活性化しているのではないかと感じました。

 定例会は月に2回開催されています(※過去の資料や議事録はこちら)。今後も時間が許す限り傍聴しチェックしていきたいと思います。

 お読み下さり、ありがとうございます。



最新の画像もっと見る