〇リスト分類の定義として…
【作品】は、赤塚不二夫が執筆に携わった作品とする。月刊誌は刊行月表記の1か月前刊行が多いものの、記載のまま採用している。週刊誌は発行日が実際の発売日と異なる為、通年号数を採用、おおよその発売日を推測し、リストアップしている。
【記事、カット他】は、他者が赤塚不二夫とその作品を取り上げている場合を除き、赤塚当人がカット、発言、作品、写真等で登場している場合にとどめ、他者が著作、編集をした書籍内に寄稿、参加している場合もこの項目へ加えている。なお、雑誌の表紙、背表紙、裏表紙用に描かれたカットは、それのみを執筆している場合に限って記載した。雑誌に掲載作品のある場合はその一部としてオミットしていることをご了承願いたい。
最初期にはこの後に【アシスタント参加作品】を、根拠があり判明している作品のみを加えている。
【代筆】は、赤塚不二夫名義で発表されているが、赤塚が関わっていないとされる作品を中心に、赤塚キャラを使用し、赤塚不二夫以外の人物が描いた作品とする。その場合は分かる範囲での執筆者名を記している。
【単行本】は、赤塚不二夫名義で刊行された書籍に加え、例外的に赤塚が関わった作品が収録されている書籍も加えた。他者が赤塚不二夫について執筆した書籍、アンソロジー単行本などはこの後に【関連書籍】としてまとめている。
【メディア】は、作品を原作としたテレビや映画に加え、赤塚不二夫本人が出演した映画やCMをリストアップした。
〇作品が書き下ろし単行本の場合は、【単行本】欄にのみ、その書名を記載している。これに倣って、代筆作品が書き下ろし単行本の場合は【単行本】欄に加えず、【代筆】欄にのみ記載している。代筆作品が単行本化された場合もその旨を記述の上、【代筆】欄に加えている。
※一部未確定な情報を含むことをお許しください。間違いや更なるリスト漏れ作品に関しましては、ご一報頂けましたら幸いです。
2008年(平成20年)8月2日・逝去
【作品】
『天才バカボンの3本立てなのだ』(2本立てめ!!&3本立てめ!!オリジナル版)
『天才バカボン 秘蔵 単行本未収録傑作集』 講談社 KCDX 10月22日発行
補足・担当編集だった五十嵐隆夫がタクシー内に紛失し、返却後譲り渡されたもの。執筆は1973年。
【カット、記事他】
『KAWADE夢ムック 文藝別冊【総特集】赤塚不二夫』
河出書房新社 8月20日発行
補足・『名人』1話分、『ナマちゃんの日よう日』、『くそばばあ』1話分、『鉄腕アトムなのだ!!』(p1を除いて収録)、『ギャグ+ギャグ』1話分を収録。
『追悼赤塚不二夫「ギャグゲリラ」大傑作26ページ一挙公開』
週刊文春 8月28日号
補足・追悼企画として4話分を再録。
『赤塚不二夫先生からのラストメッセージ「人生、これでいいのだ!!」』
プレイボーイ 9月8日号
『赤塚不二夫の「この1コマ」がいいのだ!』
イラストレーション 11月号
補足・和田誠、伊藤弘、五木田智央、都築潤、寺田克也が思い入れある1コマを選出した追悼特集。
【単行本】
『天才バカボンとおそ松くんとアッコちゃん』
小学館 マイファーストビッグ 9月24日発行
補足・2002年刊行の同名本を新装版で追悼刊行。巻末には吉勝太による追悼イラストが掲載。『天才バカボン』5話分、『ひみつのアッコちゃん』3話分、『おそ松くん』4話分を収録。奥付では重版扱いだが、装丁、内容が異なるので記している。
『ニャロメとイヤミと天才バカボン』
小学館 マイファーストビッグ 9月24日発行
補足・2002年刊行の同名本を新装版で追悼刊行。巻末には吉勝太による追悼イラストが掲載。『もーれつア太郎』4話分、『おそ松くん』3話分、『天才バカボン』4話分を収録。奥付では重版扱いだが、装丁、内容が異なるので記している。
『これでいいのだ 赤塚不二夫自叙伝』
文藝春秋 文春文庫 10月10日発行
『天才バカボン 秘蔵 単行本未収録傑作集』
講談社 KCDX 10月22日発行
補足・『天才バカボン』26編、『天才バカボンのお正月』、『帰ってきた天才バカボン』に加え、オリジナル版『天才バカボンの3本立てなのだ』(2本立てめ!!&3本立てめ!!)を初収録。
