大恐慌時代。貧困に苦しむ民衆は、汚い金が眠る銀行だけを標的に大胆不敵な手口で金を奪う世紀の銀行強盗、ジョン・デリンジャーに喝采を送っていた。そんな中、神秘的な美女ビリー・フレシェットと出会い、一瞬で恋に落ちるデリンジャー。一方、フーバー長官はデリンジャーを“社会の敵(パブリック・エネミー)No.1”と呼び、その逮捕に全力を挙げていく。そしてメルヴィン・パーヴィスを抜擢し捜査の陣頭指揮に当たらせるが…。
映画館 ★★★☆
ジョン・デリンジャーを主人公にした映画はこれで4本目だそうです。私が映画を見に行きだした1974年には・・・これは結局いまだに観ていないんですが、ウォーレン・ウォーツ主演で作られています。デリンジャーが活躍(?)したのは1930年代・・・日本で言えば昭和初期なんだけど、アメリカって国はどうして「犯罪者」をヒーロー化するんだろうなぁ・・・って、こういう映画が出るたびにそう思うんですね。そう思いながらも観にいくんだけど(笑)
たとえばボニー&クラウドの、これもまた1930年代のお話である「俺たちに明日はない」やブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの「明日に向って撃て!」これらは1960年代後半に作られた映画ですが、デリンジャーを扱った映画は、デリンジャーの死後10年ほど経った1945年にはもうすでに映画化されているんですね。もちろんこれらだけではなく、西部劇でもたくさん扱われています。
日本ではあまり例がないと思うんですね。最近になってやっと「連合赤軍」を扱った映画がつくられていますが、銀行強盗とはまったくその犯罪の内容が違います。そういえば、1979年に大阪で起こった三菱銀行北畠支店の事件は数年後それをモデルとして「TATTOあり」として映画化されていましたが。
と、まあ・・・この映画とはあまり関係のない話から書き始めましたが、実際にあった事件を映画化するのはやはり難しく、先に書いたようにこのデリンジャーをあつかった映画は4本目なので、脚本家も監督も・・・もちろんジョニー・デップもクリスチャン・ベールも苦労したかと思われます。
たとえば、ラストの映画館外でのシーンも、あの女性(アンナ)はデリンジャーを警察に売って、より分かりやすいように赤いドレスを着ていたなんて史実はウィキペディアにも載っているようなこと・・・もちろんそれだけではなく、ほぼ同じ話の流れですが微妙に違うのは致し方ないわけですね。それも踏まえてオリジナリティを出さなければいけないわけですから。そして一番気に入らなかった部分は、最後のシーンに至るまでのいきなりの「アンナ」とのいい仲でした(笑)確かに最初のほうには出てたけど、ちょっとお話をまとめにかかった感じも否めません。まあ、この映画のヒロインはひょっとしたらこの映画のオリジナルで、話の辻褄あわせのためにあんな感じで脈絡のない感じになったのかもしれませんね。
私は概要文に「時代に取り残された男達」と書きましたが、これはデリンジャーのことでもあり、捜査指揮をとったメルヴィン・パーヴィスのことでもあります。彼らはやはり現場至上主義みたいな時代遅れな部分があって、お互いに信じられないくらい「どんくさい」んですね。それに引き換え、デリンジャーを排他し始めた「上の組織」やメルヴィン・パーヴィスを登用した現場をまったく経験していなフいフーバーFBI長官などのやり方はやはり当時最先端の方法だったと思います。
それにしても、あの二人の競演があの数分数カットだったのが残念で残念で(笑)頭の中で「これ・・・それぞれが逆の役柄でも面白いかも」なんて考えてました。
最後にウィキペディアからぱくってきたデリンジャーの写真を(笑)
彼は31歳でこの世を去りました。21歳で強盗で逮捕されて8年半刑務所に入り、仮釈放されて・・・彼の一連の銀行強盗は2年足らずのうちに行われ、その間にも2回捕まって2回とも脱獄しているんですね。
映画館 ★★★☆
ジョン・デリンジャーを主人公にした映画はこれで4本目だそうです。私が映画を見に行きだした1974年には・・・これは結局いまだに観ていないんですが、ウォーレン・ウォーツ主演で作られています。デリンジャーが活躍(?)したのは1930年代・・・日本で言えば昭和初期なんだけど、アメリカって国はどうして「犯罪者」をヒーロー化するんだろうなぁ・・・って、こういう映画が出るたびにそう思うんですね。そう思いながらも観にいくんだけど(笑)
たとえばボニー&クラウドの、これもまた1930年代のお話である「俺たちに明日はない」やブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの「明日に向って撃て!」これらは1960年代後半に作られた映画ですが、デリンジャーを扱った映画は、デリンジャーの死後10年ほど経った1945年にはもうすでに映画化されているんですね。もちろんこれらだけではなく、西部劇でもたくさん扱われています。
