自称・へっぽこブログ!!

クラシック音楽やマンドリン音楽、オーディオやレコードなど。

Louisville Orchestra, "Rite of Spring"

2018年05月14日 23時47分46秒 | クラシックコンサート
本日の公演で我らがルイヴォ・オーケストラ2017/2018シーズンも終了となります。最終公演のプログラムは、
前半はR.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
後半はストラヴィンスキー「春の祭典」


シュトラウスの前にティンパニ奏者がルイヴォ・オケ在籍50年を迎えたと発表されました。50年ということは20代でオケに入団したとしたら、現在は70代という事になります。50年という在籍年数に驚くとともにルイヴォオケの栄枯盛衰をよく知る唯一の人物でしょう。

前半の「ツァラトゥストラ」は2001年宇宙の旅で有名なあの旋律の曲です。しかも、私個人的に、“R.シュトラウス"とは友達になれない「苦手な」タイプ。しかしながら、音楽監督Teddy Abrams の指揮棒によって一度も落ちずに聞き通すことが出来ました。途中、曲が終わったと勘違いして拍手しそうになりましたが。

後半は「春の祭典」。
この曲も実演に接するのは初めての事かもしれない。このオケでこの曲に接する事が出来るとは思ってもいませんでした。数年前のオケのレベルであれば「崩壊」していたでしょう。
しかし新たに音楽監督となられたTeddyの的確な指揮によりとても迫力あって覇気が感じられる演奏でした。素晴らしい演奏でした!!
第1部を終えた時にはおそらく汗だくだったのでしょう。しばし汗を拭うための時間が必要でした。

木管楽器の奏者へ。



打楽器群は大活躍!!


コンサートマスターのLefkowitz 氏と。


観客は総立ち。
観客の熱狂的な拍手に応えてTeddyが登壇した後で今シーズンが終わりました。


演奏会終了後に管楽器群が写真を撮っていました。


駐車場へ向かう途中で、コントラバス奏者と会話する機会がありました。「春の祭典は素晴らしい演奏だったよ」と言ったら「It's very tricky」と言ってました。演奏後に奏者の方とお話できるというのもアメリカならでは、と思いました。

私のLouisville Orchestraコンサート通いは今回の演奏会をもって「最後」となりました。Teddyは言っていましたが、 昨年発売したCDがビルボードで一位を獲得、多くの定期会員を獲得したりと「復活」を成し遂げました。そしてこのオーケストラは音楽監督Teddy Abramsのもとでますます成長することでしょう。
来シーズンは聞きに行くことはできませんが、シーズン終了後の放送を楽しみに待っています。


アメリカの一地方のオーケストラですが、今後もエキサイティングな活躍を期待しています。
Louisville Orchestra、ありがとう!!

コメントを投稿