『赤塚不二夫WORLD 緊急追悼版 ギャグの神様の作品と舞台裏!』 監修・文/北見けんいち、高井研一郎、古谷三敏
ゴマブックス 11月10日発行
補足・『おそ松くん』4話分(うちキング版1話)、『ひみつのアッコちゃん』(第2期連載)1話分、『嵐をこえて』の一部、『ナマちゃんの日よう日』、『ナマちゃん』1話分、『もーれつア太郎』1話分、『まかせて長太』1話分、『らくがき』、『へんな子ちゃん』(りぼん版)1話分、『レッツラゴン』1話分、『ギャグゲリラ』1話分、『天才バカボン』5話分に加え、監修者による作品解説『釣りバカ・六平太・ダメオヤジ先生が語る!』、赤塚りえ子インタビューを収録。
2016年3月10日には『新装版 赤塚不二夫WORLD vol.1 ギャグの神様の作品と舞台裏!』という題に変更の上、同一内容で再刊行された。
『赤塚不二夫自撰ベスト傑作集 メモリアル 天才バカボン これでいいのだ! バカボンファミリー大活躍編』
講談社 KCDX 11月13日発行
補足・『えりぬき天才バカボン』全6巻から、更にえりぬいた傑作選。
『赤塚不二夫自撰ベスト傑作集 メモリアル 天才バカボン さんせいのはんたいなのだ! 伝説の赤塚ギャグ編』
講談社 KCDX 11月13日発行
補足・『えりぬき天才バカボン』全6巻から、更にえりぬいた傑作選。
『赤塚不二夫裏1000ページ』上・下巻
INFASパブリケーションズ スタジオボイスコミックス 12月19日発行
補足・上巻には『おいらダメ高』全4話、『めくるめっくワールド』、『女番長ケロ子』1話分、『oh!ゲバゲバ』全2話、『ギャグギゲギョ』2話分、『ギャグランド』2話分、『オッチャン』6話分、『少年フライデー』1話分、『不二夫のギャグありき』1話分、『モンスター13番地』1話分、『ちびママ』1話分、『大日本プータロー一家』2話分、『ワルちゃん』2話分、『ニャンニャンニャンダ』1話分、『メチャクチャ№1』3話分、『おハナちゃん』2話分、『ジャジャ子ちゃん』2話分、『ヒッピーちゃん』2話分、『青い目の由紀』全3話を収録。
下巻には『ぼくはケムゴロ』予告編、『アニメまんが』2話分、『こんなコトってありますか?』、『スリラー教授』、『名人』3話分、『ニャロメ』3話分、『お笑いはこれからだ』2話分、『にっぽん笑来ばなし』4話分、『今週のダメな人』1話分、『今週のアダムとイフ』1話分、『赤塚不二夫の文学散歩』1話分、『ギャグゲリラ』5話分、『ハタ坊』1話分、『たまねぎたまちゃん』1話分、『ネコの大家さん』1話分、『ピヨ13世』2話分、『ババッチ先生』8話分、『ヤング版ひみつのアッコちゃん』、『いじわる一家』、『こきつかい一家』、『かけあし人生』、『赤塚不二夫のどうしてくれる!?』1話分、『赤塚不二夫のギャグ屋』1話分、『「大先生」を読む』2話分、『ヤラセテおじさん』1話分、『松尾芭蕉』8話分、『不二夫のワルワルワールド』1話分、『まりっぺ先生』1話分を収録。
本書に提示されている「第〇話」という表示は、底本としているオンデマンド版全集での収録順の為、連載時の掲載順とは異なるものである。
『赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。』
メディアファクトリー MF文庫 12月25日発行
補足・『赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。』を文庫化。
【関連書籍】
石ノ森章太郎漫画大全集『火の鳥風太郎』 著/石森章太郎
角川書店 8月29日発行
補足・セット販売のみ。『火の鳥風太郎』(著/石森章太郎)、『その仮面をとれ!』(著/石塚不二太郎)を収録。
石ノ森章太郎漫画大全集『海賊王子』 原作/石森章太郎、漫画/いずみあすか
角川書店 8月29日発行
補足・セット販売のみ。『海賊王子』週刊少年キング版全話、まんが王版全話(原作/石森章太郎、漫画/いずみあすか)を収録。
『うなぎのダンス』 著/いしいしんじ
河出書房新社 河出文庫 10月20日発行
補足・98年にアスキーより発売の対談集を文庫化。赤塚との対談『慈愛に満ち溢れたギャグ大陸の皇帝』を収録。
『天才バカボン公認副読本 これでいいのだ14歳。 ~バカボンパパに学ぶ14歳からの生き方哲学100~』 著/福田淳
