ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 [Blu-ray] | |
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
小説のネタを探していたカナダ人作家は、パイ・パテルというインド人男性を訪ね、彼の語る驚愕の冒険譚を聞くことになる――。インドのボンディシェリで動物園を営む一家に育ったパイ少年。やがて彼が16歳となったとき、一家はカナダに移住することになり、パイは両親や動物たちと一緒に日本の貨物船に乗り込むことに。しかし、途中で嵐に遭遇し、船は沈没。運良く救命ボートに乗り移ることができたパイだったが、彼と同じように辛くも逃げ延びたシマウマやハイエナ、オランウータン、そしてリチャード・パーカーと名付けられたベンガルトラと同乗するハメに。こうして少年パイの過酷な漂流生活がスタートするのだが…
WOWOW ★★★☆
主人公の精神世界を描いた映画でした。
まるで宗教映画を観ているような・・・もしくは禅問答をしているような(笑)
仮にトラがいなくても、絶望的な状況なのに、トラがいることによって、より「生きる」ことに執着できるって(汗)
ただ、もちろんファンタジーだと思ってみていても、夜になったら様相を変えるあの「天国と地獄」みたいな島の存在が、まるで手塚治虫の「火の鳥」のパクリのような気もしました(笑)
この映画は救命ボートと言う名の「密室」です。むかしむかし、ヒッチコックの映画で「救命艇」というのがありましたが、救命ボートで漂流しているだけでも十分にサバイバル映画なのにね(笑)
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