日本ではあまり例がないと思うんですね。最近になってやっと「連合赤軍」を扱った映画がつくられていますが、銀行強盗とはまったくその犯罪の内容が違います。そういえば、1979年に大阪で起こった三菱銀行北畠支店の事件は数年後それをモデルとして「TATTOあり」として映画化されていましたが。
と、まあ・・・この映画とはあまり関係のない話から書き始めましたが、実際にあった事件を映画化するのはやはり難しく、先に書いたようにこのデリンジャーをあつかった映画は4本目なので、脚本家も監督も・・・もちろんジョニー・デップもクリスチャン・ベールも苦労したかと思われます。
たとえば、ラストの映画館外でのシーンも、あの女性(アンナ)はデリンジャーを警察に売って、より分かりやすいように赤いドレスを着ていたなんて史実はウィキペディアにも載っているようなこと・・・もちろんそれだけではなく、ほぼ同じ話の流れですが微妙に違うのは致し方ないわけですね。それも踏まえてオリジナリティを出さなければいけないわけですから。そして一番気に入らなかった部分は、最後のシーンに至るまでのいきなりの「アンナ」とのいい仲でした(笑)確かに最初のほうには出てたけど、ちょっとお話をまとめにかかった感じも否めません。まあ、この映画のヒロインはひょっとしたらこの映画のオリジナルで、話の辻褄あわせのためにあんな感じで脈絡のない感じになったのかもしれませんね。
私は概要文に「時代に取り残された男達」と書きましたが、これはデリンジャーのことでもあり、捜査指揮をとったメルヴィン・パーヴィスのことでもあります。彼らはやはり現場至上主義みたいな時代遅れな部分があって、お互いに信じられないくらい「どんくさい」んですね。それに引き換え、デリンジャーを排他し始めた「上の組織」やメルヴィン・パーヴィスを登用した現場をまったく経験していなフいフーバーFBI長官などのやり方はやはり当時最先端の方法だったと思います。
それにしても、あの二人の競演があの数分数カットだったのが残念で残念で(笑)頭の中で「これ・・・それぞれが逆の役柄でも面白いかも」なんて考えてました。
最後にウィキペディアからぱくってきたデリンジャーの写真を(笑)
彼は31歳でこの世を去りました。21歳で強盗で逮捕されて8年半刑務所に入り、仮釈放されて・・・彼の一連の銀行強盗は2年足らずのうちに行われ、その間にも2回捕まって2回とも脱獄しているんですね。
ってか、ポスターのジョニーがすごくベイルっぽく
感じたの~。なんか2人の顔を混ぜたような写真ですよね?
デップって案外面長なのよね(笑)
どうしても最初の頃のイメージで丸顔の印象が(笑)
ま、髪型にもよるんだろうけどね。
ギャグじゃなくて逆ね(笑)
カタカナで書いちゃったからごめんなさいね(笑)
ま、仕方ないんですけどね。
DVDかもぉ~(笑)
昨日もしくは今日必ず観にいってると思ってたのになぁ・・・
そっかぁ・・・
一日も早くスクリーンでデップに会えます様に。
つまんないと言いきっちゃうファンて。(泣)
でも、彼の一挙手一投足にはキャ~…。
なのに作品は
逆トワイライトや…(笑)あれはあれでみんな
主人公が趣味じゃね~と加えて今回は
オンナも最低とか言うてるのに
作品そのものは続きがみたいという奇跡の映画。…話がそれた…。
ジョニーデップのオーラが強いのか
その他大勢があまりに
影薄いのか
主役の美以外はどーでもええのかっていうツッコミ。
愛したオンナも一人なわけないのに
さもそれっぽく見せて
アンナは余りに唐突。
納得いかんことが多かったんでどうもイマイチ…。
デップの頬の傷・・・
「切られ与三」?って(笑)
あれもまた素敵に見えちゃうんだね(笑)
それにしてもデップのアップばかりが目に付いた(爆)
あのデリンジャーの有無言わさぬ強引なところに 惹かれちゃうのかしらん。ラストは わかってはいても 悲しかったな。
確かパンフに映画館のライト?を浴びて赤く見えるスカートとか書いてあったような気が。
なんだか2つ送った気がした(爆)
デリンジャーも捜査官も、めちゃいい加減やったやん?あの捜査はどう考えてもへんだし、またあのラス前の警察のシーンは嘘だとしても、あまりにも無防備なでデリンジャー(笑)
まあ、デリンジャーがベビーフェイスを切ろうとした・・・あの感覚をシンジケートの連中やFBI長官などは持ってたのかもね。
ベイルはインタビューで、デリンジャーを演じたかったと言っていますね。確かに彼も似合いそうな感じがします。
ジョニー主演ということで、ファンとしては超~楽しみにしていましたが、ちょっと退屈だったというのが正直なところ。
デリンジャーをヒーロー扱いするわけではないですが、もっとカリスマ性が感じられると思ったのですが、、、そうでもなかったです。
あの彼女とのエピソードがまったく中途半端になったからだろうね。
ってことはやはりあの話は史実にはない話なんだろうなぁ・・・
なので唐突な話の展開とエンディングにせざるをえなかったってことかも。