講談社 10月21日発行
『天才バカボン家族論 「パパの品格」なんていらないのだ!』 著/中条省平
講談社 11月10日発行
補足・『天才バカボン』1話分を併録。
『石ノ森章太郎漫画大全集 シアワセくん』 著/石森章太郎
角川書店 11月28日発行
補足・セット販売のみ。『ダイちゃん』15話分、『セイちゃん』全話(著/いずみあすか)、『はや松くん』(著/石森章太郎)他を収録。
『南極(人)』 著/京極夏彦
集英社 12月20日発行
補足・『帰ってきた南極探検隊 巷説ギャグ物語』を収録。挿絵は吉勝太によるもの。
【メディア】
テレビ・『赤塚不二夫さんをしのんで』
NHK教育 8月11日放送
展覧会・『赤塚不二夫追悼 「ひみつのアッコちゃん」と「もーれつア太郎」展』
東映アニメーションギャラリー 9月30日~12月23日開催
2009年(平成21年)没後1年
【フジオ・プロ作品】
鬼の面『ラブ鬼』
でん六販促品 1月頃
『バカボンとパパのこころに花を咲かすのだ』原作/赤塚不二夫 まんが/吉勝太とフジオプロ
『OTSUKA続まんがヘルシー文庫2 探検!わたしたちの体の巻 ④脳とこころ~こころのおうちは脳の中』 大塚製薬株式会社 3月29日発行
補足・5巻組のうちの第4巻。
【単行本】
『ひみつのアッコちゃん 完全版』全4巻
河出書房新社
第1巻・第2巻 1月30日発行
第3巻・第4巻 2月28日発行
補足・きんらん社版、曙出版A5版の単行本を底本とし、初収録3話分を含む第1期全話、第2期のオリジナルストーリー4話を収録。単行本収録時の改稿がなされている話数も多々ある為、完全版とは言えないものである。
『赤塚不二夫のマンガバカなのだ ア太郎+おそ松』
朝日新聞出版 2月28日発行
補足・『トキワ荘物語』、『ナマちゃん』1話分、『ギャグほどステキな商売はない!!』、『おそ松くん』8話分、『もーれつア太郎』9話分、『シェー!!カムバック』、『いまにみていろミーだって』に加え、口絵として『ア太郎カレンダー4月』(週刊少年サンデー69年16号)の原画、エッセイ本から引用したコラム、石ノ森章太郎のコラム(「まんがバカなのだ 赤塚不二夫展」図録からの転載)、綿引勝美による解説を収録。
『天才バカボン 41歳の春だから』
集英社 集英社ジャンプリミックス 5月30日発行
補足・同タイトルのパチンコ台が制作されたことを記念した傑作選。
『「モテる男」はこれでいいのだ。』
イースト・プレス 文庫ぎんが堂 8月2日発行
補足・『地獄の交遊録』を改題し、『今週のダメな人』4話分を加えたもの。
『週刊文春「ギャグゲリラ」傑作選』
文藝春秋 文春文庫 8月10日発行
補足・『この人と一週間 「従業員慰労のため」赤塚不二夫のタイクツな休暇』(週刊文春 1974年10月14日号)、『歴代担当編集座談会 われら、「バカ田大学」卒業生!』を付録として収録
『赤塚不二夫展 ギャグで駆け抜けた72年』
赤塚不二夫展制作委員会 8月26日発行
補足・展覧会図録。展示原画、年表、タモリと赤塚りえ子の対談などを収録。
【関連書籍】
『トキワ荘のヒーローたち ~マンガにかけた青春~』
豊島区 10月24日発行
補足・豊島区郷土資料館にて同年10月24日~12月6日まで開催された書名と同名の展覧会で販売されたもの。『ナマちゃん』、『まつげちゃん』の原画、赤塚所有の思い出の品であるトキワ荘の蛇口などを収めた図録。
『作家の酒』
平凡社 コロナブックス 11月25日発行
補足・著述家たちによる飲酒エピソード集。赤塚のページ「赤塚不二夫 レロレロ酒」では、秘蔵スナップに、『おそ松くん』「イヤミマスターあたまにくるよ」の生原稿1ページ、山珍居、権八、白雪鮨といった馴染みの店を紹介している。
【メディア】
展覧会・『追悼 赤塚不二夫のコニャニャチハ展』
杉並アニメーションミュージアム 1月17日~2月22日開催
テレビ・『全身漫画家真説・赤塚不二夫論』
NHK 3月29日放送
補足・追悼番組として放送。
展覧会・『サンデー・マガジンのDNA-週刊少年漫画誌の50年』
川崎市市民ミュージアム 7月18日~9月13日開催
