自称・へっぽこブログ!!

クラシック音楽やマンドリン音楽、オーディオやレコードなど。

レコード購入(11/30, 12/2)

2017年12月08日 00時20分36秒 |  レコード関連

11/29と12/1の両日、いつもの通称「マニアの殿堂」でレコード部門を偵察に行きました。約一ヶ月ぶりの訪問。

最初は高め?の一枚$2.99。
Pf独奏ウラディミール・アシュケナージ、サー・ゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ響のベートヴェン・ピアノ協奏曲全集は前回もあったなあ。今年お亡くなりになったミスターSことスクロヴァチェフスキ指揮のショスタコーヴィッチ第5交響曲は期待の一枚。ランドフスカもモーツァルトも期待。


お次は$1.99。
マンドリン・コンチェルトはマンドリン弾きはやっぱ買わないといけないでしょう。ヴィヴァルディ「四季」は面白そう。あとは室内楽を充実化したいのでクラリネットソナタを。Pf伴奏は日本人です。


$1.99のお宝はベニー・グッドマン、クラリネット独奏のモーツァルト・クラリネット協奏曲と五重奏曲。ベニー・グッドマンはJAZZの印象が強いだけにクラシコ曲の演奏を残していたなんて初めて知りました。


そして魅惑の$1.00シリーズ。
ヴァン・クライバーンのレコードは毎回、必ず目に入りますが、室内楽(小編成楽)を充実させるため購入。左下のスラットキン・パパのレコードはジャケットが大変なことになっています。今回の$1.00は状態良いのが多かったです。


今回の$1.00のお宝。エデュアルド・ヴァン・ベイヌム指揮のマーラーの第4交響曲。これが$1.00コーナーで見つけたときは、嬉しかったですね。


他にレコード保護袋$9.99を買いましたが、それを含めないと14枚で合計$29.12でした。


レコード購入 (10/26)

2017年11月11日 07時05分27秒 |  レコード関連
いつもの定位置で中古(ジャンク、おつとめ品?!)クラシックレコードを8枚購入、税込合計$7.69。一枚1ドル切ってます。それは一枚だけなんと$.25のレコードが含まれていたからです!!

まずはアメリカオリジナルレーベルVOX。
全集以外でベートーヴェンの第九交響曲を入手したのは今回が初めて。一枚にまとめているので第三楽章がA/B面にまたがっています。指揮はヤッシャ・ホーレンシュタイン。VOXレーベルを買うとこの人の指揮が自然と多くなります。
舞曲集は安かったので。CDだったら買わないなぁ。いずれも1ドル。


次はピアノ曲。CDなら買わないであろうショパン「24の前奏曲集」(なんとなくショパンは苦手にしてます)。
左のイヌさんレコードは、アルフレッド・コルトーの演奏なので即確保しました。ジャケットが恐ろしいことになっていましたが、いつものように修復。これらも1ドル。


今度はモーツァルトと地元ルイヴォ・オーケストラのベートーヴェン第3ピアノ協奏曲。地元オケがメジャー曲を演奏したレコードは珍しい(現代曲が多い)。ジャケット裏の解説からルイヴォ地区を襲ったtornadoが関係しているように思えた(何かのイベントで70年代にtornadoが襲ったと読んだことがあります)。
これらも1ドル。


最後はVOXと同じくお得意様のコロンビア盤。
左のオーマンディ指揮レコードが、なんと最安値の$0.25、日本円だと30円ですよ。コロンビア盤(旧盤?)のジャケットデザインはCDには無い趣があって好きです。
右の幻想交響曲は最近、気になっている曲でして、今回、小澤さん指揮トロント響のレコードを見つけました。1ドル。




レコードの洗浄

2017年10月26日 22時30分36秒 |  レコード関連
レコードを購入後、私は必ず「洗浄」します。理由は、購入するレコードは中古で消費大国で生活しているアメ人が扱っていたのでほとんどの盤はすぐに聴ける状態にないからです。そのまま聴こうとするとカートリッジの針が大変な事になるでしょう(怖くてやったことありませんが)。

