4041.~個に働きかける~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「沈黙の時間が流れたら…」(3月31日)
おはようございます。国分寺教室の中野です。
M君はこの春から中学2年生になる生徒さんです。
毎回授業時間の開始10分前には来室されて、授業開始を待っています。
また、授業中も常に真面目な態度でプリントや問題に取り組んでいます。
初めてM君の授業を担当したのは、ほぼ一年前です。
真面目に授業に取り組む態度は変わりありませんが、
最初の頃は会話が進まず、沈黙の時間が流れてしまうことがしばしばありました。
「考えている」様にも感じますし、「分からない」様にも感じました。
授業の回数を重ねるにつれ、M君が、インターネットやパソコンに興味があることが分かり、
沈黙の時間が流れたらインターネットやパソコンの話を少しする様にして、話が進んだ頃を見計らって、
「ところで、さっきの問題だけど、もう少し考えてみる?」というように声をかけるようにしました。
このことで、授業を円滑進めることが出来るようになりました。
最近は、M君の方から、
「この前、Wi-Fiを新しいものに変えたら、ネットのスピードが速くなった」など話をしてきます。
4月からは高校への進学に向け、勉強も本格的なものなっていきますが、
更に、良好なコミュニケーションが取れるようにと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
昨日に続き、授業で個が生かされていることはとても嬉しいことです。気持ちのひだを読み取るように声を掛け、コミュニケーションを促していくことは、個別指導ならでは可能なことです。M君、理科も社会も含め主要5教科を朗豊ゼミナールで頑張っていらっしゃいます。