京都国際マンガミュージアム 10月10日〜 2009年12月20日開催
高知県立美術館 2010年4月29日~7月11日開催
長崎歴史文化博物館 7月17日~9月6日開催
補足・『おそ松くん』、『天才バカボン』、『もーれつア太郎』の原稿が展示された。
イベント・『笑いの学園祭』
HEP FIVE(大阪) 8月1日~16日開催
補足・「バカボンのパパ校長」の銅像を設置し、イメージキャラクターとしたイベント。赤塚関係では8階HEP HALLにて『天才バカボンワールドでタリラリラ~ン!!これでいいのだ!展』を開催。
展覧会・『赤塚不二夫展 ギャグで駆け抜けた72年』
東京・松屋銀座 2009年8月26日~9月7日開催
名古屋・松坂屋名古屋南館 8階松坂屋ホール 2010年6月23日~7月5日開催
山形・天童市美術館 10月22日~12月5日開催
大阪・大丸心斎橋店 北館14階 2011年1月12日~24日開催
秋田・秋田市立千秋美術館 2月11日~3月27日開催
島根・島根県立美術館 4月22日~5月30日開催
新潟・新潟市美術館 6月04日~7月10日開催
青森・八戸市美術館 7月16日~8月28日開催
広島・広島の筆の里工房 9月16日~10月23日開催
2010年(平成22年)没後2年
【フジオ・プロ作品】
鬼の面『エコ鬼』
でん六販促品 1月頃
『エコリン&カンキョー戦隊 アース君を救うのだ!』原作/赤塚不二夫 まんが/吉勝太とフジオプロ
『OTSUKA続まんがヘルシー文庫3 みんなみんな地球っ子~環境と健康の巻 ④ホットな地球でだいじょうぶ?』 大塚製薬株式会社 3月31日発行
補足・5巻組のうちの第4巻。
『天才バカボンpresents 彼専用ゼクシィなのだ』
ゼクシィ 5月号別冊付録
【単行本】
『(新装版)バイリンガル版 天才バカボン』
講談社 3月25日発行
補足・2000年刊行の『バイリンガル版 天才バカボン』全3巻を1冊に再構成したもの。
『トキワ荘パワー!』 著/手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、つのだじろう、藤子・F・不二雄、水野英子、よこたとくお 監修/水野英子、丸山昭
祥伝社 9月10日発行
補足・『荒野に夕日がしずむとき』、『おハナちゃん』3話分、『きえていく星』(いずみあすか)、『赤い火と黒かみ』(U.マイア)を収録。
【関連書籍】
『ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘』 著/水木悦子、赤塚りえ子、手塚るみ子
文藝春秋 2月10日発行
補足・水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫の愛娘の鼎談本。シュールなページのみを集めた『『レッツラゴン』REMIX』を収録。
『天才バカボン幸福論。夜のつぎは朝なのだ』 編著/バカ田大学しあわせ研究部
主婦の友社 3月10日発行
補足・名セリフなどをまとめた自己啓発本チックな1冊。
よりみちパン!セ『世界のシェー!!』 著/平沼正弘
理論社 3月24日発行
補足・旅行先の現地人に「シェー!!」ポーズを取ってもらった写真を集めたアルバム。赤塚の写真、イラストも。
『赤塚不二夫で元気になれ! もーれつア太郎 ココロに花が咲く言葉』 編著/バカ田大学しあわせ研究部
主婦の友社 6月30日発行
補足・名セリフなどをまとめた自己啓発本チックな1冊。
『NHKテレビテキスト こだわり人物伝 赤塚不二夫/太宰治 知楽遊学シリーズ』
NHK出版 6月1日発行
補足・テレビ番組『こだわり人物伝 赤塚不二夫』(NHK 2010年6月2日~6月23日)の内容をまとめた副読本。松尾スズキが赤塚を語った。
『バカボンのパパよりバカなパパ 赤塚不二夫とレレレな家族』 著/赤塚りえ子
徳間書店 6月30日発行
【メディア】
テレビ・『こだわり人物伝 赤塚不二夫』
NHK 2010年6月2日、6月9日、6月16日、6月23日放送
補足・「第1回:マンガは教科書ざんす」、「第2回:マンガを壊しちゃったのココロ」、「第3回:マンガのキャラになったのだ」、「第4回:尊敬されたくニャいニャロメ!」の全4回に渡り、松尾スズキが赤塚不二夫を解説。
