大阪で銀行マンとして働き、結婚を考えている恋人とも順調な日々を送っていた山田良一。ところが、金沢でれんこん農家を営む実家から父が倒れたとの知らせを受け、畑を引き継ぐか売却かの選択を迫られる。そんな中、れんこん農家を視察するため、農林水産省の神野恵子が金沢へとやって来るのだったが…。
WOWOW ★★☆
日本の第一次産業で働く人々の人間模様を描く「種まく旅人」シリーズの第4弾。今回は石川県金沢市の名産“加賀れんこん”をテーマにしています。主人公(っていうか、狂言回し役)の栗山千明はこのシリーズの第二弾「くにうみの郷」に続いての同じキャラにて登場です。
ただ・・・いかんせん「れんこん」は地味すぎる(笑)
もう少しビジュアル的に映えるものがいいなぁ・・・第一弾の「お茶」はまだ緑がきれいだったので良かったけど。
それよりもなによりも
平岡祐太演じる大阪の信金マンが担当のお客が信金から融資を断られたら、自死しちゃうって展開がこの映画には全くふさわしくない。もちろんそういうことが嫌になったのと、れんこん農家の親父が倒れたということで実家に戻るという決心のためには・・・いや、やはりそれは自死なんてシーンは避けなきゃいけないね。
婚約者の行動も予定調和で全く面白くないし。
農家に嫁ぐことの大変さがあまり描けてなかったし、あまり描くとそれこそ「農業女子」のなり手が減るからかもしれないけどさ。
栗山千明もこういう役も演じれるように成ったことが、正直面白くない(爆)
彼女はやはりいつまでも「死国」であり、「GOGO夕張」でいてほしいですね。
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