がん闘病記(子宮頸がん)

子宮頸がんで子宮もリンパも摘出。
日々の気持ちを綴ってみます。

やわらかい生活

2007年06月12日 | 映画
テンション的に日本映画が見たいな~という感じ。
寺島しのぶの「やわらかい生活」を借りてきた。

35歳、独身で都会で一人暮らし、両親も亡くして躁うつ病仕事も男もいなくてとりあえず生きてる。
そんな優子と周りを通り過ぎる男性の話。

寺島しのぶ、豊川悦治、妻夫木聡、田口トモロヲ、大森南明、松岡俊介などなど結構豪華な顔ぶれ。

何かところどころ泣いてしまった。
悲しい話っていうよりも共感なのかな。
きっと女性なら誰でもどこか共感できちゃうんじゃないかな
監督も「頑張らなくていいんだよ。頑張っている女の子のエールを送りたい」
って作ったみたい。
ゆるゆる~っとした映像で主人公も躁うつ病なのもあるけど
ゆるゆる生きてて、というか生きるしかないのか。
自由奔放に見えて優しくて気を使ってて男の人も癒されつつ通り過ぎる感じ。
でもやっぱり孤独。

今の自分の生活が優子にだぶる。
って見た目も自分も結構元気なのに無理はできず。
今仕事もできなくて、ゆっくり生きるしかない。
自分の世界の中で生きている。
私は結婚してるけどそれでも孤独なところはあるし、
ほんと誰でもそういう所はありそう。
常に何かにがーっと取り組んでないとゆるせない私。
でも今はあまり何もみえず手がつけられない自分が許せなくてイライラ。
でも、そのゆるい生活でもいいのかなって一瞬でも思えた。
それがよかったな~って。監督の思惑通りかな。

東京タワーの寺島しのぶは、女の情念むきだしで凄みがあったけど
今回のはだるい中に自分の世界があって、また違う寺島さんで面白かった。
うまいな~って見いちゃった。
なんだか最近いつの間にか寺島しのぶに惹かれてしまってる
あんなに奔放に生きてみたいな~。

次に「ヴァイブレータ」も借りてきちゃった。


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3 コメント

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はじめまして (kobukobuta)
2007-06-14 12:40:31
kobukobutaと申します。私も兵庫県出身で、がん友MAPからきました。がんセンターと書いてあって、おうちが近いのかな~と勝手にわくわくしています。私は肺がんで病気も生活環境も違いますが、一緒にがんばれたらいいなと思います。
また時々来ます。どうかよろしくお願いします。
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何回もごめんなさい (kobukobuta)
2007-06-14 13:20:55
過去の記事を読んでて、病院の対応のまずさに共感しました。実は私は最初がんセンターにいっていたのですが、担当医との相性のわるさに気分がめいり、病院をかわったのです。医者はどうしてあんなこと平気で言えるのだろうかとなけることがたびたびありました。いろいろつらいことがたくさんあるなか、前をむいてがんばるけろりんさん、すごくすてきです!
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kobukobutaさんへ (けろりん)
2007-06-15 00:29:23
兵庫県の方なんですね
私も近くの人と出会えて嬉しいです**
私も、原発部位は子宮頸がんだけど、
セカンドオピニオンで小細胞癌は婦人科では
ほとんど例がないけど、肺癌では15%位いるので、
肺がん治療で考えたほうがいいと言われました。

kobukobutaさんのブログもちょっとお邪魔しました。
がんセンターから転院されたんですね。
癌で兵庫県だと、どうしてもそこが一番かと
思っていたけど病院っていっぱいあるんですよね。
色んな人の転院話を聞いて目からウロコな感じです。

それに休眠療法はうちの旦那さんが最初の頃
本を買ったり熱心に調べていました。
私も抗がん剤がんがん使うのはどうかと思います。

長くなったけれど、私もお邪魔させてください
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