展覧会・『君はマンガの主人公なのだ!!』
青梅赤塚不二夫会館 11月20日~2011年1月16日開催
補足・顔出しパネルなど、記念写真撮影を中心とした企画展
2011年(平成23年)没後3年
【フジオ・プロ作品】
鬼の面『デジ鬼』
でん六販促品 1月頃
『パパは戦士になるのだ!』原作/赤塚不二夫 まんが/吉勝太とフジオプロ
『OTSUKA続まんがヘルシー文庫4 くらしに身近な病気とケガの巻 ②うつる病気(感染症)1~かぜとちがうの?インフルエンザ』 大塚製薬株式会社 3月26日発行
補足・5巻組のうちの第2巻。
【記事、カット他】
『赤塚不二夫の大特集なのだ!』
ぴあ 4月28日号
補足・浅野忠信、赤塚りえ子のインタビューなど。表紙は及川正通による赤塚不二夫。
『祖父江慎×星野源×赤塚りえ子→娯楽のチカラ。 赤塚不二夫』
BRUTUS 7月1日号
『赤塚不二夫爆笑伝』
FLASH SPECIAL 2011年盛夏号 FLASH 8月31日増刊号
『改訂新版 ワンダーライフ・スペシャル 完全保存版 藤子・F・不二雄の世界』
小学館 12月4日発行
補足・97年発売本の改訂新版。『藤子・F・不二雄氏追悼「トキワ荘」特別座談会 藤本氏の思い出。』(藤子不二雄A、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、つのだじろう、鈴木伸一)を収録。
【単行本】
『赤塚不二夫120%』
小学館 小学館文庫 4月11日発行
補足・1999年発行の同名書籍の文庫化。
『赤塚不二夫爆笑ランド 面白すぎてこれでいいのだ!!』
講談社 KPC 5月2日発行
補足・『赤塚不二夫爆笑ランド おそ松くん』全7巻を底本に、『レッツラゴン』6話分、『天才バカボン』7話分(うち1話は一部抜粋)、『おそ松くん』4話分、『もーれつア太郎』3話分、『ギャグゲリラ』3話分を収録。
『泣けるアカツカ』
徳間書店 TOKUMA FAVORITE COMICS 5月10日発行
補足・『天才バカボン』2話分、『おそ松くん』2話分、『ひみつのアッコちゃん』2話分、『もーれつア太郎』2話分、『ミスターイヤミ』、『しろいかっぽうぎ』、『おた助くん』1話分、『のらガキ』1話分、『母ちゃん№1』2話分、『少年フライデー』2話分、『あべこべ3番地』1話分、『ラクガキ』1話分、『トキワ荘物語』を収録。
『赤塚不二夫マンガ大全 「ぜんぶ伝説のマンガなのだ」』
別冊宝島1769号 6月14日発行
補足・『天才バカボン』5話分、『くそばばあ』1話分、『おそ松くん』3話分、『ヒッピーちゃん』1話分、『もーれつア太郎』1話分、『へんな子ちゃん』1話分、『レッツラゴン』3話分、『ヤング版ひみつのアッコちゃん』に、武居俊樹、藤子不二雄A、唐沢なをき、北見けんいちのインタビューを収録。
『酒とバカの日々 赤塚不二夫的生き方のススメ!』
白夜書房 10月1日発行
補足・『赤塚不二夫のハチャメチャ哲学』を改題し、『宝島』73年11月号のインタビュー『もう欲なくなっちゃった……いつ死んでもいい』を加えて復刊したもの。
『改訂版 ニャロメのおもしろ数学教室』
新講社 10月26日発行
補足・シナリオ/長谷邦夫
【関連書籍】
『南極。』 著/京極夏彦
集英社 集英社文庫 2月20日発行
補足・『帰ってきた南極探検隊 巷説ギャグ物語』を収録。挿絵は吉勝太によるもの。
『赤塚不二夫大先生を読む 「本気ふざけ」的解釈 BOOK1』 著/名和広
社会評論社 10月24日発行
補足・『ナマちゃん』、『おそ松くん』、『ひみつのアッコちゃん』、『もーれつア太郎』を中心に、1970年代までの赤塚不二夫を初めて文章化し、藤子不二雄A、森田拳次へのインタビュー、作品リストを加えた、赤塚史上初の本格評論本。
『バカボンのパパと読む「老子」』 著/ドリアン助川 イラスト/赤塚不二夫・フジオプロ
KADOKAWA 角川マガジンズ 11月25日発行
補足・カバー絵、挿絵は吉勝太によるもの。
【メディア】
映画・『これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫』
