初日を迎えた、ダイヤモンドレースはまず、5Rであの山陽オートの岡部聡が出場している、今ほどの喝采はまだ浴びていないが、それ相応の強さをしだいに見せ始めた頃でもある、着は斉藤栄一に遅れはとるが2着の発進で初日を締め括っている、ちなみに、この日は朝から雨だったようです、昔は今のレース常識が通用しない処が多々見受けられるのです。
その例が8Rに出ている、片平巧選手です、相手は地元の堀勉、柴田日出喜、片岡賢児を雨走路で破り、1着ゴールを決めていることである、あの片平が・・・・雨巧者を捌き1着とは・・・・16年前の出来事にさらに、私の頭の中は迷走するしだいです。
9Rは田中守、水崎正二の1,2着でのゴールですが、3,4着が福田茂、秋田敬吾なんです、走路状況も雨走路からブチ走路に変化、のち更に雨走路に変化する忙しさみたいです、中村政信はこの激変に付いて行けず、10Rで鈴木清市、松本義勝、平田富士夫に遅れをとり、4着の惨敗を余儀なくされます、哀れ・・政信!
最終の11Rはあの岩田行雄選手が竹井博文、畑吉広、長谷川啓を力でねじ伏せ、1着ゴールです、試走3,70上がり3,750 ミステリアスが光ます。
この時代は今の様な若手の乗り方が花開く時代ではなく、あくまで個性の乗り方が支流の時代ではなかったかと思います、良き時代であったと・・・思います。