発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4481.~AIに興味~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「人権:夏休み課題にチャレンジ」(8月26日)

おはようございます。西国分寺教室の山下です。

MさんとKさんの兄弟は夏休みの学校課題の作文に「人権」というヘビーなテーマを選びました。

お二人とも中3とはいえ、テーマがテーマですから、やはり出だしから書きあぐね・・・。

「友達から誘われてるんだ、何人かで協力してChatGPT使っちゃおうって」とKさん。

「でもAI使うとバレるってさ、何かチェックするアプリあるらしいよ」とMさん。

やはり現代っ子、クラスの中で最新のIT用語が飛び交い、それを活用しようという動きがあるようです。

「暑いねえ。ホント、やんなっちゃうよねえ・・・。何とかなんないのかなあ・・・」とMさん。

「温暖化が進んでるんだよね」と講師。

「誰だよ、こんなに暑くしてんの? 暑くなった原因を作ったの誰よ!」とKさん。

2 vs 1で二人一緒に授業してる訳ではないのですが、大体こんな感じから始まり、テーマについて講師とお二人とのセッションが、それぞれの授業の中で続きました。

そして、昨今のSDGsへの気運の高まりも考慮して、

「環境破壊と人権」という切り口から無事に作文すめることが出来ました。

内容を読み返すと、海面上昇、ゴミ問題、健康への影響、格差と貧困…、さまざまな問題が浮き彫りとなり、

中学生らしい視点から、お二人それぞれの考察が展開されています。

「先ずは自分たちの出来ること、一歩一歩から!」

やがて受験本番を迎えるお2人もこの作文経験から自分たちのペースで最大限がんばってみることの大切さを学ばれたようです。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

ちょうどこの夏休み前の7月4日、文部科学省が小中高校向けの生成AIの指針を公表しました。適切な使用を促すためのチェックリストです。MさんとKさんも、AIに頼り切ってしまってはいけないということをきちんと把握しているようですね。結果的に、それぞれ独自の考察ができたとのこと、何よりです。少しずつ、AIを適切に活用することも経験していかれるとさらに良いですね。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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