第二次世界大戦下、アメリカはナチス・ドイツに先駆けて原子爆弾を開発することを目標に極秘プロジェクト“マンハッタン計画”を始動させ、そのリーダーにイギリスやドイツの名門大学に留学経験のある天才物理学者ロバート・オッペンハイマーを任命する。ユダヤ人でもある彼は、ニューメキシコ州のロスアラモス研究所に全米の英知を結集し原爆開発に邁進、ついに世界初の核実験を成功させるのだったが…。
映画館 ★★★★
アカデミー賞を7部門受賞したということで、晴れて公開されました・・・いや、もちろん今年の3月29日に公開されるのはアカデミー賞発表の前から決まっていたことなのですが。唯一の被爆国ということで、日本での公開が遅れていましたが、彼の苦悩とアメリカとソ連の核競争や、レッドバージなど「あの頃」のアメリカの世相を知る上でも必見の大作です。
物語は時代が違う3場面が同時進行し、一番新しい1950年代はモノクロの画面で、あとの2場面は核爆弾を完成させ、日本に落としたまでの時代と、その後の彼地震が水爆開発に反対する時代は彼や他の出演者の「老けメイク」で時代がわかるようになっています。
核爆弾を開発する科学者としての使命と、それをどう使用するかは政治の話であり、またこれ以上の兵器を作らないように運動するのは、正直当時としては「お前が作ったくせに」なんて批判されるのは当たり前の話で、たまたま彼の周りの親しい人たちがアメリカ共産党員だったために彼自身もソ連のスパイの疑いをかけられたり。。。本当に辛い人生の後半だったでしょう。
映画には出てきませんが、彼地震は1960年に日本を訪問したそうですが、ヒロシマナガサキは訪問しなかったとか。そりゃ戦争が終わって15年経ったくらいじゃ、なかなか被爆地を訪問することはできなかったでしょう。
いかんせん、この「オッペンハイマー」自体が戦後80年近く経った現在でもなかなか公開されなかったくらいですので。
オッペンハイマーの愛称が「オッピー」だったことで、小島よしおを思い出しました(笑)
映画館 ★★★★
アカデミー賞を7部門受賞したということで、晴れて公開されました・・・いや、もちろん今年の3月29日に公開されるのはアカデミー賞発表の前から決まっていたことなのですが。唯一の被爆国ということで、日本での公開が遅れていましたが、彼の苦悩とアメリカとソ連の核競争や、レッドバージなど「あの頃」のアメリカの世相を知る上でも必見の大作です。
物語は時代が違う3場面が同時進行し、一番新しい1950年代はモノクロの画面で、あとの2場面は核爆弾を完成させ、日本に落としたまでの時代と、その後の彼地震が水爆開発に反対する時代は彼や他の出演者の「老けメイク」で時代がわかるようになっています。
核爆弾を開発する科学者としての使命と、それをどう使用するかは政治の話であり、またこれ以上の兵器を作らないように運動するのは、正直当時としては「お前が作ったくせに」なんて批判されるのは当たり前の話で、たまたま彼の周りの親しい人たちがアメリカ共産党員だったために彼自身もソ連のスパイの疑いをかけられたり。。。本当に辛い人生の後半だったでしょう。
映画には出てきませんが、彼地震は1960年に日本を訪問したそうですが、ヒロシマナガサキは訪問しなかったとか。そりゃ戦争が終わって15年経ったくらいじゃ、なかなか被爆地を訪問することはできなかったでしょう。
いかんせん、この「オッペンハイマー」自体が戦後80年近く経った現在でもなかなか公開されなかったくらいですので。
オッペンハイマーの愛称が「オッピー」だったことで、小島よしおを思い出しました(笑)
フローレンス・ピューって・・・眉毛美人だね(爆)
DUNE2では、意志の強い皇女でした。
彼女とのエピソードはオッピーの人柄を表していて良いと思ったけど、
たしかにやりすぎだったかもしれないですね。
あえて子どもには見せなくて良いと思ったのか・・・。
ただ、惜しむらくはあんなラブシーンは必要ないかと。あのおかげでR指定されてるし。
KISSと抱擁だけで十分だと思う。
1回目では把握しきれなかったけど
2回目では攻略できました。
原爆について日本人は平静ではいられないけど
あえてそういう気持ちを離れ、
現代のプロメテウスになってしまったオッペンハイマーの天才ならではの苦悩に焦点を当ててみたら良いですよね。
オッピー!ってちょっとおちょくってる感じに聞こえちゃうけど、真剣ですよね~