ベンチャー戦隊 スリーテック 現代版

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[取締役] 1-1 取締役って?

2004年09月12日 22時04分49秒 | 取締役
レッドです。

blogを作ったことがうれしくて、何か話題を見つけて書き込みたい!と探していたところ、ふと自分が取締役だったことを思い出しました(こんなことを言うと、探さないと思い出せないの?と怒られそうですが)。

まぁ、全国の株式会社の数、有限会社の数の数倍、取締役はいるもので、別段珍しいものでもないかもしれません。しかし、私の場合、昇進して取締役になったわけではなく、会社ができたときから取締役なので、どういうものかしっかりと勉強せずに今の立場になってしまったのです。そこでこのような不勉強な取締役もそういないだろう、と思い、このblogで書いているマーケティングと同様、これから再勉強していこうではないかと書き始めるものです。会社における自分の立場が、いかに大事なものかを自分に伝え、自らの首を絞めていこうかとも考えています。

では基本的なことから。取締役は、会社経営の方向性を決める存在です。つまりは経営のプロです。会社を動かしていくやりがいがある反面、責任や義務があります。また、この取締役が全員出席して経営方針や業務内容を話し合う合議体を取締役会といいます。

普段、会社で働くのは取締役や従業員です。しかし会社は彼らのものではありません。会社のオーナーは、株主たちです。ですから株式会社では、基本的には所有は株主、経営は取締役と役割分担して運営しています。このことを所有と経営の分離といいます。しかし例外も当然あり、弊社の場合は、例えば私は取締役ですが、会社に出資もしていますので株主でもあります。つまり所有者であり経営者でもあるといえます。

最後に、法律の話。会社運営にかかわる基本的なことを示した法律が商法です。これは健全に会社を発展させていきましょう、という法律で、設立から解散、営利行為についての決め事が示されています。また商法特例法という監査制度を規定する法律もあり、株式会社はこれらにしたがって運営していかなければいけません。なお、有限会社の場合は、有限会社法という法律がかかわってきます。