4077.~認知するということ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「ますます進化」(5月7日)
おはようございます。越谷教室の西です。
Iさんは、長く越谷教室にお通いの社会人の生徒さんです。
毎週の授業を楽しみに通って来られます。
文字や絵カードをしっかりと見分けられるようになってから、今ではますます進化して、
5枠の木枠に一枚ずつの各絵カードを、ひと枠ずつに、自分で入れ、同じ絵カードは、同じ枠に仕分け作業が出来るようになっています。
素晴らしいです。
確実に 文字、絵、イラスト それぞれを見分けていることに感動を覚えます。
またその学習が楽しそうに、テキパキと、アッという間にこなしてしまいます。
充分にこの作業を楽しんでから、次はそのカードの取り出しに挑戦していきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ
Iさん、認知弁別操作を楽しめているということ、すばらしいですね。理解するということ、分かるということ、認知するということ、私たちが日常で無意識のように行っている認知、認識、情報処理、その基本の基本は、今Iさんが夢中になっているこの操作にあります。特殊教育は、認知能力の発達の端緒を捜し、いかにそこからスモールステップで発達させるか、という認知のプロセスの探求です。その様相をひとり一人の発達を通して目の当たりにしています。このブログの講師の感動、しみじみと伝わってきます。