極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

52ヘルツのクジラたち  (2024) 135分

2024-03-03 13:41:08 | 日本映画(映画館)



心に傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に越してきた若い女性、貴瑚。ある日彼女は、母親に虐待され、声が出せなくなった“ムシ”と呼ばれている少年と出会う。自分も家族に人生を搾取されてきた過去を持つ貴瑚は、少年を見過ごすことができずに一緒に暮らし始める。そんな貴瑚は、かつて自分の声なきSOSを聴き取り、救い出してくれたアンさんとの日々に思いを馳せるのだったが…。


 映画館 ★★★★


 「アン」さん役は志尊淳でした・・・って、いきなりなに?ってか?(笑)
この映画の原作を読んだときのレビューとして
 「ヒロインを親身になって助ける「アンさん」だけがずっと孤独だったのかも。映画ではこのアンさんを誰が演じるかが興味ありますね。読んでいて、一番衝撃を受けたのはアンさんの話だったので。」

 と、書きました。原作を読んだときに映像化するのはなかなか難しいと思ったのは、この「52ヘルツのクジラたち」や木村拓哉主演の「マスカレードナイト」でした。何が難しいかというのは、ネタバレになるので、「マスカレードナイト」を読んで、映画を観た人にならわかるかもしれません。

原作を読んだときも感じましたが、この小説の本当の主人公はアンさんこと志尊淳演じる岡田安かもしれません。

 それにしても原作でも相当きつい内容でしたが、映像化したらホントきつかった(汗)
西野七瀬や宮沢氷魚が損な役回りですが、こんなやな奴はいないと思わせるだけの役得だったかもしれません。

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