白熱電球の事業化を成功させた天才発明家トーマス・エジソンは、電気の普及のために送電システムの構築に力を入れていく。そんな彼の前にカリスマ実業家ジョージ・ウェスティングハウスが立ちはだかる。ウェスティングハウスはエジソンが進める“直流”に対し、より安価な“交流”こそ本命と考え、エジソンに対抗していく。そんな中、エジソンのもとで働いていた若き天才ニコラ・テスラも“交流”を主張し、“直流”に固執するエジソンと袂を分かつのだったが…。
WOWOW ★★★☆
直流VS交流の電気戦争(THE CURRENT WAR)の結果はわかっていることですし、エジソンがどんなに「やな奴」かってことはちょっと調べたらわかることですが、我々日本の子ども達は「発明王エジソン」の名前を神格化され、偉人伝を読み、そこ生産の竹を電球のフィラメントとしたということで男山の石清水八幡宮にある「エジソン記念碑」も小学校の遠足で訪れたりして、まさに「エジソンは神」という教育を受けてきました。
先に書いたようにエジソンがどれだけ「やな奴」であったかは、いろいろとテレビのバラエティ番組で紹介されてもいますが、しかし、ライバルであるジョージ・ウェスティングハウスのことをどれだけの日本人が知っていることでしょう。ニコラ・テスラに関しては、電気自動車会社にもその名前が刻まれているように、まだ知られてはいますが。
この映画の邦題とオリジナルのタイトルが全く違うように、まだまだ日本ではエジソンじゃないとわからないってことなのでしょうが、一人の人間として、カリスマ性があるのはやはりエジソンってことなのでしょう。
それにしても
やっぱ「やな奴」でした(笑)
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