ここで私のレコードの洗浄方法を記載したいと思います。創意工夫をモットーとしているので専用品は用いず身近にあるものを使っています。そうしないと補充を日本から輸入しなければなりませんからね。


さて、いつものShopで購入したレコード 。こりゃ、洗いがいがあります。


拡大。埃やカビが見えます。




レコード洗浄時のラベルの保護にeBayでラベルプロテクタを購入。洗浄液、というより洗剤は泡タイプの食器用洗剤を帰国時に購入しました。洗剤は「界面活性剤が少ないもの」が必須で、色の付いていない洗剤が良いそうです。これを選ぶのにおそらく30分は時間を費やしたと思われます。補充液もふた袋買ってあります。


まずはプロテクタをレコードに取り付けます。


レコード全体に水道水をかけます。熱湯厳禁!!
写真はバスタブでシャワーを使っていますが、普段は洗面台の蛇口を使っています。シャワーを使ったのはあまりにも汚れが酷かったため。


洗剤を「直接」レコードにつけます。普段は「ひと吹き」です。


レコードの汚れを取るブラシは「靴のみがきブラシ」を選びました。これは「馬の毛」で細くて柔らかいです。Walmartで$4.99でした。


洗剤をブラシを使ってなるべく時計回りで盤面全体に伸ばします。


もう一方の面も同じように洗剤を伸ばした後、水道の水で洗剤を洗い流します。


表面の水気をタオルで拭き取って、「食器用スタンド」でレコードを立てて乾かします。


このような感じでレコードを洗ってます。スタンドには最大8枚しか置けません。
この前、朝の9時ちょうどにスタート、8枚洗い終えたら9時40分でした。一枚あたり5分、8枚で40分かかっている事になります。

今のところ、レコード自体に問題はないのでこの方法でレコードを洗浄しています。


レコード購入

2017年10月23日 22時31分10秒 |  レコード関連
レコード購入の履歴を記載していきます。

10月6日
Venders Villageというアンティーク?ショップで発見。ヨゼフ・グリプスのハイドン交響曲セットは25%割引の$3.75、サン,サーンスは未開封品$1.00、LOレコードは一番高い数字で$4.75。合計$9.90。


LO盤は付属品が付いていて思い切って購入した甲斐がありました。



以後はマニアの殿堂「Half Price Books」で購入したレコード。15%引で合計$18.89。
まずはクリプス指揮ロンドン響のベートヴェン全集。何と7枚組$1.99(購入時$1.69)で売られていました。即、確保。缶入り5枚組CDセット(中古、最初の二枚紛失)を処分しても良いくらい。


お次はアルフレッド・ブレンデルのシューベルト・ピアノ曲集。PHILIPSレーベルではないんですね。驚きの$2.99($2.80)。


次は黄色のレーベル・ドイツグラモフォン。カラヤンのブラームスだけ$2.99($2.54)で他二枚は$1.00($0.85)。
アメリカには無い「TowerRecords」のビニル袋が被さっているので同じ人が所有していたと考えられる。
ワグナーはCDでも持っています。
ブラームスの第一交響曲はレコードだけで4枚も集まってしまった。しかもカラヤン先生のは年代、レーベル違い。


これらはおそらく未開封盤。未開封でも1ドル、割引適用後で$0.85です。1812年だけ$2.99($2.54)。


ここにもブラームスの第一交響曲。幻想交響曲は帰国休暇した際に演奏会に接してレコードで探していた曲。ビーチャムの「英雄の生涯」はこの前のHalf Price Books祭で見たような記憶が。


さあ、今回も見つけました、Westminster 盤とColombia 盤。これがたったの1ドルなんですよ!!
Colombia 盤はジャケットのデザインが独特です。


貴重なWestminster 盤、ジャケットが大変なことになっています。それでも確保しました。ジャケットは直せば良いのですからね。




マニアの殿堂 Half Price Books, KY祭

2017年09月18日 02時22分08秒 |  レコード関連
先週末の話になりますが、9/8から10日の三日間、KY Exposition center(SDF空港の目の前の巨大展示会場)でHalf Price Books祭(筆者が勝手に命名)が行われました。たまたま行きつけのHPB(長いので短くしました)でチラシをもらって開催を知ったわけです。行かなかったら知らないままでした。

