実況列伝 2016

飯塚ミッドナイトは5月から

片平イズム 1994 ダイヤモンドレース

2010年04月11日 | 回顧録&日記

彼らはなぜに戦うのか、個人として遺恨はのこらないのか、常に私は思います、勝者には優勝と言う2文字が与えられ、サラリーマンの年棒をかるく超える賞金が懐に転がりこんでくるが、その代償はその命、体、のみ、その危険は毎日続いている、あの国際オリンピックでのルール、安全策の精神はどの競技にも同じくとられてはいるが・・・・・・

1994年ダイヤモンド、2日目です、この日は一変して晴れでの戦いです、つまり良です渾身の第7レース、あの永富選手がでてきます、近藤善哉、仲原龍典、井上正廣、植木常男を捌きます、この永富と岡部が≪雷鳴ジルダ編≫この翌日に戦います。

続く、第8レース山陽の畑吉広が持ち前のスタートで試走3,38上がり3,460で追いすがる金山清司を振り切り、1着ゴール! 釜本憲司、田島敏徳、水崎正二は後塵をあびます。

9Rでは先に中村政信、岡部聡が戦います、試走3,37上がり3,459で岡部を降します、この時の岡部選手は今の岡部ではなく、一皮剥ける前ですので、中村が相手では歯が立たない時期ではなかったかと思います、岡部が強くなるのは桝崎さんとの出会いがあった後と聞き及んでいます。 あっ!このレースで政信は優勝戦レースの除外を受けています、つまり優勝戦には進めません、多分異常発走、詳しいデータがありませんので仔細はわかりません。

10レースは先の桝崎正選手が秋吉忠幸、井原春美、福田茂を捌き試走3,40上がり3,470で快勝してます、この桝崎選手は今の飯塚オートを支え、作った影の功労者です、あの浦田信輔、田中茂はその代表格です。

そして、11R特別選抜戦、片平巧が瞬時に同ハンである、小関勝治、田中守、鈴木清市、鈴木章夫を捌き、前の軽ハングループを切り崩します。試走3,36上がり3,457です、抜くのに、さほど時間はかかっていないでしょう。 この節での中村&片平の両雄は戦う事は無かったのです。

余談なんですが、車券は地元から売れるのがスジなんですが、この時ばかりは船橋の片平巧選手から総売れでした、2連単で300~500円前後です。 凄まじい売れ方であったと記憶してます。

ファンの間では・・・・”おぃ、買ったか?片平、あぁ・・買ったよ片平の頭で” と言う、言葉は常識だったのです。 筑豊ファンでもそれは曲げ様のない事実だったのですから、それ程、凄まじき人気でした。

1994,8,28の売り上げは軽く4億を超えてます、多分、場外無し、本場のみ!

 

 

 

 

 


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