極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

わたしは光をにぎっている (2019)96分

2020-11-18 19:04:29 | 日本映画(DVD・TV)



 野尻湖の湖畔で民宿を切り盛りする祖母・久仁子と暮らしていた20歳の澪。亡き両親に代わって育ててくれた久仁子が入院してしまい、父の古い友人・三沢京介を頼って、彼が銭湯を営む東京の下町へとやって来る。スーパーでバイトを始めるも、人付き合いが苦手な彼女には向いておらず、すぐに辞めてしまう。その後、三沢の銭湯を手伝い始めた澪は、少しずつ仕事を任されるようになり、ようやく東京に自分の居場所を得たと思えて喜びを噛みしめる。そんな矢先、街に再開発の波が押し寄せ、三沢の銭湯も立ち退きを迫られていると知る澪だったが…。


 WOWOW ★★★☆


 人付き合いが苦手なヒロインが、東京の下町の銭湯で働くうちにだんだん成長していく物語ですが、物語の後半はその銭湯がある一角が再開発のために商店街そのものが壊されていくというお話です。

 殆どが女の子が主人公で、後半は取り壊されていく町が主人公と言ってもいいでしょう。言い方を変えたら、町は自分の寿命と引き換えに一人の女の子を成長させたということだと思います。その対比が面白かったですね。

 ヒロインを演じた松本穂香は大阪出身。それだけで愛着がわきますが、めちゃ地味な感じの彼女ですが最新作「みをつくし料理帖」では主人公を演じているという、今まさに売出し中の女優さんです。この個性がないのが個性かもしれません。なんとこの5年間に25本も映画に出ています。テレビドラマも20本ほど。しかし、あまり印象に残らないのが、これだけの仕事量をこなせている理由かもしれません。

 ヒロインを優しく見守るヒロインの父親の旧友役の光石研もいい味を出しています。彼も本当に引く手あまたの仕事をこなし、どれもこれも邪魔にならない演技を見せ、またドラマや映画の引き立て役と言ってもいいでしょう。ウィキペディアで彼の映画出演作何本観ているか数えてみたら、50本を軽く超えていました。

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