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みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 ベンゾジアゼピン系睡眠薬

2019-11-02 03:53:09 | 日記
午前3時前、梅やんをトイレに起こし小便をさせる。昨夜に用意しておいた尿5回分の夜用紙パンツははかずに昼間の薄いやつをそのまま履いている。紙パンツの交換。梅やんはまた直ぐに寝た。梅やんはよく寝ている。実家に帰って居るとよく寝ている。
参考書
梅やんはアルツハイマー認知症の発症するかなり前からデパスやリーゼなどの睡眠薬、安定剤を服用していました。夫のリキさんを8年間ほど看病していましたが、リキさんは睡眠薬を飲んでいて午後8時から午前2時ごろまで眠っていました。私も半年間は父リキさんを時々見に帰っていたから覚えています。ただその頃に梅やんが飲んでいたかどうかは記録もありません。
参考書
梅やんの2008年5月の、つまり平成20年5月の薬の処方説明書が手もとに残っています。リーゼを朝飲み、デパスを寝る前に飲んでいます。
これらは、ベンゾジアゼピン系薬物といって、「ベンゾジアゼピン受容体と関連し、GABA受容体機能を亢進させ、これらの部位の神経過剰活動を抑制させる。これらの受容体は海馬を中心に分布しているため、海馬の記憶障害が生じる。長期服用により生じる認知機能障害として、空間認知障害、言語性記憶障害や認知症のリスクになることが報告されている。」と『認知症疾患診療ガイドライン』の46ページには記載されています( ただし「 」内は一部略記載)。
梅やんは認知症発症当時の平成23年にはデパスを飲んでいました。平成22年2月には「リーゼ自律神経の薬を看護婦が忘れていて入れてなく私も苦しいのはカゼだとばかり思っていてやっと気がつき」と日記に書いています。梅やんにはこれらの薬も必要だったのでしょう。
アルツハイマー型認知症は脳の海馬がやられます。梅やんもこの海馬がダメになっているのがエムアールアイ検査でわかっています。仮説として、梅やんはベンゾジアゼピン系薬物の長期間服用(抗不安薬、睡眠薬)によりアルツハイマー型認知症になったと、そして海馬がやられていると言うことができます。
現在はデパスを以前に処方してもらったのを持っていますが、ほとんど使わずにいます。夜はウロウロしますが、一旦寝ると後はよく寝ています。実家療法ではこのようにしています。
アルツハイマー型認知症は、いくつかの薬の副作用で発症することに注意をするべきです。
それでは今日はこの辺で。土曜日でデイサービスが無いので梅やんはまだ寝ております。

みなみの梅やん介護日誌 8日ぶりに木沢へ

2019-11-01 16:02:00 | 日記
昨日、池田のデイサービスから戻った梅やんは不機嫌でした。明日は木沢に帰ると言うと、「急にゆうてからに学校にお世話になったとも言わんで帰って来たわ」と。
今朝は頭が痛いと訴えていましたが、平熱なので、10時20分に出発し、神山回りで午後3時前に木沢の実家に着きました。


朝食の後、ミカンを食べる梅やん。


神山町の道の駅で休憩。


昼食にうどん。


峠の岳人の森でコーヒー。


木沢のオオトドロノタキはまだ濁っています。


高城山はそろそろ紅葉します。
9日ぶりに帰ってみると、ウコッケイのめんどりが死んでいました。餌も水もあるし、動物が入った跡もないのに。ウコッケイのオスだけ2羽になりました。
土曜、日曜は連休です。それでは今日はこの辺で。