東映 4月30日公開
補足・赤塚不二夫役に浅野忠信、武居記者をモデルとした武田初美役に堀北真希。原作を武居俊樹『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』としながらも、事実と異なる改変を加えている。小道具として、作品に合わせ『レッツラゴン』作中の武居記者を女性化した原稿を吉勝太が描いた。
展覧会・『赤塚不二夫マンガ大学展』
京都国際マンガミュージアム会場2011年10月29日~12月25日開催
ニ条城会場 2011年11月1日~11月6日開催
展覧会・『赤塚不二夫 広告ポスター展』
青梅赤塚不二夫会館 11月19日~2012年1月15日開催
2012年(平成24年)没後4年
【フジオ・プロ作品】
鬼の面『ハチマキ鬼』
でん六販促品 1月頃
【記事、カット他】
『バカボン式 水ギョーザづくりの秘伝公開』
dancyu 7月号
補足・『ポパイ』77年5月10日号のイラストを転載。
【単行本】
『泣けるアカツカ』
徳間書店 徳間コミックス 4月15日発行
補足・コンビニコミック版同様『天才バカボン』2話分、『おそ松くん』2話分、『ひみつのアッコちゃん』2話分、『もーれつア太郎』2話分、『ミスターイヤミ』、『しろいかっぽうぎ』、『おた助くん』1話分、『のらガキ』1話分、『母ちゃん№1』2話分、『少年フライデー』2話分、『あべこべ3番地』1話分、『ラクガキ』1話分、『トキワ荘物語』に、『彼女がほしい!!』、『キビママちゃん』1話分を追加して収録。
【関連書籍】
『天才バカボンの幸福とは今日もおひさまが昇ること』 著/杉田淳子 絵/赤塚不二夫 監修/フジオ・プロダクション
飛鳥新社 2月20日発行
『OTSUKAまんがヘルシー文庫スペシャル こころと体まんがハテナ?ワールド』
大塚ホールディングス株式会社・大塚製薬株式会社 3月29日発行
補足・『ヘルシー文庫』シリーズより、2009年分に掲載の『バカボンとパパのこころに花を咲かすのだ』を再録。
『ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘』 著/水木悦子、赤塚りえ子、手塚るみ子
文藝春秋 文春文庫 5月10日発行
補足・水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫の愛娘が鼎談した、2010年発売の同名書籍を文庫化。シュールなページのみを集めた『『レッツラゴン』REMIX』を収録。解説は南伸坊。
『コミック1971』
徳間書店 徳間コミックス 6月15日発行
補足・1971年に発表された作品を集めた2003年発売の同名雑誌の文庫本化。『天才バカボンのおやじ』1話分を収録。
『ぼくらが出合った戦争―漫画家の中国引揚げ行』 著/石子順、ちばてつや、森田拳次
新日本出版社 8月30日 発行
補足・『ボクの満州 漫画家たちの敗戦体験』収録のイラストをカバー、本文に使用。石子による赤塚の引き揚げ時のエピソードも。
『鳥城物語』 著/森安なおや、松下邦夫 11月3日発行
補足・1997年発行の同名書籍を復刊。かつてのトキワ荘の盟友が描いた作品にコメント『森安氏おめでとうございます』を寄せた。
【メディア】
ドラマ・『これでいいのだ!赤塚不二夫と二人の妻』
BSプレミアム 4月8日放送
展覧会・『科学で体験するマンガ展』
東京・日本科学未来館 7月7日~10月15日開催
愛媛・エミフルMASAKI 2013年8月2日~9月1日開催
補足・科学技術を用いて作られた『ひみつのアッコちゃん』の魔法の鏡が体験できた。
アニメ・『『スッキリ!!×映画ひみつのアッコちゃん』〜テクマクマヤコン テクマクマヤコン ステキなOLにな〜れ!〜』
日本テレビ 8月20日~31日放送
補足・全10話のフラッシュアニメ。情報番組『スッキリ!!』内で放送され、アッコちゃん役は平野綾が担当。
映画・『映画 ひみつのアッコちゃん』
松竹 9月1日公開
補足・アッコちゃん役は綾瀬はるか。
2013年(平成25年)没後5年
【フジオ・プロ作品】
鬼の面『さくら鬼』
でん六販促品 1月頃
『へんな子ちゃん ~私立アカフジ高校~』 著/赤塚不二夫のフジオプロ
