4207.~zoom、オンライン授業~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「はじめてのオンライン授業」(10月12日)
おはようございます。武蔵境教室の伊藤です。
T君とのはじめてのオンライン授業です。
教材は事前にTくんに送っています。
プリントを授業日ごとにファイル分けし、表紙には鉛筆や消しゴムなど授業前に準備しておくものを書きました。
けれども、T君とのはじめてのオンライン授業が無事に進むのか不安がないわけではありません。
もしものため、授業プログラム以外の選択肢をいくつか思い浮かべながらT君のオンライン接続を待ちました。
「先生、鉛筆も消しゴムも用意してあります」、パソコン画面の向こうからT君。
「それでは今から授業をはじめます!」
T君の元気な始めのあいさつが聞こえてきました。
答えを書いたプリントを見せてください、先生の代わりにマルをつけてください、講師の指示にT君はテキパキと動いています。
「次は5番のプリントです」
「今は上から3番目の漢字です。下から2番目です」
講師の考えを読みとっているかのように、T君は学習の進捗状況を的確に教えてくれます。
授業準備は講師だけがするものではありません。
T君もきっと、オンライン授業が決まった日から、教材が届いた日から、気持ちの準備をしていたのだと思います。
それだからこそ、スムーズに授業が進んだのだと思います。
「これで授業を終わります!」
T君の元気な終わりのあいさつが、教室に響きました。
◇ワンポイント・メッセージ
T君、はじめてのオンライン授業、成功ですね。講師も入念に準備をし、T君もそれに応えるかのように入念に準備をし、双方の努力と期待の賜物ですね。しかも、“講師の考えを読みとっているかのように、T君は学習の進捗状況を的確に”伝える、とはすばらしい態勢ですね。感心、しきりです。T君のこんな面を知ることができて、とても嬉しく思います。