会場は夕方6時で終了。いつもの週末のお仕事を終えて3時頃に会場着。だだっ広い会場にぶっきらぼうに並んだ長机が我々を迎えました。写真は閉店前なので人が少ないです。


自称マニアはムスメとともにレコードコーナーを目指しました。途中、ムスメのためにテキトーな本をピックアップ、それで長時間の探索に耐えてもらうことにしました。

レコードコーナーはこんな感じ。あまりの量の多さにどこから手をつけて良いのか呆然としました。


気を取り直して手前の列から捜索活動を始めました。


3時間、黙々とレコードを出したりしまったりの繰り返し。最後の1時間はさすがに疲れを感じました。今回の収穫は、これ。レコードは合計29枚。全て、ナント、一枚$0.50(*⁰▿⁰*)。29枚買って$14.50。日本円で1500円ちょっとですよ。信じられなーいって感じです。ヴィヴァ、HPB!!



さて購入したレコードを紹介しましょう。
まずは「VOX」レコード。ブラームスの第一交響曲は後述しますがカラヤン先生のLONDONレーベルも手にしました。


次は、ナント、WestminsterとUrania レーベル。これもたったの$0.50、日本円で60円ですよ。でも、かなりの難有り。


ジャケットが恐ろしい事になっています。さすが消費大国アメリカ。HPBにあるのはこんなのフツウです。


気を取り直してコロンビア盤。
左上のベートーヴェンの「オリーブ山の主イエス・キリスト」は初めて知りました。


「マタイ受難曲」もたったの$0.50、メニューインの「ブランデンブルグ協奏曲全集」も同じく$0.50。


RCA盤。
左下のドヴォルザークの第九交響曲はストコフスキーの若い頃と晩年の2つの録音が一緒になって珍しい構成です。


Philips とEMI。
下段のブルックナーはアメリカで音源を購入したのは(CDを含めても)初めてかも?! 数年、ご無沙汰しています。
ジョージ・セルは前から気になっており状態が良かったので買いました。


ソニー盤。
全て状態が良いです。レコードでのマーラー3番は今回で2枚目。


これで最後。



まとめとして。
とにかく安い。でも状態は決して褒められたものではありません。物持ち良くないアメ人の気質がレコードにも現れています。たまに状態が良いのもありますが。

次回も参加できるなら、休みとって一人で朝から晩まで探しまくろうと思います。結局、2列のうち一列見切れなかったしCDコーナーも調べるなんてムリでした。

アメリカなので、指揮者ではストコフスキー・オーマンディ・セル、ピアニストはクライバーンの音源が多いです。


マーラー交響曲選集のトラップ

2017年05月25日 22時54分22秒 |  レコード関連
新品で買ったマーラーの交響曲選集。


クレンペラー指揮のマーラー第2交響曲をかけたのになぜか第三交響曲冒頭のホルンの強奏。「あれ、なぜに3番?!」とジャケットを見ると確かに2番のジャケット。

まさか、3番のCD、2枚になってないよね、と祈りながら3番のジャケットからCDを恐る恐る取ると、

「なんてこったぁ」
やっぱり3番のCDが入ってました。


この通り、CD2が二枚です。



望み少なかれど、まさかどっちかに2番が入っていないか両方聞いてみましたが、どちらのCDからもホルンの強奏が聞こえて来ました

やられました。
このマーラーの交響曲選集には気をつけて下さい。$7.99払って買ったのに。音悪いし、正直、聞く気を起こさなくなった。
アメリカのレコード会社だったら文句言ったけど敵はヨーロッパなのでムリだな、これは。



気をとり直して、小澤さんのマーラー2番にしました。この演奏は当時、実際に会場で体験した思い出ある演奏です。
こちらは買う前に開けてきちんと二枚別々なCD入っているのを確認してから買ったので大丈夫です。