2011.4.16

今月末に施工業者さんと契約を控えた住宅模型です。
前回、紹介した模型写真から少し変更があったので修正し更新します。
前回模型

前回模型よりどこが変化したかわかるでしょうか。
変更部分は1階の外部格子を2階格子と同じ親子格子にしました。
変更後の方が立面にリズムがでて修正前より見映えがいいような気がします。
設計作業はこの作業の繰り返しであり、その検討した分だけといっても良いぐらい
いくつもの積み上げが良い住宅を提案できるのではないでしょうか。

北東側です。
西側開口部にも格子を設置しました。

1階部分は外部からの目隠しも兼ねて開口部にも親子格子を設置しており
2階部分に関しては採光確保も含めて戸袋部分だけに格子をはめています。

西側開口部に格子を設置することにより
全体的に建物のバランスが良くなったのではないでしょうか。

2011.3.12

以前紹介しました模型を1:50で作りましたので紹介します。
前回ブログ

前面道路がある北側から見た所です。
車3台分の駐車スペースを確保しています。
小屋部分は駐輪場です。


北東から見た所です。


東立面です。
開口部には出桁を出して格子を設置しています。


南東から見た所です。
東側の開口部の出桁が分かりやすいと思います。
2階の南面は全面ベランダになっています。


南立面です。
1階の下屋部分は洗濯物干し専用の部屋となっています。
完全に屋内にある洗濯物干場なので、空気の通りもですが
光をどのようにして室内に取り込めばいいのか。
という点でなかなか、形状が決定しにくい空間でした。
最終的には出窓を設け、張り出した部分に
トップライト付きの屋根をかけることにより
室内に光が取り入れるように提案しました。


西立面です。
住宅と駐輪場の間を繋ぐように目隠し用の塀を設けています。
隣地住宅及び全面道路から玄関先への目隠しになるように設置しました。

2011.2.12

現在見積もり業者選定中の住宅の模型です。
以前、100分の1模型をつくりましたが
今回は50分の1模型を作りました。


南面から見たところです。
初の人体模型を設置。
実物は何か違和感がありましたが、写真でみるとそうでもないんですね。
これってそのものが自立しないので、足下に両面テープを付けています。笑


南西面から見たところです。
100分の1模型に比べだいぶ精度が上がったような気がします。


西面からみたところです。
浴室への目隠し用板塀が上手く住宅にアクセント
として設置できたような気がします。


北面からみたところです。
北側と東側の外壁を一部板張りにしています。


北東面からみたところです。
またまた、人体模型が登場しました。
玄関ポーチの下屋部分の納まりが上手くいかず
最終的には駐輪場の上に壁を設置して小屋裏収納として使える空間を
持ってきました。それによりポーチの下屋が上手く納める事ができました。


東面からみたところです。
縦と横にと格子がいっぱいですね。


南東面からみたところです。
三度目の登場。人体模型。
それにしても、人体模型があるだけで住宅のボリュームが非常にわかりやすくなりますね。
完成が楽しみな住宅です。

2011.2.8

現在計画中のプランを紹介します。

建設予定地の隣地住宅まで含めて模型を作りました。


模型01
前面道路から見たところです。
敷地は前面道路以外に3方向、隣地住宅が建っており
東側には市営住宅があり、西側には境界近くに結構なボリュームの建物があります。
現場調査時に敷地を見て感じたのが、南側への視線の抜けを上手く
利用した、建物になるなという印象を持ちました。
また、敷地南側は建主さんのご実家ということもあり
頻繁に行き来が考えられるということも含めて計画が進んで行きました。

敷地南側から見たところです。
南側の広がりに面して見せたい部分には大きな開口部をとり
積極的に見せたくない部分は格子など取り付けることにより
立面を上手くまとめるようにしました。

下の模型02では敷地北側の前面道路に対しての立面を考えました。

模型02
北側前面道路からみたところです。


立面のバランスを下の方へ抑え、ボリュームが縦長にならないように
2階部分に格子を設けております。格子を並べるだけでも見映えするので
外部に使う事が多々あります。

南側の開口部分の範囲をどこまでにするか、内部のプランと合わせて
多くのプランを提示して、その家族にあった住まいを手探りしていくように計画を進めています。

現在、計画プランが決定し実施図面の作成に入っています。
今月には実施図面が完成しそうです。