HR 2013年5月号~2015年3月号
補足・吉勝太による高校生版『へんな子ちゃん』。
【関連作品】
『赤塚不二夫劇場 ドリームタイムズ』 原作/赤塚不二夫、協力/フジオ・プロ、漫画/いずみはらきみ
ぷら@ほ~む 2013年9月~2014年8月配信
補足・ホーム社運営サイトでのウェブ連載。著者は漫画家・むっちりむうにいの変名。
【カット、記事他】
『対談集 若松孝二の映画を撃て!』
游学社 4月1日発行
補足・同名ラジオ番組の1998年4月5日放送分を描き起こしたものを掲載。
【単行本】
『改訂新版 「日本国憲法」なのだ!』 著/赤塚不二夫、永井憲一
草土文化 5月24日発行
『レッツラゴン』全7巻
復刊ドットコム
第1巻 2013年9月25日発行
第2巻 11月15日発行
第3巻 2014年1月15日発行
第4巻 3月15日発行
第5巻 5月30日発行
第6巻 8月25日発行
第7巻 10月25日発行
補足・当初、ほうとうひろし編集&特別企画・祖父江慎ブックデザインによる全8巻の予定で、4巻「(大あばれ)天才期」、3巻「(マッド調)武居期」、5巻「(好調!)安打期」、6巻「(絶好調!)爆走期」、2巻「(文春受賞)起爆期」、7巻「(失速気味)山田期」、8「(意欲喪失)低迷期」、1巻「(ベラ台頭)模索期」、という順で各巻200~500ぺージを予定していたが、復刊ドットコムまたはフジオ・プロ側からのキャンセルがかかり、度重なる発売延期、値上げの末、質素なカバーと編集の全8巻に変更なった。その影響か1巻の帯にはプレゼント応募券が付かず(その件を詫びる紙が1巻に挟み込まれた)、2~8巻の応募券を集めると「特製化粧箱」と「キャラクター&名セリフステッカー」がプレゼントとなった。刊行途中で売り上げ不振からか全7巻へ変更となり、6巻と7巻がこれまでの巻数と比べ不自然に分厚くなっている。
本文には単行本用編集が行われた原稿を使用、週刊少年サンデー1973年5・6号『大80ページだよ ウッシウシ』の一部内容はカットされている。紆余曲折あったものの、これまで未収録だった1話分が初めて紙媒体単行本に収録された。
『ひみつのアッコちゃん オリジナル版』全4巻
河出書房新社
1~4巻 8月20日発行
補足・『ひみつのアッコちゃん 完全版』(2009年)のカラーページをモノクロ化した廉価版。
『赤塚不二夫のポストカードブック』
グラフィック社 11月25日発行
補足・著/赤塚不二夫とクレジットされているものの、原作漫画のコマをデザインし直したイラストを使用している。
【関連書籍】
『漫画家たちの戦争 原爆といのち』 著/手塚治虫、中沢啓治、辰巳ヨシヒロ、赤塚不二夫、谷川一彦、貝塚ひろし
金の星社 2月発行
補足・『九平とねえちゃん』を収録。
『天才と死』 著/荒木経惟
イーストプレス イースト新書 6月6日発行
補足・「ペントハウス」1999年2月号掲載の赤塚との対談を「赤塚不二夫 イエィ― 遺影写しました」と改題して再録。
『バカボンのママはなぜ美人なのか 嫉妬の正体』 著/柴門ふみ
ポプラ社 ポプラ新書 9月18日発行
補足・帯に吉勝太書下ろしのママのイラスト。バカなパパとりこうなママの婚姻関係をきっかけに、嫉妬に関して書いた1冊。
『U・マイアって誰?』 著/丸山昭、水野英子
スタジオ・アルタイル (同人誌) 12月8日発行
補足・丸山昭、水野英子による文章、対談で石ノ森章太郎、赤塚不二夫、水野英子によるU・マイアを回想。『紅い火と黒かみ』、『星はかなしく』、『くらやみの天使』の画稿に矢印を引き、それぞれの担当パートを解説するページも。
【メディア】
展覧会・『イヤミのシェー!!展』
青梅赤塚不二夫会館 11月2日~9日開催
展覧会・『赤塚不二夫展』
石川県・金沢学生のまち市民交流館 11月9日~10日開催
補足・複製原画、単行本、特大タペストリーなどを展示。10日には講談社の五十嵐記者と赤塚りえ子のトークショーも開催された。
展覧会・『赤塚不二夫のギャグ革命 レッツラゴン展』
江東区森下文化センター 12月10日~27日開催
2014年(平成26年)没後6年
【フジオ・プロ作品】
鬼の面『ジャンプ鬼』
