発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

3637.~話したい、伝えたい~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「単語をつなげる」(12月4日)

おはようございます。越谷教室の菊地です。

東京都立特別支援学校高等部就業技術科、いよいよ今日、合格発表です。

これまで、毎日勉強を積み重ねてきたA君。

彼は苦手な問題を発見すればその日のうちに家で学習しなおし、エレファースでは同じ間違いを起こさないようにする努力家でした。

特に苦手だったのは作文でした。

言いたいことはたくさん出てくるのに、文にしようとすると、難しい顔をしてしまいます。

単語は沢山出てくるのですが、出来事と出来事を結ぶ言葉が思いつきません。

たくさんのことを覚えて言いたい気持ちを大事にするために、プリント学習だけでなく、「会話」の時間も大切にしました。

まずは、「いつ」(何曜日の何時間目、朝か、昼か…)と「どこで」を聞きます。

その単語に合わせて、今日『の』2時間目『の』授業『で』~『があった』と文を作り、話にもっていきます。

作文では、起承転結が大切です。

こうした会話の工夫を通し、文章が少しずつ書けるようになりました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

A君、越谷教室の生徒さんでありながら、直前講習では国分寺まで通い、本当に努力されましたね。その時の学習態勢からも、彼がいかに努力家であるかが伺われます。作文に苦労されたとのことですが、直前講習ではその頑張りが認められました。作文の原動力は、話したい、伝えたいという意欲です。「単語は、たくさん出てくる」とのこと。何よりもそこが大切です。

 

発達支援教室Elephas(エレファース) 

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