次のネタ探しでテラスカイの21年2月期決算です。
SalesForceとAWSのクラウドシステム導入・開発を展開しています。
主力のソリューションは20%台の増収増益でしたが、製品は一過性の初期導入売上が減ったことで減収減益でした。
事業セグメント |
2021 |
2020 |
増減率 |
ソリューション 売上高 利益 |
9,579 1,527 |
7,614 1,186 |
+25.8% +28.7% |
製品 売上高 利益 |
1,570 158 |
1,689 269 |
-7.1% -41.2% |
売上高は18.4億円増加した一方で、売上原価は14.5億円、販管費は3.4億円増加しました。
その結果、売上総利益率は31.1→29.6%、営業利益率は7.8→7.0%に悪化しました。
IT系にしては相変わらず利益率は低迷しています。
資産は、現預金が34→61億円に増加しました。
他には、投資用有価証券81→50億円に減少しました。
負債は、長期借入金が2→1億円に圧縮されました。
純資産としては、利益余剰金が14→38億円に増加しました。
営業キャッシュフローマージンが一桁に逆戻りしています。
本業で利益が出ていないのは気掛かりです。
株価は昨秋をピークに半減しています。
22年2月期も減益予想なだけに、しばらくは厳しい状況が続きそうです。
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