3228.~かけ算の言葉~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「あ、そうか」(8月13日)~
おはようございます。統括本部の臼井です。
小学2年生の皆さんは、この夏休みを利用し、九九の予習をしています。
歌を歌いながら、楽しく覚えられるよう、書いたり唱えたりしています。
ある生徒さんは、「2の段は2ずつ増えていくんだよ」と教えると、3の段へ進んだ時、「3の段は3ずつ増えるってこと?」。5の段の時には、「時計の長い針と同じだね」と、こちらが言う前に自分で気付くことができました。
一方的に教わるのではなく、「あ、そうか」と自ら気付くことで、記憶は定着しやすくなり、学習がより深まっていきます。
皆さんが良い気付きを得るための足掛かりを作るべく、今後も工夫して指導していきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「あ、そうか」と自ら気付く、・・・そうですね、そこがとても大切なところですね。“腑に落ちる”と言いましょうか、「わかった」「なるほど」と思うと、自身も誰かに教えたくなります。自身の言葉で誰かに伝えれば、理解は更に深まります。それにしても、この生徒さん、言葉をしっかりと理解できているようですね。「〇個ずつ増えていく」、ということの理解は意外と難しいものです。キーワードで何算かの判断を形式的にしている生徒さんは、言葉の理解が充分でないことがあります。初めてのかけ算、その辺りの言葉の確認も必要ですね。