500円
いわき市文化センター大ホール
Vn 佐藤俊介
Cello 鈴木秀美
Pf, スーアン・チャイ
L.v.ベートーヴェン モーツァルト「フィガロの結婚」からもし伯爵様が踊るのなら」の主題による12の変奏曲
J.ブラームス チェロ・ソナタ第二番ヘ長調 作品99
J.ブラームス ピアノ三重奏曲第一番ロ短調
最初に言いますが、このメンバーで入場料500円で開催するレベルのコンサートではありません。いえいえ、演奏レベルが価格相応ではないんです。レベルが高すぎるのです。
Cello 鈴木秀美
Pf, スーアン・チャイ
L.v.ベートーヴェン モーツァルト「フィガロの結婚」からもし伯爵様が踊るのなら」の主題による12の変奏曲
J.ブラームス チェロ・ソナタ第二番ヘ長調 作品99
J.ブラームス ピアノ三重奏曲第一番ロ短調
最初に言いますが、このメンバーで入場料500円で開催するレベルのコンサートではありません。いえいえ、演奏レベルが価格相応ではないんです。レベルが高すぎるのです。
いわき芸術文化交流館アリオスが企画するレベルの高さには驚いてしまいます。
さて、そのアリオスでコンサートだと思ってアリオス大ホールに行くと、見よ、高校生が吹奏楽コンサートを案内している。20数年コンサート通いをして、初めて演奏会場を間違えました。
本当の会場の文化センタが徒歩圏内にあって救われました。はっきり言いますが紛らわしいです(数人、私達と同じ人がいました)。
さて、プログラムは三曲。入場料500円?ということもあって会場はほぼ満席。ここのホール客席が密集して狭い。500円にも関わらず(500円ってうるさいですね)、ピアノはヒストリカル・ピアノで、おお、ブラームスと同時代のピアノをこの演奏会のためにわざわざ運んだそうです。採算度外視か?!
最初の2曲、申し訳ないですが、眠気に襲われました。すいません。
後半のピアノトリオ。前半の眠気はどこかヘ飛んで行き、おそらく初見にも関わらずバッチリ起きていました。この演奏は素晴らしかった。VnとCelloのユニゾン、お互いを尊敬しているのでしょう。とても美しいハーモニーに驚愕。2楽章のスケルツォはベートーヴェンの第九交響曲の二楽章にどことなく似ているなと感じました。
ヒストリカル・ピアノは低音側の構造が現代のピアノと異なるため大きな音が出ないようです。また鈴木氏のチェロはエンドピンがなく楽章毎に調弦していたからガット弦を使用していたのでしょう。佐藤氏のVnも同じかな。
最後に、アンコール(曲不明)を演奏して、本演奏会は終了となりました。
とにかく、いわきアリオスのコンサート・レベルは高いです。家の壁はコンサートの宣伝状態になっています。
2月末の四重奏団の演奏会を皮切りに4週連続でアリオス通いになるかもしれませんね。