でん六販促品 1月頃
『竜宮城でタイムトラベルなのだ』原作/赤塚不二夫 まんが/吉勝太とフジオプロ
『OTSUKAまんがヘルシー文庫1 水と健康 水で生きてる体と心の巻』 大塚ホールディングス株式会社・大塚製薬株式会社 2月10日発行
『レレレ千手観音』
『漫画家による仏の世界展』図録 漫画家による仏の世界展実行委員会 3月20日発行
補足・展覧会用に峯松考佳(吉勝太)が書き下ろしたもの。なお、この展覧会は以下のスケジュールで巡廻された。
京都・東寺 3月20日~4月6日開催
東京・増上寺 5月1日~5月13日開催
千葉・梅屋旅館 8月1日~8月24日開催
東京・回向院 11月8日~11月24日開催
長野・西光寺 2015年4月26日〜5月31日開催
宮城・石ノ森章太郎ふるさと記念館 7月18日〜10月12日開催
沖縄・首里観音堂「釈迦堂ホール」 8月1日〜8月23日開催
鳥取・夢みなとタワー 9月2日〜9月13日開催
熊本・湯前まんが美術館(那須良輔記念館) 9月19日〜11月23日開催
兵庫・ギャラリー六軒茶屋 10月8日〜10月14日開催
京都・清水寺・経堂 11月21日〜12月6日開催
宮城・藤崎百貨店 2016年1月28日〜2月2日開催
愛知・岡崎城 7月22日〜9月26日開催
滋賀・総本山三井寺 2019年3月29日~5月19日開催
『少年バカボン』 漫画/吉勝太 原作/赤塚不二夫
デンゲキBAZOOKA!! 12月号~2016年4月号
補足・吉勝太による、バカボンの小学生生活を描いた作品。
『としまえんアイススケート』ポスターイラスト
12月13日~2015年3月1日開催
補足・吉勝太描き下ろしのイヤミを採用。
【関連書籍】
『KAWADE夢ムック 文藝別冊 総特集タモリ』
河出書房新社 1月30日発行
補足・横山孝雄ゴーストライターによるエッセイ『落ちこぼれから天才バカボンへ』(1984年)より抜粋した『奇人タモリと出会う』を収録。
『アンソロジー ビール』
パルコエンタテインメント事業部 7月8日発行
補足・『天才バカボン』の 「お酒のにおいをよこすのだ!」を再録。
『赤塚不二夫というメディア 破壊と諧謔のギャグゲリラ伝説 「本気ふざけ」的解釈BOOK2』 著/名和広
社会評論社 8月2日発行
補足・『天才バカボン』、『レッツラゴン』、『ギャグゲリラ』を中心に、1971年から晩期に至るまでの赤塚とその作品について論及したシリーズ第二弾。
『PHPスペシャル 10月増刊号 PHPアーカイブス vol.7』
補足・「PHP」1978年6月号掲載の『ぼくのコンプレックス』を再録。
『バカボンのパパと読む「老子」 実践編』 著/ドリアン助川 イラスト/赤塚不二夫・フジオプロ
KADOKAWA 角川マガジンズ 11月25日発行
補足・カバー絵、挿絵は吉勝太によるもの。
『思い出食堂 №19 今夜は鍋もの編』
少年画報社 12月1日発行
補足・しいやみつのり『フジオ食堂のカレーライス』、てらしまけいじ『フジオプロの青春ごはん』、河口仁『愛しのフジオプロ食堂』に加え、『赤塚不二夫大食堂』として、漫画を執筆した3名と元秘書の藤井郁子、吉勝太こと峯松考佳のインタビュー記事が掲載された。
『高平哲郎 スラップスティック選集3 スラップスティック・ジャム -変人よ我に返れ-』 著/高平哲郎
ワニブックス 12月17日発行
補足・「gallantmen」1979年4月号掲載の『七人の小人と白雪姫がデキてたってほんとですか?』を再録。高平哲郎によるゴーストライター。
【メディア】
展覧会・『赤塚不二夫のココロ展~2015年は生誕80周年なのだ!~』
東京・青山スパイラル1階 スパイラルガーデン 1月4日~19日開催
補足・ワコールから発売されたスポーツタイツの販売を兼ねた展覧会。
テレビ・『林先生の痛快!生きざま大辞典』
TBS 7月15日放送
補足・予備校講師の林修が赤塚不二夫を解説。
テレビ・『鶴瓶の!型破り偉人伝』
TBSテレビ 12月26日放送
補足・高平哲郎、坂崎幸之助、研ナオコ、担当編集者たちが赤塚不二夫を語った。
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