模型製作

製作した模型を紹介していきます。

2010.11.15

2010年11月15日 | 2003年 住宅
2003年に完成した住宅模型を作り直しましたので紹介します。
→完成写真

ムクリのついた屋根を持つ、平屋建ての住宅です。
手前の人が座ってるデッキは居間に面しており
奥のデッキは和室から使えるデッキとなっています。
プランに凹凸があるので住宅の表情としてどの面から
みても正面性をもった住宅になっていると思います。

屋根がむくんでるのがわかると思います。
下屋部分は玄関ポーチになり、玄関から住宅に入ると
玄関ホールから居間と台所に出入りできるように配置をしています。

下屋部分には玄関ポーチに隣接させ、バイク置き場を設けています。
十分な広さを確保しているので、物置としても使用できます。

高窓は居間や廊下への採光を考え設けています。
デッキは洗濯物専用干場の場所として設けており
天窓を設け、雨の日でも干せるように建具を設置しているので
屋内空間、半屋外空間と天候や時期によって
使い分ける事ができるようにしてます。

2010.11.10

2010年11月10日 | 2003年 住宅
2004年3月に完成した住宅です。
2005年に駐車場兼倉庫を増築しています。
それに伴い住宅と駐車場も含めた模型を作り直しました。
この住宅は第6回宮崎県木造建築物設計コンクールの
木造住宅部門の最優秀賞に選ばれております。
→完成写真

南側から見たところです。
2階建てですが、屋根の高さをおさえているので平屋に見える立面です。
プランは東西に長い間取りで生活の中心になる部屋を南側に配置しています。

駐車場より玄関へのアプローチはご自身で植えられた緑の中を
通り抜けて玄関へとたどり着きます。
車を止める場所から玄関まである程度距離があるのは
住宅への出入りの際の気持ちの切り替えやお庭の緑を
眺められたりと程よいアプローチがあるのも良いものです。
また、逆に車を降りたらすぐ玄関ポーチがあるというのは
雨の日や荷物が多い日には便利な物です。
一概にどちらが良いというのは言えませんが
生活の楽しみ方としては程よい距離があった方が良いかと思います。

敷地北側です。
北側は水廻りと物置、勝手口があります。
勝手口は干場からの出入りとなります。
この住宅では干場を南北に建物を横切るように設けており
完全に室内の部屋として干場があります。
干場は和室と玄関ホールをつなぐ場所にあり、この干場スペースは
風が良く通り、光もトップライトから多くの日差しが
確保されているのですごく心地の良い空間です。

2010.4.1

2010年04月01日 | 2003年 住宅
2003年に設計した住宅です。
前回紹介した住宅と同じ模型です。

南側から見たところです。
軒先が一番深い部分が玄関ポーチになります。
南側の外部2階の格子部分はベランダになります。
ベランダは子供室からの出入りになっています。

長方形に近い平面に切妻の屋根を架けただけのシンプルな住宅です。
南側の1階開口部は両開き板戸がついており、外部側に板戸を開くので
その板戸がそのまま外部に露出され、立面の良いアクセントになっています。
模型ではわかりにくいのですが、実際の住宅では存在感を出しています。

西側からみたところです。
濡れ縁が設置されている部分に面して和室を設け
和室の隣は居間、食堂になっています。
居間、食堂の天井は吹き抜け天井になっており
開放感を持った空間になっています。
吹抜け部分には天窓を設置しており、室内に柔らかい日差しを
落としてくれるので、曇りなどの日でも日中は
照明をつけなくても、暗さを感じる事はありません。

2階に架かる出格子部分は子供室の窓開口部に手すりを
設けており布団干しも兼ねています。
外部からこの面を見る事はすくないですが
立面として、凹凸をつけることにより無表情に
なりがちな面に表情をつけています。
完成写真

2010.3.31

2010年03月31日 | 2003年 住宅
宮崎県の県北に建っている住宅です。
2004年上旬に完成した住宅ですので
計画や図面、監理には自分は参加していません。
柴設計に勤め、初めての完成住宅を見たのはこの住宅でした。
今でも覚えていますが、室内は木の香りがして何か
懐かしく心が安らぐような感覚になったのを覚えています。
あれから、6年が経ち明日から7年目に突入します。
時の流れは早く、止まる事はないんだなと年々痛感させられます。

住宅の完成写真が掲載されているので、良かったらご覧下さい。
完成写真

建物南面を全面道路から見たところです。
道路幅員が広いため建物が他の障害物に邪魔されずに
良い写真をとる事ができます。

建物西面です。
写真で分かるように屋根軒先部分が南側の方が出ています。
西側の敷地境界線に沿って屋根を確保している為です。

建物北側です。
下屋部分は洗濯物干場のスペースです。

敷地東側には建主さんのご両親が住まわれております。