4695.~努力に感動~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「自ら分析、改善」(5月2日)
おはようございます。朗豊ゼミナール国分寺教室の中野です。
Sさんは、就業技術科の3年生になりました。就業技術科の受検準備のころから担当をしていますので、初めて担当をしてから、3年ほどが経過しています。
Sさんは、中学生の頃から、授業開始に遅れることなく来塾され、授業も集中して取り組んでいました。その姿勢は現在も変わりません。また、ノートやプリントの字も丁寧で綺麗な字が並びます。着実に一歩一歩できることを積み重ねていく、Sさんの姿勢には見習うべきものがあります。
さて、Sさんの授業は、ワード検定やエクセル検定に向けた指導が主になっています。すでに、ワード検定2級、エクセル検定3級に合格しているSさんは、次のステップへ向けて練習中です。当然のように、要求される内容も高度になってきます。また、検定ですので、合格の基準もはっきりしていて、授業中の練習では、合格の基準に届くか届かないかがはっきりと出てしまいます。
そんな時、ショックを与えないよう、「こんな時もあるよね」などと声をかけていますが、最近のSさんは、「何が原因で時間内に合格基準が達成できなかった」とか「ここを改善すればもう少し合格基準に近づけることができるはずだ」などのように、原因の分析と改善の提案を自分自身で行い、講師に報告してくれるようになりました。
来年の今頃には、就労をして、社会人として活躍する姿が目に浮かぶ様、で講師としては嬉しいかぎりです。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Sさん、就業技術科受検の総仕上げとしてのSEOLEO直前講習でも大変真面目に取り組んでいらっしゃった姿を覚えています。あれから、2年。たくさんの検定試験にチャレンジし、合格されるなど、努力を続けてこられたのですね。前年度の学年末テストでも2教科は100点、点数の低い教科でも80点とのこと。Sさんの努力、真摯な態度には感動を覚えます。