極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

大河への道 (2022) 111分

2022-05-22 15:41:59 | 日本映画(映画館)



 千葉県香取市。市役所に勤める池本保治は、観光振興策の検討会議で意見を求められ、苦し紛れに地元の英雄・伊能忠敬を主人公にした大河ドラマの制作を提案したところ、思いがけずその案が通ってしまう。ひょんな成り行きからドラマ化実現のプロジェクトリーダーに据えられてしまった池本は、お調子者の部下・木下とともに企画を進めていくことに。ところがやがて、伊能忠敬は日本地図が完成する3年前に亡くなっていたという思いもよらぬ事実が明らかとなる。


 映画館 ★★★☆


 伊能忠敬が出ていない伊能忠敬の偉業を褒め称える物語(笑)
マジで大河ドラマにして欲しいなぁって思いました。たしかにどこでロケするかは綱引きが大変だろうけど。

 伊能忠敬の死後、3年かかって地図を完成させたわけで、たしかにたしかに彼の死でドラマが終わるのは辛いかもしれないけれど、最後は「彼の死後、弟子たちは3年かかって大日本沿海輿地全図を完成させた」というナレーションでいいと思う。

 立川志の輔が「伊能忠敬記念館」を訪れ、その偉業と彼の死後3年かかって完成させたという事実に感動し落語の噺として完成させ、小説家もされ、今回映画化されたというものですが、主要キャスト4人(中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、橋爪功)の安定した演技と、脚本の面白さ、そして死体でしか出演していない伊能忠敬の凄さでなかなか面白い作品に仕上がっています。

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