日立シビックセンタ 音楽ホール
三つの小品 木村政巳
シャコンヌ H.パーセル
ルーマニア民俗舞曲 B.バルトーク
きらきら星変奏曲 鈴木鎮一/木村政巳
シンプル・シンフォニー B.ブリテン
前半3曲、後半2曲の構成です。
昨年に引き続き2回目の演奏会。
総括しますと、30回目の節目に相応しい素晴らしい演奏でした(お世辞抜きで)。
音も大きく迫力があり音程もしっかりしていて聴き応えのあるレベルの高い演奏でした!!
前回(29回)はところどころ不安定なところがありましたが今回は芯がしっかりしていてどっしりと安定した演奏でした。ツマもレベルの高い演奏に感嘆していました。
アンケートでは「良かった曲を2曲だけ選んでくください」と書いてありましたが2曲だけ選ぶことは難しいくらい。頑張って「シャコンヌ」と「シンプル〜」を選ばせていただきました。
「ルーマニア〜」は所々にVn soloが現れます。ソロを担当したコンサートマスターの女性の方、技巧的にも堂々とした演奏でした。
後半の「きらきら星変奏曲」。アンサンブルの伴奏に合わせてVn8人がきらきら星の旋律を奏でる。ミとレの音質が大きく変わるのでE線とA線だけで弾いているのかなと思われ微笑ましい演奏でした。
小中高校生の学生たちが全5曲を仕上げるのに家族の大きな協力があったことでしょう。演奏会告知、パンフレット作成、当日の裏方等、家族の協力なくして演奏会は成立しなかったと思います。裏方のひとたちに「お疲れ様でした」とお伝えさせていただきます。
気がかりだったのは指揮者の蒲生氏の歩みがかなり重かったこと。ステージ袖まで移動するにもかなり御苦労されていたのが気になりました。
楽器に触れた若い方たちが今後も楽器に携わっていただくように祈念致します。
最後に。
小学2年のムスメが描いた絵。
演奏の雰囲気が十分に現れているかと。