みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やん、日和佐へ

2022-10-28 02:44:00 | 日記


10月も27日、これから紅葉の季節になります。


ユキ妹は5時半に起きて、梅やんに別れを告げて藍住へ帰ります。姉の車を借りて来ていたのです。梅やんは「一緒に行くんか」と言うような言葉を喋りました。


歯磨きをしています。ヘルパーさんが来てくれて、出発の用意が出来ました。


冬物の衣服も持っていきます。


これから10日余りの日をショートステイします。左足の血腫が治っていないのと、血尿がカテーテルに出ているのが気掛かりですが、県南の日和佐の施設へちょうど10時に入りました。今回の帰宅中の夜は、梅やんの呼吸が楽で、夜間の吸引は1回で済みました。梅やんはよく寝て居りました。



那賀川は川口ダム発電所の下で赤松川と合流しています。その赤松川を日和佐方面に行くのです。


私は日和佐から木沢へ休憩しながら帰り、昼食を実家で撮り、山間部の国道を三好市へと向かいます。


木沢の砂利産業は、このように川底に貯まった砂を取り除く作業をしています。山の杉も1ヘクタール以上の広さの木は5万円から10万円で切ってくれるようです。外国の木材が入らなくなり、杉がやっと売れだしました。


大轟の滝です。


沢谷の紅葉がこれから始まります。


順番に色づきます。


実家の小畠地区は国土地積調査が行われており、調査に協力して留守の間は柵を開放しておくため、ヤギを連れて行くことになりました。土須峠付近はすでに鹿に草を食べられ、ヤギの餌になるものがほんの少ししか有りません。
日本の食料自給率は37ペーセントしかありません。外国からの輸入がとどこおるとニンゲンもシカのように食うことに困るようになります。農山村の家を守って活用して行く必要があるのです。梅やんも実家で粘り強く生きて行きましょう!
それでは今日はこの辺で。11月7日までこの日記を休みます。


















みなみの梅やん介護日誌 風船を突く梅やん

2022-10-27 03:30:00 | 日記


昨日は朝から上天気でした。カシドマルの向こうは木屋平、美馬市です。綿のような雲が広がっていることでしょう。


梅やんは昼の水分補給を摂ってから日向ぼっこをした後、木沢デイサービスセンターへ行きました。


一月ぶりのデイサービスです。



デイサービスで入浴した後、風船で遊びました。フミ叔母が隣に座り一緒に遊んでくれたそうです。


坂州から見た高城山です。午後4時を過ぎると陽が翳り暗くなります。


松本理容店でひと月ぶりに散髪してもらいます。


キヨシさんを思い出したのか、「おう!」という表情です。


夕方は静かな坂州です。


家に帰ると、チイ叔母が来てくれて居りました。「おう」とうなづいている梅やんです。
今夜も梅やんはよく寝て居ります。明日は早朝より、日和佐のショートステイに行く予定です。
それでは今日はこの辺で。












みなみの梅やん介護日誌 認知症は進行

2022-10-26 01:58:00 | 日記


昨日、チイ叔母とシゲちゃんが久しぶりに梅やんに会いにきてくれました。25日ほど入所していた梅やんがどのような反応をするだろうか、と私が写真を構えていると、戸惑ったような表情をしました。「誰やら知らん。」と言いました。


マスクをしているから分かりにくいのか?そうでもなさそうです。


梅やんの認知症性老人の日常生活自立度はⅣでした。その後に脳卒中を患い、家庭と施設とを行ったり来たりの寝たきりの生活です。脳の神経伝達を補助するためにリバスチグミンテープを毎日張り替えて居ります。その効果は有ると私は思うのですが、この度は施設が少し長すぎたか。


リバスチグミン。


野に咲く花のように自然に任せることにしましょうか。


チイ叔母たちの車が帰って行きました。いとこはそのまま鳴門市の自宅へ帰り、チイ叔母はまた独り暮らしです。


今晩の夜が明けると、明日は木沢のデイサービスへ行き、フミ叔母と風船突きをして遊びます。上手くできるでしょうか。


寒くなってくるとアサガオが一日中咲いております。


柚子の木の下で雑草を食べるヤギ。今年はユズが木に成っていません。ユズが取れないのは初めてです。
それでは今日は。











みなみの梅やん介護日誌 助かります、山のヘルパーさん

2022-10-24 22:56:00 | 日記


今朝はヘルパーさんが来てくれました。梅やんは要介護度5です。11年前、一人暮らしの認知症の梅やんのヘルパー派遣をお願いしようと、当時の社協のケアマネジャーさんに相談したら、訪問介護の事業所が無いと言われてあきらめておりました。7年前に平谷に民間事業所のヘルパーステーションができたそうです。ありがたいものです。


昼前には、キーちゃんが梅やん日記を見てミカンの差し入れに来てくれました。ユキ妹とは中学卒業以来の再会だそうです。


その後、ケアマネジャーのハヤカワさんが来月のケアプランを持って来てくれました。ショートステイの空きができて19日間利用できるようになり、良かったです。



午後は梅やんを庭に連れ出して日光浴をさせました。日光がよけいに当たるように杉垣を短く切る作業をしました。


夕食はお茶の間で私たちと一緒にとりました。午後7時にベッドへ移動して梅やんはお休みです。
私も一旦は眠ったのですが、脚が冷えて大腿の後ろの筋が攣って目が醒めました。今夜、屋外は風が吹いております。室内も冷えてきました。私も古希を迎えて居ります。
「我が宿の いささ群竹 吹く風の 音のかそけき この夕べかも」。誰の歌でしょうか、忘れました。
それでは今日はこの辺で。










みなみの梅やん介護日誌 梅やん自宅の風呂に入る

2022-10-23 20:07:00 | 日記


今朝は良いお天気でした。


梅やんは日和佐から木沢の自宅へ11時半に帰ってきました。


日向ぼっこをしております。


ユキ妹も朝早くに帰って来て、夕方は梅やんをお風呂に入れました。


山の夜は冷えます。


ヤギたちは日が暮れても除草作業をしております。


梅やんの左足はどこかにぶつけて内出血しております。風呂で洗った後の事です。
それでは今日はこの辺で。