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極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

欲望という名の電車 (1951) A STREETCAR NAMED DESIRE 125分

2005-12-27 00:24:09 | 外国映画(DVD・TV)
 休暇と偽って妹のステラを尋ねてきたブランチ。だが、ブランチを執拗に嫌う妹の夫スタンリーは、彼女と顔を合わせるたびに暴言を浴びせ続ける。揚げ句に恋人のミッチにブランチの暗い過去をばらし、彼女を精神的に追い込んでいく。

 DVD ★★★★

 すごい映画でした
名前は聞いたことあるし、ある程度の情報を知ってても見ていない「名作」のひとつでしたが、DVDが廉価版で出ていたので買っちゃいました。劇場公開でカットされてる数分を足した「ディレクターズカット版」が発売されています。

 「風と共に去りぬ」から12年後の作品ですが、この映画撮影時ヴィヴィアン・リーはまだ38歳・・・もちろん当時の感覚と今では随分違いますが随分老けて見えちゃいます。もちろんその気高さと・・・ってその気高さが崩れていく映画なんだけどね(笑)
 彼女はこの映画で最高の演技を見せて以後、これといった「仕事」も残さずに10数年後54歳で亡くなってしまいます。今生きてたら90歳を越えますが(^^;

 マーロン・ブロンドがね・・・本当に下品で野卑でセクシィで(笑)めちゃ男臭いんです(笑)当時まだ27歳だって・・・とてもそんなに若く見えないんだよね。彼はこの映画で一躍スターダムにのし上がり、3年後「波止場」でアカデミー主演男優賞をゲットします

 まさにこの映画の内容と同じように、38歳の「大スター」ヴィヴィアン・リーと27歳の「新人」のマーロン・ブランドのその当時の力関係と、この映画以後の二人を確認できる作品だと思います

 基本的には4人の出演者・・・舞台劇の映画化なのでどうしてもそうなりますがセリフはなかなか濃厚です。そしてその内容もすごく重く私たちにのしかかってきます。「風と共に去りぬ」「哀愁」でのヴィヴィアン・リーのファンにとっては、とてもきつい映画かもしれませんが、彼女の迫真の演技は必見だと思います。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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これって (shoegirl)
2005-12-27 21:35:35
見なきゃ!

って思っている映画の一つです。

でもなんだか重そうで・・・。

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そうねぇ・・・ (しんちゃん)
2005-12-27 22:25:48
★shoegirlちゃん

元気なときに見ないとパワーを吸い取られるかも(^^;

私も映画は好きだけど、まだまだ見ていない「名作」がたくさんあるのよね(^^;
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